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上条「バイトでもしようかな……」

112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 01:06:44.95 ID:3dn63S2i0

麦野がそう言うと滝壺は無言でうなずき、ポケットから透明なケースを取り出す。
絹旗は不思議そうな目で透明なケースを見ている。

絹旗「滝壺さんも超難儀していますよね。『体晶』がないと能力を発動できないなんて」

滝壺「別に。私にとっては、こっちの方が普通だったから」

そう答え、そして麦野の方へ向く。

滝壺「検索対象は『未元物質(ダークマター)』でいい?」

麦野「いいから、とっととやっちゃいなさい」

滝壺は白い粉末をほんの少しだけ舐めた。彼女の目が光る。
まるでそちらの方が正常であるかのように、背筋を伸ばして滝壺理后はたたずんでいる。

滝壺理后は、『能力追跡(AIMストーカー)』のという能力を持つ、大能力者(レベル4)である。
一度記憶したAIM拡散力場の持ち主を補足し、たとえ太陽系の外まで逃れても居場所を探知できる能力である。

滝壺「AIM拡散力場による検索を開始。
   近似・類似するAIM拡散力場のピックアップは中止。
   該当する単一のAIM拡散力場のみを結果報告するものとする。
   検索終了まで五秒」

機械のように放たれる声。
そして、正確な答えはやってきた。


113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 01:09:28.48 ID:3dn63S2i0
滝壺「結果。『未元物質(ダークマター)』は、第七学区にいる」

浜面「第七学区って、結構広いぜ?」

滝壺「大体この位置は喫茶店や、オープンカフェが並ぶところ。
   今も絶えず、移動を繰り返している」

麦野「よし、だいたいわかったわ。」

ソファから立ち上がった麦野は軽く背伸びしてから、

麦野「『アイテム』、『スクール』のクソどもをブチ殺しに行くわよ。
   浜面。先に行って、車ですぐ出られるようにしてて」

わかった、と軽く返事をし、浜面は入口から出て行った。

麦野「じゃ、頼むわよ。絹旗」

絹旗「了解です」

そう言うと、絹旗は上条の背後に回る。
「なんだよ?」と聞く前に上条の首元に手刀を食らわせる。

ガッ!!

上条「なっ――!?」

上条は地べたに倒れこんでしまう。
意識が遠のき、だんだんと視界がぼやけていく。


114 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 01:11:43.78 ID:3dn63S2i0

麦野「悪いけどここでお別れね。あんたはこれ以上『暗部』にかかわらない方が良いわ」

フレンド「ど、どういう事なの麦野?」

フレンダは心底あせっているのが見て分かる。

麦野「言葉の通りだよ。この『善人』をこれ以上、この道に踏み込ませる訳にはいかないよ」

上条「ふ……ざけん……」

麦野「ああ大丈夫よ。バイト代ならここ置いとくから」

麦野は茶色い封筒をガラステーブルの上に置いた。
おそらくこの中に一万円札が二枚入っているのだろう。

麦野「あんたはこれ以上。ここにはかかわらない方が良いわ」

上条はここまで聞いて、意識が消え去ってしまった。

麦野「フレンダ。あんたもここにいても良いんだよ? 
   身体もボロボロだし、武器の残りも少ないんでしょ?」

フレンダ「結局、心配ご無用な訳よ! 腐っても『アイテム』だし」

麦野「せいぜい死なないことね」


115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 01:14:05.69 ID:3dn63S2i0

軽く笑って返答する麦野。
そんな会話をしつつ『アイテム』は、『スクール』のリーダー、
超能力者(レベル5)第二位、垣根帝督の下へ向かう。

『アイテム』と『スクール』の最終決戦の火蓋が切って落とされる。

――――――


116 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 01:14:41.88 ID:ZrQydJV00
むぎのんが優しいだと

117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 01:16:11.51 ID:3dn63S2i0

――――――

第七学区のとあるオープンカフェの席に、二人の少女が座っていた。

頭に花の髪飾りをしている彼女は『初春飾利』という。彼女は『風紀委員(ジャッジメント)』である。その証拠に風紀委員の証である腕章をつけている。

その目の前で机に突っ伏している、肩まである茶色い髪に、同色の瞳。
空色のキャミソールの上から男物のワイシャツに腕を通して羽織っている、
見た目10歳前後の少女は『打ち止め(ラストオーダー)』という。

なぜこの二人が一緒にいるのかと言うと、
「迷子を捜す!」と息巻いている打ち止めに初春が付き合うかたちで一緒に行動していた。
そして歩きまわっているうちに、歩き疲れたから休もうと言ってこの状況にある。
ちなみに現在初春は大型甘味パフェに挑戦中だ。


118 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 01:18:17.65 ID:3dn63S2i0

初春「ところで迷子はどうなったんですか? 
   アホ毛のビビっと反応はもう無くなっちゃったんですか?」

打ち止め「……ミサカはアホ毛じゃないもん、ってミサカはミサカは萎れながら答えてみたり」

しかしそうは言っても10歳前後の少女の頭頂部から一部だけ飛び出した髪の毛が、
秋の風を受けてそよそよと左右に揺れている。どこに出しても恥ずかしくない天下無敵のアホ毛だ。

打ち止め「うーん……さっきまで確かにこの辺りをウロウロしていると感じたんだけど、
     何だかいつの間にかどっか言っちゃったみたい、ってミサカはミサカはあまりの徒労っぷりにげんなりしてみる。」

と、グニャグニャしていた打ち止めがいきなり顔をあげた。
迷子が見つかったのかな? と初春が思ったのだが、どうも違うらしい。
打ち止めは通りすがりの女子高生たちが持っていた、
チェーン系の喫茶店のセットについてくるキーホルダーを凝視している。


119 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 01:18:33.24 ID:ZQfTIOCti
ワッフルワッフル

120 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 01:19:03.73 ID:jiW9j5440
ぺろぺろ

121 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 01:20:23.37 ID:3dn63S2i0

打ち止め「み、ミサカもあれが欲しい、ってミサカはミサカはお財布を持ってないので、
     初春のお姉ちゃんの方にキラキラした瞳を向けてみたり!!」

初春「あーもう、迷子を捜すんじゃなかったんですか?」

打ち止め「むむっ! あっちの喫茶店から迷子の反応をミサカは感じ――ッ!!」

初春「真顔で嘘をついちゃダメですよ。
   大体、私の大型甘味パフェはまだ序章の生クリームゾーンを終えたばかりであって、
   ここで席を立つことなんてありえないんです」

打ち止め「何でそんなのんびりしてるのーっ! ってミサカはミサカはテーブルをバンバン叩いて駄々をこねてみたり!!」

初春「……そういえば、タクシーのお釣りを一杯もらってませんでしたっけ?」

打ち止め「ハッ!! 言われてみれば、ってミサカはミサカはポケットに突っ込んで札を握りしめて手近な喫茶店にダッシュしてみたり!!」

言い終える前に走り出す打ち止め。初春はハンカチを振りながら、

初春「ちゃんと戻ってくるんですよー」

とひとまず忠告だけはしておく。
よし、ここからが本番だ、と意気込んで。
大型甘味パフェのアイスクリームゾーンへ突入した初春だったが、

「失礼、お嬢さん」

不意に横からそんなことを言われた。


122 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 01:22:04.35 ID:ZQfTIOCti
補正の掛かった上条さん見れるのだろうか

123 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 01:32:26.75 ID:7xTh6HfmO
わっふるわっふる

124 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 01:34:44.74 ID:+eUdi2Ps0
上条さん見ていつも思うけど
やっぱヒーローってのは強いだけじゃ駄目なんだな
誰かのピンチに駆けつけてこそヒーロー
流石上条さん

125 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 01:39:17.93 ID:lrpiPY4Z0
おもしろいし早い、つまり超期待。 悪臭は   ・・・発生しねぇ

126 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 01:44:36.21 ID:ZQfTIOCti
寝落ちかな

明日朝までスレが残っていると良いな

127 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 01:50:45.18 ID:KAG3ZOas0
さるくらったらしいよ

128 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 01:51:13.89 ID:ZwFm32AP0
なぜわかる

129 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 01:52:41.47 ID:JvsaWMNY0
162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [saga] :2011/03/27(日) 01:49:41.93 ID:3dn63S2i0
場違いなのは分かっています。どなたか

http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1301145182/112n-

のスレに投稿者はバイバイさるさんになってしまったので

よかったら保守お願いします

って書いてくれませんか?


130 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 01:54:11.43 ID:ZwFm32AP0
>>129
納得した

気長に保守して待つか

131 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 01:55:15.93 ID:KAG3ZOas0
>>130
説明不足だったな、悪い

132 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 01:56:09.25 ID:qA9GCvFa0
さるって00分でリセットだっけ?

133 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 02:01:54.35 ID:BhMpY9oz0
保守だな
禁書まであとちょっとだ

134 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 02:05:39.54 ID:DDK3IjKC0
>>133
wktk

135 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 02:11:04.18 ID:meiSLMDA0
投稿してるあいだも合いの手いれたほうがいいの?

136 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 02:14:24.23 ID:ZrQydJV00



         \中村屋!!/

137 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 02:15:44.35 ID:BhMpY9oz0
>>134
関西だからさ
2時28分まであとちょっと

138 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 02:24:51.64 ID:DDK3IjKC0


139 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 02:27:45.47 ID:iv2M6gVmO
フレンダ生存ルートとか胸熱

140 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 02:34:04.57 ID:lrpiPY4Z0
寝る前の保守

141 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 02:47:21.78 ID:m7f8B8p00
期待に満ちた保守

142 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 02:47:53.70 ID:m7f8B8p00
sageだった死にたい

143 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 03:00:47.20 ID:ZwFm32AP0
寝る前にほ

144 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 03:01:01.75 ID:ZQfTIOCti
ねるほ


145 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 03:12:57.99 ID:pLxotDLB0
規制解除記念保守

146 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 03:13:52.21 ID:S5+FV5EX0
ほしゅっ!

147 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 03:15:21.24 ID:D9da5JrD0
保守

148 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 03:33:19.33 ID:+eUdi2Ps0
Hjk・・。。

149 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 03:40:43.56 ID:DDK3IjKC0


150 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 03:50:59.94 ID:cDul718o0


151 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 04:05:25.41 ID:D9da5JrD0


152 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 04:08:09.12 ID:4HKLb6N10
保守

153 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 04:27:26.13 ID:pLxotDLB0
ほっしゅ

154 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 04:44:23.36 ID:4HKLb6N10
保守

155 : 忍法帖【Lv=13,xxxPT】 :2011/03/27(日) 04:58:34.17 ID:wW5uZKtC0
わかる

156 : 忍法帖【Lv=1,xxxP】 :2011/03/27(日) 05:10:30.48 ID:UBfvnPfq0
保守

157 : 忍法帖【Lv=9,xxxP】 :2011/03/27(日) 05:16:24.47 ID:fTNALRe/0
すぐ落ちるから最近のvipはダメだ

158 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 05:25:15.73 ID:cDul718o0
落とすわけにはいかない

159 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 05:31:49.18 ID:bzebJia+0


160 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 05:37:19.49 ID:1t2KiGY2O
しゅ

161 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 05:48:00.52 ID:aQRlxLoOO


162 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 06:00:37.93 ID:aQRlxLoOO


163 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 06:14:46.27 ID:fTNALRe/0
眠れない

164 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 06:34:20.85 ID:3dn63S2i0
おはようございます

保守してくれたみなさんありがとうございました

投下します

165 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 06:35:52.14 ID:qKxpT/Un0
きたか

166 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 06:36:32.03 ID:bzebJia+0
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!

167 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 06:37:34.40 ID:3dn63S2i0
アイスクリームをすくおうとした小さなスプーンの動きを止めてそちらを見ると、
何だかガラの悪そうな少年が立っていた。右手には、機械で出来た怪しげな装飾をつけている。

初春「はぁ。どちら様ですが」

「垣根帝督。人を捜しているんだけど」

言いながら、垣根と名乗った少年は一枚の写真を取り出す。

垣根「こう言う子がどこへ行ったか、知らないかな。『最終信号(ラストオーダー)』って呼ばれているんだけど」

初春「……」

初春は数秒間、じっと写真の中の少女に注目した。
垣根と写真を何度か交互に見比べ、それから首を横に振った。

初春「いいえ。残念ですけど、見ていないですね」

垣根「そうか」

初春「どうしても見つけられないなら『警備員(アンチスキル)』の
   詰めどころに届け出を出した方が良いと思いますけど」

垣根「そうだね。その前にもう少し自分で捜してみる。ありがとう」


168 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 06:39:49.26 ID:3dn63S2i0

にっこりと垣根は言って、そこから立ち去った。
初春は細いスプーンを大型甘味パフェに突き刺して、
再びアイスクリームゾーンへ突入しようとしかけたが、

垣根「ああそうだ、お嬢さん。言い忘れていたことがあるけど」

初春「はい?」

初春が顔をあげようとする前に次の言葉が出た。

垣根「テメェが『最終信号(ラストオーダー)』と一緒にいたことは分かってんだよ、クソボケ」

殴られた、と気づく前にすでに初春は椅子から転げ落ちてしまった。
ろくに食べていない大型甘味パフェが地面に落ち、あちこちに散らばった。

周囲から通行人の悲鳴が響く。
何が起きたか初春はわからなかった。とにかく起き上がろうとするが、
仰向けに倒れている初春の右肩に、垣根は靴底を思い切り踏みつけた。

垣根「だから俺はこう尋ねたんだぜ。『こう言う子を知りませんか』じゃなくて、
   『こういう子がどこへ行ったかわかりませんか?』ってな」

垣根は足に体重をかける。少女の右肩を砕くために。


169 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 06:41:56.08 ID:3dn63S2i0

ダゴギッ!!

という鈍い音と共に、骨と骨をこすりあうわせるような激痛が走り抜けた。関節が外れてしまったのだ。
初春は、あまりの痛みにのたうち回りたくなるが、垣根の鉄柱のように動かない足がそうはさせてくれない。

初春の絶叫が響いたが、垣根の表情は少しも変わらなかった。

垣根「テメェが俺の動きに気付いて『最終信号(ラストオーダー)』を
   『逃した』ってわけじゃねえことは予想できる。
   俺は外道のクソ野郎だが、それでも極力一般人を巻き込むつもりはねえんだよ。
   だから協力してくれりゃ、暴力を振るおうと思わねえ」

周囲にはたくさんの人々が往来している。
しかし、彼らは一斉にその場から距離を取っただけで、
初春のもとへ駆けつけようとする人は一人もいなかった。


170 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 06:44:04.71 ID:3dn63S2i0

無理もない。
初春は、風紀委員の腕章をつけている。
実際に風紀委員は校内の揉め事に対処する組織である。

しかし、その風紀委員の中にもエリートや落ちこぼれがいるのだが、
何も事情を知らない一般の人々から見たら、
『腕章をつけている人は治安維持の人間だ』
ぐらいにしか思えない。
その治安維持を行う人が、いとも簡単にねじ伏せられているのを見て、
それを助けようとなどと考えることはないだろう。

孤立無援の中、垣根の靴底が関節の外れた肩にさらに押し込まれる。

垣根「……ただな、俺は自分の敵には決して容赦はしねえ。
   何も知らずに『最終信号(ラストオーダー)』に付き合わされてたのならともかく、
   テメェの意思で『最終信号(ラストオーダー)』を庇うってのなら話は別だ」

垣根の足にさらに力が加わっていく。

垣根「頼むぜーお嬢さん。この俺に殺させるんじゃねえよ」


171 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 06:46:49.90 ID:3dn63S2i0

グギギガギゴギガリ!!

鈍い音と強烈な痛みが連続する。堪えようと思ったがすでに初春の瞳から涙があふれていた。
負の感情がグチャグチャに混ざり合い、巨大な重圧となって初春の人格を内側から圧迫する。

垣根「『最終信号(ラストオーダー)』はどこだ? 
   それだけを教えれば、テメェを解放してやる」

提示された、たった一つの逃げ道。
どこを見回してもゴールが見えない出口に、たった一つ設けられたゴール。
『痛みから解放される』というゴール。

初春の唇がゆっくりと動く。
涙を流しながら、その口が動く。
自分の無様さに歯噛みしながら、初春は最後の言葉を告げる。

初春「――すよ……」

垣根「……なに……?」


172 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 06:53:12.34 ID:3dn63S2i0

初春「聞こえなかったんですか? 
『あの子は、あなたが絶対に見つからない場所にいる』って言ったんですよ。
嘘をついた覚えは……ありません」

できるだけ垣根を馬鹿にしたように舌まで出して彼女は言った。

垣根帝督はしばらく無言だった。

垣根「……いいだろう」

溜め息をして初春の方から足をどけた。
しかし、その足は地面には戻らず今度は初春の頭を狙ってピッタリと止まった。

垣根「俺は一般人には手を出さねえが、自分の敵には容赦しねえって言ったはずだぜ。
   それを理解したうえで、協力を拒むってんなら、それはもう仕方ねえよな」

垣根は振りあげた足に力を込める。
まるで、空き缶を潰す要領で足を動かす。

垣根「だからここでお別れだ」

ブオ!!

という風圧に初春は涙をためた目をつぶった。
今の彼女にはそれくらいしかできなかった。


173 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 06:55:15.78 ID:3dn63S2i0

「待ってください!!」

垣根の足がピタリと止まる。声がした方へ垣根は首だけ向ける。

そこにはセミロングの黒髪に白梅の花を模した髪飾りをつけた少女がいた。
下にいる風紀委員と一緒の制服なので、友達かなんかかと垣根は思う。

「う、初春を放してください!!」

その少女は声を震わせながらも、悪者である垣根に叫びかける。

初春「だ、ダメです佐天さん!! 逃げてください!!」

初春は残り少ない体力を使って声を出す。
なぜこんなところにいたのか知らないが、
とりあえずこの親友に、この男の毒牙が向かないように。


174 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 06:55:46.84 ID:fTNALRe/0
C

175 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 06:57:16.66 ID:3dn63S2i0

佐天「で、でも初春……」

初春「いいから早く!!」

戸惑う佐天を早く逃がそうと一生懸命声を荒げる初春。
そんな二人を見て垣根は、

垣根「はあ。泣けてくるねー。親友のために危険を冒してまで助けに来る……」

垣根は足を地面につけ、佐天の方向に身体を向ける。
そして鋭い眼光が、佐天を睨みつける。

垣根「ならテメェも俺の敵ってことだ。なら容赦はしねえよ。

初春「に、逃げてっ!!」

佐天「ひっ!!」

垣根の周りにまがまがしい何かを感じる。
周りの人たちは思っただろう。彼女たちは死んだな、と。


176 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 06:59:16.82 ID:3dn63S2i0

垣根が何かをおこなおうとした瞬間、彼の体が店内に吹っ飛んだ。

「なあに一般人とじゃれてんのよ第二位。私と遊んでちょうだいよ♪」

垣根はゆっくり立ち上がり、その声主の方へ視線を向ける。
そしてダルそうな声で、

垣根「またお前か第四位、麦野沈利さんよお。
見逃してやったのにわざわざ死にに来てんじゃねえよ」

麦野「ほざけ第二位が。今すぐその不似合いな順位から引きずりおろしてやるわよ」

第二位と第四位。
『未元物質(ダークマター)』と『原子崩し(メルトダウナー)』
超能力者(レベル5)という二人の化け物が再び相見える。

――――――


177 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 07:01:24.31 ID:3dn63S2i0

――――――

携帯電話の着信音が鳴り響く。

ここは第七学区のとあるコンビニである。
現代的な杖をついている白い超能力者(レベル5)『一方通行(アクセラレータ)』は、
仕事を終えてすることもないので、適当なコンビニに入って、
左手に持つ籠の中に大量のコーヒーを放り込んでいる最中である。

籠を地面に置いた後、ポケットの中にある携帯電話を取り出して、
ディスプレイに表示されている『登録3』という文字を見る。
実際に電話に出ると、彼が思っていた人物とは別の人物の声がした。

『お疲れ様です、一方通行。ひとまず『ブロック』による
統括理事長暗殺未遂事件は終結しました。これも全てあなたがた『グループ』おかげですよ』

この電話の声に対して一方通行は不機嫌そうな声で、

一方通行「オマエか」

と答える。


178 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 07:03:35.70 ID:3dn63S2i0

先ほどの電話の声から出た、『ブロック』と『グループ』というのは、
『アイテム』や『スクール』らと同等の機密で扱われる暗部組織である。

『有能な部下を持って私も幸せです……』

一方通行「よっぽど殺して欲しいようだなァ」

『いえいえ。私も今回は本当に感謝しているんですよ。
ところで現在『アイテム』と『スクール』が交戦しているのはご存知ですか?』


179 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 07:05:36.64 ID:3dn63S2i0

一方通行は溜め息をつく。呆れながら一方通行は、

一方通行「仕事の感謝の言葉を並べた途端次の仕事の話か?」

『仕事ではありませんが……この情報を聞いてどうするかはあなた次第ですけど……』

一方通行「情報だァ?」

『感謝の気持ちみたいなものですよ。通常の規定報酬のほかに、個人的な謝礼として有用な情報ををお持ちいたしました』

一方通行「……言ってみろ」

『はい。検体番号(シリアルナンバー)20001号『最終信号(ラストオーダー)』の命の危機に関する情報です

――――――


180 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 07:08:14.22 ID:3dn63S2i0

――――――

麦野は一度、粒子工学研究所で垣根と戦っている。
今でも彼の能力を理解することはできない。
しかし、どうせ殺してしまえば一緒だろうと麦野は深くは考えてはいなかった。

麦野「おい、クソガキ共!! 邪魔だからとっととどきなさい!!」

麦野は、明らかに邪魔くさい初春たちを睨みながら怒鳴る。

佐天が初春を連れて行くために、彼女の所へ近づく。

佐天「大丈夫? 初春」

初春「だ、大丈夫です……あいたた!!」

右肩を押さえながら初春は立ち上がろうとする。
それを心配そうに見る佐天の後ろに垣根が立っていた。


181 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 07:10:16.24 ID:3dn63S2i0

初春「さ、佐天さん後ろ!!」

佐天「へっ!?」

初春の声はむなしく、垣根はすでに攻撃の準備を終えていた。

垣根「とりあえず死んどけよ」

麦野「チッ!!」

麦野は電子線を初春たちのいる付近の地面に発射する。
着弾した地面が爆発を起こし、初春たちが10メートルほど転がってゆく。


182 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 07:12:30.98 ID:3dn63S2i0

垣根「へー。ずいぶんと甘くなったもんだな第四位」

麦野「なんのことやら」

その言葉と同時に複数の電子線を垣根に向かって飛ばす。

麦野の能力は『原子崩し(メルトダウナー)』。正式名称粒機波形高速砲。
波も粒子も使わずに電子を操る麦野が発射する電子線は、
どんな障害物も無視し、そのまま貫く強力な能力だ。

しかし、垣根は避けようともしない。
直撃したように見えたが、当たる直前に電子線が消え去っていた。


183 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 07:14:18.35 ID:oH3OUdsBO
さるよけ

184 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 07:14:32.08 ID:3dn63S2i0

麦野(ここまであのときと一緒ね……さてどうしたもんか)

第四位の脳をフル回転させる麦野。考えをまとめる暇もなく、

垣根「どうした、もうお終いか? 次はこっちから行くぞ」

そう言って垣根は左腕を振りかざす。その動作と同時に衝撃波が発生して麦野を襲う。

麦野は舌打ちをし、目の前に電子線で出来た障壁を張る。
その障壁は敵の衝撃波を払いのける。

垣根「ほうやるな。だがこれならどうだ?」

再度左腕を横に振る垣根。先ほどと変わりない衝撃波が発生する。

麦野(あァ? なに考えてやが――)


185 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 07:16:37.16 ID:3dn63S2i0

考え終わる前に麦野の体が真後ろに吹っ飛んだ。

麦野「がッ!?」

なぜ? と麦野は思う。目の前には先ほどから障壁が張られていた。
別に障壁をよけて、側面から来たわけではない。
そもそもその場合は体の側面に衝撃が来るはずだ。
それ以前に障壁は直径2,3メートルくらいの巨大なものである。

しかしその衝撃波は正面から堂々と障壁を超えて飛んできた。

麦野「テメェ、いったい何をしやがった?」

垣根「簡単なことだ」

垣根はそう答えた後、突然背中に白い翼が生えた。


186 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 07:17:01.57 ID:/dC88PWDO
支援

187 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 07:18:49.06 ID:3dn63S2i0

垣根「俺の『未元物質(ダークマター)』に常識は通用しねえ。ただそれだけだ」

そう不気味な笑みを浮かべながら宙に浮く垣根。
その姿はまるで天使のようだった。

麦野「チッ!! 似合わねんだよクソメルヘン野郎が」

垣根「心配するな。自覚はある」

早くも超能力者(レベル5)同士の戦いに、差が見え始めてきた。
第二位と第四位という、膨大な差が。

――――――


188 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 07:20:51.76 ID:ZQfTIOCti
猿よけ

燃え展開

189 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 07:20:51.98 ID:3dn63S2i0

――――――

麦野以外の『アイテム』のメンバーは、付近に停めてあるボックスカーに乗っていた。
麦野に『私一人で決着つけてくるからあんたら待機ね』
と言われたので四人は待機していた。

待機と言うのは、垣根以外の『スクール』のメンバーが現れたときに、
麦野の邪魔をさせないために対応するという事である。

浜面「ところで麦野は大丈夫なのだろうか……?」

おそらく麦野たちの戦いを眺めてる野次馬の群れを、
フロントガラス越しに見て浜面はそう言った。


190 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 07:21:15.78 ID:oH3OUdsBO
支援

191 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 07:23:22.34 ID:ZQfTIOCti
このスピードは猿さんになるぞ

もう少しスピード音した方が良いかも

192 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 07:26:15.53 ID:bzebJia+0
C

193 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 07:26:30.17 ID:ZQfTIOCti
支援

194 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 07:26:33.47 ID:9LvZ45XiO


195 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 07:37:02.24 ID:ZQfTIOCti
支援

196 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 07:44:40.83 ID:ZQfTIOCti
しえん

197 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 07:52:41.68 ID:qKxpT/Un0
時間軸がごちゃ混ぜすぎてわからん

198 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 08:00:06.43 ID:0i48GIFc0
支援

199 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 08:07:42.85 ID:pLxotDLB0
さるったか

200 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 08:23:30.23 ID:3dn63S2i0
すいませんさるってしまいました
今度こそさるってしまわないように投下ペースを遅くしたいと思います

>>197すいません。構成がへたくそでorz

201 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 08:24:30.49 ID:ZQfTIOCti
>>197
15巻のパラレルっぽいから、15巻読んどかないとわかりにくいのかも。



202 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 08:25:48.80 ID:/Hs5SmwKO
てす

203 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 08:26:38.86 ID:4aZxrpz+0
只々期待

204 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 08:27:37.50 ID:ZQfTIOCti
期待


205 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 08:28:04.90 ID:3dn63S2i0

絹旗「今はそんなこと超気にするときではありません。私たちは麦野の邪魔をするヤツが来ないように見張るときです」

そうはいいながらも絹旗も麦野が気になるのか、ちらちら野次馬の方へ目を向けていた。

フレンダ「結局、麦野なら大丈夫って訳よ……たぶん」

浜面「でも相手は第二位だろ。俺はどんなやつか見たことないけど、やっぱ強いんだろ?」

皆がだまる。正直第二位『垣根帝督』は強い。おそらく麦野以上だろう。
それをわかっていて麦野を止められなかった。

しばらく沈黙が続いた。やはり沈黙は心地いいものではなかった。
そこで、沈黙を破るようにジャージを着た少女は声を出す。


206 : 【東電 70.2 %】 :2011/03/27(日) 08:28:08.58 ID:zTRaUzCZ0
原作丸写しかよ

207 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 08:33:37.19 ID:3dn63S2i0

滝壺「大丈夫。もしむぎのがやられそうになったって、私たちで助けよう。もちろんむぎのに恨まれるかもしれない。だけど……」

滝壺の瞳は、『体晶』を使っていないのにもかかわらず輝いているように見えた。

滝壺「私たちは『アイテム』。一人でも欠けたらダメ。もちろん浜面もだよ。
   だから麦野が死ぬくらいなら恨まれた方がマシだよ」

浜面はおどろいた。滝壺がこんなに饒舌になっていることと、
下部組織である浜面にも欠けてはならない言ったこと。


208 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 08:41:14.75 ID:eRfe3Zhm0

支援しえーん

209 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 08:41:18.81 ID:3dn63S2i0

絹旗「そうですね。浜面は超どうでもいいですけど」

フレンダ「結局、そういうことになるって訳よ。浜面はどうでもいいけど」

浜面「お前らそんなに俺が嫌いか!? 
   俺はあの超能力者(化け物)どもの戦場に特攻かけてくればいいのか!? 
   そうなのか!?」

顔を紅潮させ、そう叫ぶ浜面。
そんな浜面を見てあきれた様子で、

絹旗「冗談ですよ浜面」

フレンダ「まったく。浜面は冗談も通じないアホって訳よ」

浜面「…………」

滝壺「大丈夫。私はそんな冗談の通じないはまづらを応援する」


210 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 08:41:48.89 ID:eRfe3Zhm0
支援しえーん

211 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 08:42:39.42 ID:ZQfTIOCti
上条さんマダー?

212 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 08:47:59.56 ID:3dn63S2i0

浜面「……とにかくやることは決まったんだよな?」

今でもハートブレイクしそうな浜面だが、声を出す力は残っているようだ。
皆は目を合わせる。皆の考えていることは一緒だろう。

麦野(リーダー)を助ける。たとえ恨まれたとしても。

そして野次馬がいる方向を見ると、たまたま目に入ったものがあった。
血だらけの麦野がしゃがみ込んでいる。
それを見て彼女たちの決心が固まる。

――――――


213 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 08:49:34.65 ID:eRfe3Zhm0
支援しえーん

214 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 08:49:44.31 ID:ZQfTIOCti
しえんしえーん


215 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 08:55:07.46 ID:3dn63S2i0
――――――

麦野の消えそうな意識の中、自分は今どんな格好だろうと考えていた。
攻撃を受ける度に血が噴き出し、視界を真っ赤にする。
自分の周りには大量の血だまりができていた。

麦野「クソッ……たれが……」

垣根「まだ意識あんのかよ。タフだな第四位」

余裕な笑みを見せながら宙に浮く垣根。
右手に着けているピンセットをカチャカチャして遊んでいる。


216 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 08:57:19.24 ID:eRfe3Zhm0
シエーン

217 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 09:00:49.15 ID:3dn63S2i0

垣根「いい加減『最終信号(ラストオーダー)』を捜して、あの第一位(クソ野郎)をおびき出さねえといけねんだ。とっとと出血多量で死にやがれよゴミが」

麦野「生憎だけど……そんなに簡単に死ぬわけにはいかねえんだよ」

麦野は震える足で立ち上がる。おそらく麦野はもう限界であろう。
しかし、ここで倒れるのは彼女のプライドが許さない。


218 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 09:03:56.57 ID:kaBXfzwJ0
小萌先生に着床させたい

219 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 09:07:32.81 ID:3dn63S2i0
垣根「しかたがねえ。時間の無駄だが自分でとどめを刺すか……」

垣根は左手を構える。
あれが振られることがあれば、あの衝撃波が飛んでくるだろう。
あれを防ごうと電子線の障壁を張る体力も無い。

垣根「さて、とっと楽に―――」

左手を振ろうとする垣根の体に衝撃が走る。
なぜなら、垣根の側頭部には喫茶店で使われているようなテーブルが激突していた。


220 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 09:13:50.50 ID:3dn63S2i0

垣根「痛ってえなあオイ」

垣根はそのテーブルが飛んできた方向を睨みつける。

12歳くらいの少女が、
絹旗最愛が大量のテーブルや椅子を持って立っていた。

絹旗「麦野は超やらせません!!」

そういうと次々と持っているものを垣根に向かって投げ飛ばす。


221 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 09:14:41.38 ID:eRfe3Zhm0
紫炎

222 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 09:14:57.38 ID:eRfe3Zhm0
紫炎シエン

223 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 09:15:04.32 ID:eRfe3Zhm0
紫炎狼煙

224 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 09:20:14.23 ID:3dn63S2i0

絹旗最愛は怪力ではない。
『窒素装甲(オフェンスアーマー)』という窒素を自由に操る能力者なのだ。
その力は極めて強大で、圧縮した窒素の塊を制御することで、
自動車を持ちあげ、弾丸を受け止めることすらできる。
しかし、その効果範囲は狭く、手のひらから数センチの位置が限界。
だから、見た目では『手で持ち上げているように』見えてしまうのだ。

しかし垣根にそんなものは通用しない。
垣根が左腕を振りかざす。
それだけで垣根に向かってくるテーブルや椅子を蹴散らしてゆく。
そして、そのままその射線上にいた絹旗を吹き飛ばす。


225 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 09:26:09.11 ID:3dn63S2i0

麦野は最初なにが起こっているのかわからなかった。
しかし、数秒たった後すぐさまに理解した。

麦野「何やってんのあのバカは―――」

そう言おうとした途端、視界の中に見覚えのあるボックスカーが停まった。

浜面「大丈夫か、麦野!?」

ボックスカーの運転席の窓から顔を出す浜面。

麦野「浜面……あんたたち何してんの!? ジャマするなって命令したはずよ」 

滝壺「ダメだよむぎの」

ボックスカーから滝壺が下りてくる。
滝壺の顔がいつもと違う気がした。


226 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 09:27:11.50 ID:eRfe3Zhm0
紫炎

227 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 09:27:17.27 ID:eRfe3Zhm0
紫煙

228 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 09:30:03.18 ID:/dC88PWDO
ヒイィィィィロオォォォォ!!!!!!!!!早く来いよおぉぉぉ!!!!!!!!


229 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 09:33:04.65 ID:3dn63S2i0

滝壺「私たちは、みんなで『アイテム』。どんな仕事もみんなでやる。だからそんな命令は聞けないよ」

フレンダ「結局、麦野は無理し過ぎなのよ。少しくらい私たちに頼ってもいいって訳よ」

次に、軽快にボックスカーから降りてきたフレンダがそう言った。
いつもの軽い口調だが彼女の顔は真剣そのものだった。

浜面「生き残ろうぜ麦野。こんなとこで死ぬお前じゃねえだろうしな」

最後にボックスカーから降り、レディース用のピストルを手に持つ浜面がそう言う。

麦野「……」

なにをバカなこと言ってんだこいつらは? と麦野は思う。
しかし彼女は不思議と怒りなどの負の感情はわかなかった。
そして麦野から険しい表情から、いつもの麦野の表情に変わる。


230 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 09:38:28.17 ID:ZQfTIOCti
こんなルートならどんなに救われたか・・・

しえん

231 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 09:38:36.86 ID:3dn63S2i0

麦野「浜面く〜ん。いつからそんなことを言えるくらい偉くなったのかにゃーん?」

浜面「うっ! 今はそんなこと言ってる場合じゃねえだろ」

麦野「さあて。今度こそ行くわよ。絹旗が心配だわ」

麦野は立ち上がり、圧倒的な超能力者(レベル5)のもとへ足を進める。
『アイテム』という仲間と共に。


232 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 09:44:46.07 ID:3dn63S2i0

垣根はうっとおしそうに周りを見る。
目の前には吹き飛ばしたはずの少女が立っている。
視界を90度左に傾けると、
さっきボロボロにしたはずの麦野の周りに『アイテム』のメンバーが集まっていた。

垣根「お前らホントめんどくせえなあ! 勝てねえと分かって何で立ち向かってくるかなあ?」

麦野「あァ!? はなっから勝てねえと思って戦うバカがどこにいるんだよ」

垣根「はあ? まさか俺に勝てると思ってんのか? まったく、脳みそ湧いてんじゃねえのか?」


233 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 09:45:19.37 ID:eRfe3Zhm0
紫煙

234 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 09:45:26.68 ID:eRfe3Zhm0
紫煙

235 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 09:50:54.77 ID:3dn63S2i0

垣根の目の前にいた少女は、麦野たちと合流する。

浜面「大丈夫か絹旗?」

絹旗「超大丈夫です。この程度でやられる私じゃありませんし」


フレンダ「さて、これで『アイテム』が全員そろった訳よ」

全員、各々の武器を構える。
麦野は粒機波形高速砲の発射準備をした右手。
絹旗は握りしめた窒素をまとった拳。
フレンダは2,3個のぬいぐるみ型爆弾。
浜面は拳銃。
そして、滝壺はポケットから透明なケースを出す。


236 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 09:56:26.73 ID:pLxotDLB0
支援

237 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 09:57:17.22 ID:3dn63S2i0

麦野「滝壺。あんたそろそろ『限界』なんじゃないの?」

滝壺「大丈夫。仲間のためなら」

浜面「おいどういうことだよ『限界』って?」

滝壺「大丈夫、大丈夫だから」

そういうと滝壺は透明なケースの中にある『体晶』を少し舐めた。
その瞬間、滝壺の目に輝きが生まれた。


238 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 09:58:24.81 ID:pLxotDLB0
上条さん空気

239 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 10:03:02.80 ID:3dn63S2i0

垣根「おいおい。そんなものを使ってまでなにになるってんだよ」

垣根は滝壺の行動を、頭がイカれた人を見るように見る。
まるで滝壺がどうなっていくのかがわかっているように。

滝壺「あなたには関係ない」

垣根を睨みつける滝壺。
そして、それを見た麦野が声を出す。

麦野「さあて。垣根帝督。とりあえずあんたは……」

勝てるかわからない。そんな相手に麦野は、
勝ちを確信したような笑顔を見せつけ、

「ブ・チ・コ・ロ・シ・か・く・て・い・ね!!」

その言葉と同時に『アイテム』は動きだす。
それぞれの役割を果たすために。


240 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 10:03:15.12 ID:9LvZ45XiO


241 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 10:09:08.09 ID:3dn63S2i0

麦野は粒機波形高速砲を垣根に飛ばす。やはり垣根には届かない。
なんらかのチカラを使い、電子線を無効にしているのだろう。

電子線を防いだ次の瞬間、垣根は懐に気配を感じる。
そこには、いつの間にか距離を詰めていた絹旗がこちらに飛んで来ていた。
絹旗は、垣根の腹にジャンプした勢いを使いアッパーをした。
垣根の腹に拳が突き刺さる。

垣根「なるほど。窒素か……」

そう呟いたのが絹旗に聞こえた。そして絹旗は気づく。

なぜか手ごたえがない。


242 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 10:11:47.79 ID:43l0lAat0
紫煙

243 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 10:15:27.57 ID:3dn63S2i0

そう気づいたら瞬間、絹旗は吹き飛ばされた。
『窒素装甲(オフェンスアーマー)』による窒素の鎧を無視し、
絹旗の体に直接ダメージを与える。

絹旗「がッ!!?」

そのまま吹き飛ばされた絹旗をなんとか体を張って浜面が受けとめた。
その勢いに負けたのか浜面はそのまま尻もちをつく。

浜面「い、生きてるか?」

絹旗「な、なんとか……」

絹旗の口から血がダラリと流れていた。それだけ強力な攻撃を受けたことがわかる。
それを見た浜面は歯を食いしばりながら拳銃を構える。

浜面「クソッたれが!!」

拳銃を2発発射する。
もともと総弾数が少ない拳銃なので、過度に連射するわけにはいかないとみたのだ。


244 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 10:18:31.00 ID:ZQfTIOCti
拳銃でもレベル5は倒せるんだよな・・・しえん

245 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 10:21:43.53 ID:pYV1/d9PO
>>244
原作読んだことないんだけど拳銃で2回も麦のんに勝つとかどうやったらできんの?

246 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 10:22:05.22 ID:3dn63S2i0

垣根「お呼びじゃねんだよ。下っ端が!!」

垣根に向かう2つの銃弾が、一瞬ですべて薙ぎ払われる。
そして浜面に向かって衝撃波を飛ばそうとする。

だが突然足元でおこった爆発に気を取られ、それができなかった。

フレンダ「文字通り、足元が御留守って訳よ」

手元には、爆弾を爆発させるためのスイッチのようなものを持っている。
おそらくさっき持っていたぬいぐるみが爆発したのだろう。
しかし垣根にはそのようなものは効くはずもない。

垣根「お前、あれだけボロボロにしたのに懲りてねえな」

フレンダ「実の事を言うと、今でもすっごい逃げ出したいんだよね」

麦野「ならとっとと逃げだしなさいよ!!」

粒機波形高速砲を連射する麦野がそう言った。
だが、その粒機波形高速砲は全部垣根に届かない。


247 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 10:25:08.55 ID:0zZ3iE9J0
支援

248 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 10:27:09.18 ID:3maeB+lp0
上条さんが絡むだけでこんなにも救いのある展開になるんだな

249 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 10:27:31.57 ID:MLs4sJqU0
実際アイテム雑魚

250 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 10:28:38.78 ID:3dn63S2i0

フレンダ「何を御冗談を。逃げるつもりなら最初っからここには立ってない訳よ」

懐から2つの手榴弾を取り出すフレンダ。
それを垣根に投げつける。やはり垣根にはそのような普通の兵器は通用しない。

そんな戦いを繰り広げている中、つっ立ってジーと垣根を見つめている少女が、
ブツブツ呟いた後に大声を上げる。

滝壺「『未元物質(ダークマター)』の『自分だけの現実(パーソナルリアリティ)』のパターン分析完了。AIM拡散力場の干渉可能。……麦野!!」

麦野「了解、滝壺。テメェら時間稼ぎは終了だ!!」

そういうと今まで垣根に近づいていたメンバーは、全員、離れていく。

垣根(ああ? どういうことだ。あれだけムカつくくらいちょっかいかけてきて、今さら撤退だ?)


251 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 10:29:51.78 ID:0zZ3iE9J0
上条さんテラ空気支援

252 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 10:35:57.27 ID:3dn63S2i0

すると、垣根は何かプレッシャーのようなものを感じた。
そして、そのプレッシャーの発信元を特定した。

滝壺理后だ。

なにをしようとしているのかわからないが、
滝壺はこちらを見たままつっ立っていることを確認した。

垣根(何つっ立ってんだあいつ―――)

そう考えた途端、垣根は何か大事なものを奪われた気がした。
その瞬間、垣根の能力が『暴走』し、左腕が吹っ飛んだ。


253 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 10:36:33.01 ID:ZQfTIOCti
>>245
15巻読もうぜ
上条さん出てこないけど、個人的に2番好きな話

15巻読むと、SSが面白くなると思う

254 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 10:37:38.40 ID:ESxl25JVI
また冷蔵庫か

255 : 忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/03/27(日) 10:39:11.58 ID:Fghj1ZWp0
どうせラッキースケベだろ

256 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 10:42:18.83 ID:3dn63S2i0

垣根「があァアアアアアアアアアアアアアア!!」

今まで空に浮いていた垣根だが、暴走によりそれが維持ができなくなり地に落ちた。
それと同時に滝壺も、体中から嫌な汗を流しながら道端に倒れた。

浜面「滝壺ッ!?」

浜面はそう叫び、すぐさまに滝壺のもとへ向かった。
滝壺に触れるととても熱く、身体が異常なことがわかった。

滝壺「ごめん……むぎの。能力の『暴走』が……限界だった」

麦野「十分よ滝壺。後はゆっくり休みなさい」

そう言われると、うん、と言って滝壺はダラッと座り込む。


257 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 10:45:29.63 ID:ESxl25JVI
最近あったていとくンが主人公の物語思い出して
ひそかにていとくンが買ってほしいという自分がいる

258 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 10:46:05.24 ID:0zZ3iE9J0
支援

259 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 10:48:09.21 ID:G/aw7m3AO
上条当麻まだァ?

260 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 10:48:57.64 ID:3dn63S2i0

『能力追跡(AIMストーカー)』は、対象のAIM拡散力場を記録し、
その対象をどこまでも追い続け、検索、補足する能力だが、
これを応用することによって、相手のAIM拡散力場に干渉し、
『自分だけの現実(パーソナルリアリティ)』を乱すことで、
能力を暴走させたり、能力を乗っ取ることもできる。

浜面「どういうことなんだよ。これ!」

焦りを見せる浜面。それに対して絹旗がその状況について説明する。


261 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 10:49:47.10 ID:3maeB+lp0
暴走までなら那由他でもできるんじゃ・・・?

>>249
覚醒したら最強の能力者×2
レベル5級の攻撃と張り合える絹旗
最強補正のレベル0
脚線美
こんな恵まれた部隊が他にいるのか

262 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 10:55:03.52 ID:5LtfiJ7P0
>>261
ただのレベル0に負けちゃう最強の能力者(笑)

263 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 10:55:51.89 ID:3dn63S2i0

絹旗「これは滝壺さんが使っている『体晶』の副作用ですよ」

浜面「そもそも『体晶』ってなんだよ!? 能力を使うためのものじゃないのかよ!?」

絹旗「元々『体晶』っていうのは、厳密には意図的に拒絶反応を起こして、
   能力を暴走させるものなんです。たいていの場合はデメリットしかないはずなんですけど、
   ごく稀に『暴走状態の方がいい結果を出せる』っていう人がいるんですけど……それが滝壺さんなんです」

浜面「それがヤバそうなものってのは分かるけど、それが何であんなになってんだよ!?」

絹旗「それも『体晶』の影響です。『体晶』はそれだけ身体に負担が大きいんですよ」

浜面「そ、そんな。そんなことしてまで滝壺は……」

浜面は唖然する。あのいつもボーとしているような少女が、
そんなヤバいものを使って能力を使っていたという事実に。


264 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 10:55:52.22 ID:eRfe3Zhm0
最強が多すぎて矛盾してるワロス

265 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 10:56:18.53 ID:pYV1/d9PO
>>253

thx
友達に借りて15巻読んでみるわ。

あと今アニメでやってる所って何巻ぐらいの所なの?
12巻ぐらい?

266 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 10:58:43.42 ID:0zZ3iE9J0
>>265
13巻とSS

267 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 10:59:40.81 ID:G/aw7m3AO
とーまァとーまァとーまァ


268 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 10:59:50.90 ID:3dn63S2i0

フレンダ「今はガッカリして時じゃないって。とっととこの戦い終わらせて、医療班のところに直行って訳よ」

浜面「……わかってる。あの垣根のクソ野郎をぶったおして、滝壺を病院に連れていく」

麦野「とは言っても、滝壺のおかげで垣根の能力は『暴走』してくれてるし。これはもう勝ったようなもんね」

そう言いながら麦野は無様な垣根を見つめていた。

垣根は左腕があった場所を押さえ、痛みにこらえているように見えた。
垣根が血眼になりながらもこちらを睨みつける。
おそらく滝壺を睨みつけているのだろう。


269 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 11:00:18.51 ID:PYrFDnFgO
馴れ合いが始まりました

270 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 11:02:58.23 ID:pYV1/d9PO
>>266サンクス

13巻か、てかこんだけやってるのにまだ半分しかいってないのかよorz

271 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 11:05:52.18 ID:3dn63S2i0

垣根「クソがァあああ……『暴走』なんてふざけんじゃねえよ!!」

垣根は『未元物質(ダークマター)』の制御に躍起になっている。
しかし、制御しようとすればするほど能力が自分を攻撃しているような気分になる。

麦野「どうやらここまでのようね」

麦野が垣根に近づき見下ろしながら言う。

麦野「もうあんたはまともに能力を使うことはできない。それは能力者にとってかなり致命的なんじゃなーい?」

挑発的に喋る麦野に垣根の怒りのボルテージが最高潮になっている。
しかし、能力で目の前の女を殺そうとするがやはり身体にダメージが来るだけだった。


272 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 11:06:34.23 ID:F5Vic2UEi
シエンタ

273 : 忍法帖【Lv=1,xxxP】 :2011/03/27(日) 11:08:39.04 ID:ztusDAhKO
支援

274 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 11:12:39.55 ID:3dn63S2i0

垣根「がァあああああ!!!!」

麦野「もうそんなみすぼらしい姿をこれ以上晒させないように今すぐブチ殺してあげるわ」

そういうと麦野は手をかざし、垣根へ粒機波形高速砲を発射する準備をする。
ここでとどめを刺すためにだ。

垣根はその光景を見て何を思ったのだろうか?

ザコの集まりに追い詰められてムカつく?
格下の第四位に殺される自分がムカつく?
能力を使うことができないのがムカつく?
違う、複雑なことではない。いたって単純なことである。


275 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 11:18:23.36 ID:3dn63S2i0
垣根(殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す
   殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス
   コロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロス)

276 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 11:23:11.48 ID:Ypjrhr+A0
ロコス行くの!?

277 : 忍法帖【Lv=9,xxxP】 :2011/03/27(日) 11:25:53.50 ID:kaBXfzwJ0
チムニー

278 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 11:26:36.75 ID:3dn63S2i0

麦野の粒機波形高速砲が発射された。
ここにいる誰もが垣根の死は確定したと確信した。

しかし、そんな常識は次の瞬間、跡形もなく消え去ることを誰もが予想したか。

垣根「がァァアアアアァアあアアアアァァアアアあアアァアアあア!!!!!!!!!」


279 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 11:27:12.39 ID:/dC88PWDO
ヒーローも悪党も何やってんの?

280 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 11:29:30.12 ID:0zZ3iE9J0
もが?

281 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 11:31:43.36 ID:GzXMRi/S0
  /  / , ! i       ! 、 . `ヽ、 ∨ ヽ !     <     \  ∨  ハ`、
. ノ, , / .i   .|         ハ i、ヽ`、 ヽ、 ヽ、  、      `ヽ、     ヽ、 ヽ   ト、゙、
ノ'/  i   |        ,' ! .ト、  、  .ヽ、 \ ヽ.      `ゝ、_`ー-、.__ヽ、_゙,、  i ヾ、
/イ .i  l   !        !  ! ! ヽ 、 ヽ.   `ヽ、゙ヾ、 、      `¬.――'´ ̄ヾ、 !
 ! /! .l   !    i !,、 ! ! ヽヾ、`、   ヽ`ヽ、ヽ、\   、  `、ヽ   i     i` .!
. !/ .!  !   !    l .! \!!_  ヽヾ、ヾ、   ヽ、 i`ヽト、ー丶、_i、  ゙iヾ、  i i  ,' ゙、 .!
. !' .!  ! i  ヽ i  .i i ̄ ̄`ヽ、 ヾ、ヽ、、ヽ  ヽ .i _゙、-ヽ  !`、ーi `ヽ i l ,' .ハ .!  >>275
. ′ .!  ! !   ヽ .i、 .!.!::::::::::::::::::::`ヽー、_,_゙_、゙_、  iゝ!´:::::::::::ヽ. !:::ヽ ! . i゙`i、.,  ! ヾ、  い〜ざぁ〜やぁ〜君よぉ〜
   !  ! .ト.  .i ト .i゙、ゞ::::::::::::::::::::::::::::,ゝ'"、 ̄ヾヽ、!`::::::::::::::::::ヽ.!::::::! ! ハ l ,  !    `  それは俺の台詞って言ってんだろうがぁあああああ!!
    ! i ハ!ヽ  ! | ヽ!ヽゝ――――‐'   |  ゝ‐`――――‐!!一'゙! ! / i .i,' ,'∧
    `!ノ!' .゙、 !.! リ ヾ、           |    ′      リ   !!/  ! !,'∧
    ノ' !  、ヽ、ヽ '   ヽ、        |              '   'リ//!ハ ∨
      !i、 ヾヽヽ、    `                          /リ,.!!∧ヘ
      !ハ 、ヽ、ヽヽ                          /,'"´/ ハ!ヾ、
     ,' ∧ヽ !`゙!`ヽ、          ヽ "            / /"i./ !  ヽ
          ∧i、! ヽ `ヽ                     /〆/! !'
         ゙! `、i ∧    、_____                /  i/ ! |
           `!、 ヘ    `ゝー‐ ―` ̄`二ー‐_‐ァ'´ .イ ,i i'  ヾ、
       、ー――ノハ.| ヽ   ` ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     .イ ! ./ !.!
       |`、   '´ !|  \       ̄ ̄ ̄`    / . !./、 !'
       | `ヽ、   l|   ヽ              /   !.' ゙`ヽ、
      /    ヽ、  |     ヽ.            /     |!   ,.ゝ'`ヽ
 _    ノ      `ヽ、      ー―― ―一'´        !,.ゝ'´   .|
‐i::::: ̄`i\        `ー―,、            ,.ゝ'¨´       |
/:::::::::::::::::::::ヽ          / \         /´、          ヽ、

282 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 11:32:53.90 ID:3dn63S2i0
>>280ミスです。ありがとうございました

×誰もが ○誰が


垣根が咆哮する。それだけではない。
背中に生えている数メートルほどの彼に不似合いな翼が、
何十メートルと言う巨大な翼に変貌する。

麦野が発射した粒機波形高速砲ごと、周囲20メートル内にあるすべてのものを吹き飛ばした。

――――――


283 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 11:38:16.85 ID:0zZ3iE9J0
しえn

284 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 11:38:53.84 ID:3dn63S2i0
すいません。これからある用事があるのでいったんここで切ります。

23〜24時くらいまでスレが残っていたら続き書きます。

ではではノシ

285 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 11:43:19.95 ID:MLs4sJqU0
遠いぞ…

286 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 11:43:37.49 ID:3LBoOKP8O
シネカス

287 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 11:51:13.47 ID:0zZ3iE9J0


288 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 11:54:56.20 ID:0pnPZXs6O
おぉ?コピペブログ
>>284は絶対コピペしろよカス

289 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 11:58:04.06 ID:wQ/HAvOi0
>>284
12時間待ちとか風邪引くとかいうLvじゃねぇぞ!!

290 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 12:02:29.17 ID:4HKLb6N10
保守

291 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 12:04:39.99 ID:MHb1fRJI0
この時俺たちが12時間も待たされる事になろうとは誰が予想しただろうか

292 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 12:14:02.41 ID:0zZ3iE9J0


293 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 12:14:58.57 ID:eRfe3Zhm0
この時俺たちが12時間も待たされる事になろうとは誰もが予想しただろうか

294 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 12:19:36.65 ID:JLtrVsSZ0
ほし

295 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 12:31:19.37 ID:4HKLb6N10
保守

296 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 12:32:32.38 ID:24ayiQfD0
ほし


297 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 12:42:03.60 ID:BHHIHv2y0
垣根君の黒い翼か

298 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 12:42:43.24 ID:4HKLb6N10
保守

299 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 12:52:03.98 ID:4HKLb6N10
保守

300 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 13:00:21.58 ID:4HKLb6N10
保守

301 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 13:04:43.95 ID:W4ocm4adO
おいついた ほしゅ

302 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 13:08:37.78 ID:4HKLb6N10
保守

303 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 13:16:53.68 ID:4HKLb6N10
保守

304 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 13:23:41.40 ID:MLs4sJqU0
保守

305 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 13:25:29.87 ID:4HKLb6N10
保守

306 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 13:25:55.30 ID:0i48GIFc0
今のvipってどんくらいで落ちるん?

307 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 13:33:56.88 ID:4HKLb6N10
保守

308 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 13:42:11.94 ID:4HKLb6N10
保守

309 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 13:51:27.74 ID:4HKLb6N10
保守

310 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 13:52:35.28 ID:jKj0m8/M0
保守

311 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 13:58:07.41 ID:pCdSjjTV0
15分ぐらいで落ちなかったか?

312 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 14:00:47.10 ID:4HKLb6N10
保守

313 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 14:10:23.58 ID:4HKLb6N10
保守

314 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 14:11:03.34 ID:0Mh8m5Vs0
スレ保持数減りすぎ

315 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 14:11:16.82 ID:GzXMRi/S0
自動保守か
バレたら焼かれんぞ

316 : 忍法帖【Lv=9,xxxP】 :2011/03/27(日) 14:13:07.60 ID:Hg1C+VzG0


317 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 14:20:56.38 ID:4HKLb6N10
保守

318 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 14:24:15.09 ID:7QAxUM2O0


319 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 14:31:26.92 ID:4HKLb6N10
保守

320 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 14:39:49.08 ID:4HKLb6N10
保守

321 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 14:42:32.58 ID:0Mh8m5Vs0
自動保守が成功したスレをあまり見ない

だからID:4HKLb6N10は保守するために乗っ取りでなんか書くべき

322 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 14:51:24.15 ID:4HKLb6N10
保守

323 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 15:00:56.58 ID:4HKLb6N10
保守

324 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 15:05:51.23 ID:meiSLMDA0
アイテムで一番好きだったフレンダ
唯一アイテムでお亡くなりになったフレンダ
カマチーはフレンダ救済でなんか書くべき

325 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 15:14:33.05 ID:4HKLb6N10
保守

326 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 15:17:25.23 ID:w4OBTYV+0
まだ真打の2人が登場してないじゃん
これからの展開に期待じゃん

327 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 15:25:06.34 ID:4HKLb6N10
保守

328 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 15:27:00.70 ID:pthgf1ojO
やめるタイミングが週刊漫画のラストみたいだな。続きが気になるとこで。

329 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 15:35:31.52 ID:4HKLb6N10
保守

330 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 15:37:41.65 ID:lrpiPY4Z0
保守

331 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 15:44:35.54 ID:fTNALRe/0
新しいvipだと保守間隔ってどれぐらいよ?

332 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 15:53:13.31 ID:4HKLb6N10
保守

333 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 16:02:37.12 ID:4HKLb6N10
保守

334 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 16:10:58.67 ID:4HKLb6N10
保守

335 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 16:11:24.82 ID:S5+FV5EX0
ぷん太のところに張られたときは俺らのこの12時間保守は0秒なんだよね(´・ω・`)

336 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 16:11:51.58 ID:AmQiIN9pO
腹パン腹パン

337 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 16:17:59.87 ID:pYEsCXqPO
保守

338 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 16:20:20.23 ID:4HKLb6N10
保守

339 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 16:27:40.07 ID:4HKLb6N10
保守

340 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 16:34:59.37 ID:4HKLb6N10
保守

341 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 16:42:19.66 ID:4HKLb6N10
保守

342 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 16:42:52.04 ID:GxBbEhDGO
保守

343 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 16:50:11.98 ID:m7f8B8p00
保守

344 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 16:57:59.34 ID:4HKLb6N10
保守

345 : 忍法帖【Lv=9,xxxP】 :2011/03/27(日) 17:02:59.41 ID:Hg1C+VzG0
ほし

346 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 17:12:31.05 ID:4HKLb6N10
保守

347 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 17:19:49.22 ID:4HKLb6N10
保守

348 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 17:27:09.49 ID:4HKLb6N10
保守

349 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 17:34:25.32 ID:4HKLb6N10
保守

350 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 17:36:31.60 ID:Rlh4tYq80


351 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 17:43:49.09 ID:4HKLb6N10
保守

352 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 17:50:50.42 ID:m7f8B8p00
保守

353 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 17:57:20.25 ID:4HKLb6N10
保守

354 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 18:04:36.85 ID:4HKLb6N10
保守

355 : 忍法帖【Lv=9,xxxP】 :2011/03/27(日) 18:07:45.09 ID:Hg1C+VzG0


356 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 18:15:00.09 ID:4HKLb6N10
保守

357 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 18:15:18.51 ID:IE4J+Xkm0
ho

358 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 18:22:18.68 ID:4HKLb6N10
保守

359 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 18:28:35.15 ID:4HKLb6N10
保守

360 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 18:28:48.59 ID:T1tnlrXJ0
保守間隔って30分ぐらいで大丈夫だろ

361 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 18:34:53.22 ID:4HKLb6N10
保守

362 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 18:39:21.44 ID:qsYeygQZ0
保守荒しだろ

363 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 18:41:08.57 ID:4HKLb6N10
保守

364 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 18:47:28.35 ID:4HKLb6N10
保守

365 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 18:54:49.23 ID:4HKLb6N10
保守

366 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 19:00:42.95 ID:kzireFuz0
自動保守だろ

367 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 19:01:05.71 ID:4HKLb6N10
保守

368 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 19:07:19.95 ID:4HKLb6N10
保守

369 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 19:13:36.11 ID:4HKLb6N10
保守

370 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 19:18:49.73 ID:4HKLb6N10
保守

371 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 19:24:06.25 ID:4HKLb6N10
保守

372 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 19:29:19.30 ID:4HKLb6N10
保守

373 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 19:35:35.75 ID:4HKLb6N10
保守

374 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 19:40:51.58 ID:4HKLb6N10
保守

375 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 19:43:34.20 ID:0bQj0nCiO
てす



376 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 19:45:13.54 ID:vka3ghQnO


377 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 19:50:14.32 ID:4HKLb6N10
保守

378 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 19:54:24.58 ID:4HKLb6N10
保守

379 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 20:00:45.13 ID:4HKLb6N10
保守

380 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 20:03:37.49 ID:rbxvP1l+0
保守

381 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 20:08:04.00 ID:4HKLb6N10
保守

382 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 20:12:15.41 ID:4HKLb6N10
保守

383 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 20:16:31.93 ID:4HKLb6N10
保守

384 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 20:20:43.22 ID:4HKLb6N10
保守

385 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 20:24:54.54 ID:4HKLb6N10
保守

386 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 20:29:03.71 ID:4HKLb6N10
保守

387 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 20:33:12.89 ID:4HKLb6N10
保守

388 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 20:36:22.06 ID:3dn63S2i0
急いで用事を終わらせて、やっと投下できる環境が整いました。

皆様には大変ご時間を使わせ、迷惑をかけたと思います。

迷惑をかけさせてまでのSSかは分かりませんが、どうか最後までお楽しみください。

投下始めます。

389 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 20:38:51.14 ID:Tv/6Dsew0
きたか!!

390 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 20:42:23.01 ID:3dn63S2i0
――――――

浜面が目を開けた。
はっきり言ってなにが起こったかは、彼の脳では情報が処理しきれなかったが、
この光景を見てすべて理解した。

浜面「あ……んな化け物……に勝て……る……わけがねえ……」

そこは地獄絵図だった。
周りにいた野次馬たちは垣根の攻撃に巻き込まれたのか、
辺りに人がバタバタと倒れていた。
はっきり言って、人間か肉塊か解らなかった。
周りのアスファルトは割れ、えぐれ、吹き飛ばされて、
道路がただの荒野となっていた。

ふと周りを見てみると、倒れている同僚たちが見えた。


391 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 20:44:14.55 ID:meiSLMDA0
パンツは脱いだほうがいいですか?

392 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 20:48:10.02 ID:3dn63S2i0

絹旗の下には滝壺がいた。
絹旗が守っていたおかげでこれと言って目立ったケガはなかったが、
『体晶』の影響で、深刻なダメージを受けた身体だったうえで、
さっきの衝撃を受けてしまったようで、動かず気絶していた。

そして、一番垣根の近くにいた麦野は、
身体中が服ごと引き裂かれ、ダラダラと血が流れ、
もはや服か身体か分からない状態になってた。
それだけならまだいい。
それだけならまだいい、というのはおかしいのだろうが。


393 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 20:54:06.16 ID:4HKLb6N10
保守

394 : 【東電 91.7 %】 :2011/03/27(日) 20:54:17.43 ID:IBy/M+bV0
おう、完走しろよ

395 : 忍法帖【Lv=1,xxxP】 :2011/03/27(日) 20:56:32.49 ID:axNJ/zS20
捕手

396 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 20:57:02.97 ID:3dn63S2i0

麦野の左腕が見当たらなかった。

垣根の攻撃により跡形もなく消え去ったのか、
今もどこかに落ちているのか。
いろいろ予想はできるがとにかく麦野の左腕がなかった。

それと、気がかりなことが一つあった。

なぜ自分は意識があるのかである。
あれだけの爆発に巻き込まれ、
能力者の彼女たちは大けがを負っているのに、
無能力者(レベル0)の自分にはとくに重症と言うほどのケガはしてなかった。
せいぜいかすり傷程度である。
運が良かったのか? と浜面は考えた。


397 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 20:59:28.44 ID:oH3OUdsBO
上条さんヒーローなんだからむぎのん助けろよ!よ!

398 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 21:01:25.73 ID:4HKLb6N10
保守

399 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 21:02:14.49 ID:xqh/MKA80
むぎのん(^-^)

400 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 21:05:58.20 ID:3dn63S2i0

とりあえず、何か行動しないとと思い、浜面は立ち上がった。
しかしその瞬間とてつもないプレッシャーに浜面は身体を震わさせる。

周りの砂煙が晴れてきた。
黒い人影が見えた。
完全に砂煙が晴れたとき、
そこには垣根かどうかわからない超能力者(化け物)が立っていたのが見えた。

背中には数十メートルもの大きさの神秘的な白い翼が、3対に空に広げられていた。
漫画やゲームなんかでみたことがある。
そう、まるで、

浜面「……天……使?」


401 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 21:10:56.11 ID:4HKLb6N10
保守

402 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 21:11:19.06 ID:3dn63S2i0

垣根がこちらに気付いたようで、浜面がいる方向に目を向ける。

ビクッ!!っと身体が震える。
さっきまでの戦いが怖くなかった、と言えばウソとなるが、
今まさしく、本当の恐怖が自分を襲っている。

垣根「ああ、テメェ生きてたのか……」

よくよく垣根の姿を見てみると、
さっきまで消え去っていた左腕はいつのまにかもとに戻っていた。
おそらく能力かなんかで腕を新しく生やしたのだろう。

浜面「テメェ。いったい何をしやがったんだ」

震える身体を押さえながら、垣根に問いかける。


403 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 21:16:09.42 ID:4HKLb6N10
保守

404 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 21:16:57.53 ID:3dn63S2i0

垣根「あ? ああ。これは俺も予想外だ」

浜面「は? ふざけんな!! テメェは滝壺に能力が暴走させられて、能力がまともに使えなかったんじゃなかったのかよ!?」

垣根「ああそうだな」

軽かった。あまりにもあっさりとした返答だった。

垣根「その滝壺とかいうやつに代わりに礼を言っといてくれよ。
   『お前のおかげで俺は、第一位になった』ってな。こりゃ一方通行なんて余裕だな。
   オイオイこれってもしかして俺、『絶対能力者(レベル6)』になっちまったんじゃねえのか?」


405 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 21:20:01.72 ID:w4OBTYV+0
支援

406 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 21:22:00.38 ID:S5+FV5EX0
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!

407 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 21:22:53.19 ID:3dn63S2i0

聞いたことのない単語を聞いた。
『絶対能力者(レベル6)』。

学園都市は、

無能力者(レベル0)、低能力者(レベル1)、異能力者(レベル2)、
強能力者(レベル3)、大能力者(レベル4)、そして超能力者(レベル5)。

これらの6段階で査定されるはずだ。

そんな常識浜面でも知っている。
能力者の頂上である超能力者(レベル5)。
その上に立つ『絶対能力者(レベル6)』。
そんなものが本当にあるのだろうか?


408 : 忍法帖【Lv=11,xxxPT】 :2011/03/27(日) 21:25:01.41 ID:UaHoyjth0
来たか

409 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 21:27:09.91 ID:+UaCp/kI0
待ってたぜ

410 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 21:28:09.20 ID:3dn63S2i0

浜面「……ふざけんなよ。常識的に考えて『絶対能力者(レベル6)』なんてもんあるかよ!!」

垣根「おいおい。言わなかったけなあ……いや、そのときお前はいなかったか?」

垣根はやれやれ、と額に手を当てる動作をして、
不気味な笑顔を浮かべながら口を開けた。

垣根「俺の『未元物質(ダークマター)』に常識は通用しねえんだよ!!」

浜面は全身の力が抜けたのか、尻もちをつき腕をダラッと下げた。
これは安心して気が抜けたのではない。
もう全てがどうでもよくなったのだ。

「ふ……ざけんじゃ……ないわ……よ……」

どこからか声が聞こえた。


411 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 21:31:49.36 ID:MLs4sJqU0
保守成功したか

412 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 21:32:55.38 ID:4HKLb6N10
保守

413 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 21:34:33.36 ID:3dn63S2i0

その声の持ち主は左腕を失った麦野である。
血だらけの身体を震わせながら、
麦野は垣根を睨みつける。

垣根「よお第四位。いい夢見れたか?」

麦野「テメェなんかが……『絶対能力者(レベル6)』なん……かが、なれるわけ……ねえだろうが」

垣根「まあそうだろうな。こう簡単に『絶対能力者(レベル6)』になれれば苦労はねえよな。まあひとつだけわかったことがある」

垣根は麦野に近づきながらそう喋る。
そして麦野の目の前に立ち、目を大きく見開いた。

垣根「超能力者(テメェら)はもうクズってことがな!!」


414 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 21:40:15.33 ID:4HKLb6N10
保守

415 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 21:41:44.00 ID:3dn63S2i0

垣根は麦野の頭を軽く蹴り飛ばす。
それだけで麦野の身体は5メートルほど浮いた。

麦野「が……は……」

頭を無視して脳みそに直接衝撃を与えられている、そんなようなダメージだった。
意識が飛びそうだった。しかしかろうじて意識はある。

麦「……クソ……が……」

浜面「麦野ッ!!」

垣根「すっげえなおい。軽く蹴飛ばしてこれかよ」

垣根は浜面を無視して歩いていく。
もはや浜面などなんとも思っていないのだろう。


416 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 21:42:31.79 ID:q5m0FScO0
やっぱりていとくん無双か

417 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 21:42:35.00 ID:S5+FV5EX0
hosu

418 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 21:47:38.76 ID:4HKLb6N10
保守

419 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 21:48:10.91 ID:Ypjrhr+A0
迸る超ベジータ臭

420 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 21:49:33.39 ID:3dn63S2i0

ピピピピピピピ

いきなり何かの音が鳴った。
その瞬間垣根の足元が爆発した。

垣根は足元が爆破したにもかかわらず、
どうでもよさそうに足元を見ている。

「結局、逃がしは……しないって訳よ」

その足元にあったものを操作していたのは、
頭から血が流れているフレンダだった。

浜面「フレンダ!! よかった生きてたのか」

「私も超無事ですよ」

浜面「絹旗、お前もか」

二人はボロボロの体にムチを打って立ったのだろう。
しかし、この状況で立つことは間違いだろうと、浜面は思っていた。


421 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 21:51:32.00 ID:L+6Lyasu0
ほう

422 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 21:54:27.96 ID:pYEsCXqPO
上条さんマダー

423 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 21:55:19.52 ID:3dn63S2i0

垣根「あーなんつうか。テメェらそんなに殺して欲しいの?」

垣根の表情は変わらない。
あいかわらずどうでもよさそうだ。

絹旗「死ぬつもりもありませんし、お前を逃がすつもりも超ありません」

フレンダ「なんつうか、ここで逃がしたら麦野に真っ二つにされそうで怖いのよね」

垣根「はあ。せっかく生かしてやろうと思ったのによお。なんだ? この善意を踏みにじられた気分は」

垣根は身体をこちらに向ける。
そして、敵意というより殺意をこちらに向ける。


424 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 21:59:20.05 ID:4HKLb6N10
保守

425 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 22:01:14.52 ID:3dn63S2i0

垣根「そんなに死にてえなら、勝手に死んじまえよ」

絹旗とフレンダは身構える。
垣根のほぼ一撃必殺と思われる攻撃をよけるためだ。
だが化け物はつっ立ったままである。

あくまでつっ立ったままである。

次の瞬間、フレンダたちは体中が切り裂かれた。
距離、装備、能力。
すべてを無視して彼女たちの皮膚を引き裂く。
そしてすべてが倒れ伏す。

反応できなかった。というよりいつ攻撃されたかも、
そもそも攻撃されたかどうかも分からなかった。
それはそのシーンを見ていた浜面もである。


426 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 22:05:37.96 ID:4HKLb6N10
保守

427 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 22:07:50.01 ID:S5+FV5EX0
これ上条さんかてんの?

428 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 22:08:07.56 ID:3dn63S2i0

浜面(み、みんな殺される……)

浜面は目の前の光景を見てそう思った。
そう思うしかなかった。
それくらい垣根帝督という化け物は、圧倒的だった。

フレンダ(な……んで?)

不思議と痛みは感じない。
ただただもう自分は死ぬのだろうかと感じるだけだった。

フレンダ(死にたくない……)

指一本動かせない状態で、フレンダは思った。
もはやどうしようもないというのことは分かっている。
これは運命といっても過言ではないだろう。

足音が近づいてくる。おそらく垣根帝督だろう。

その足音が地獄へのカウントダウンに聞こえる。


429 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 22:13:23.39 ID:4HKLb6N10
保守

430 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 22:16:42.88 ID:3dn63S2i0

自分の十数年の人生を振り返った。
『暗部』なんかに入って、ろくな人生ではなかった気がする。
学園都市の闇の住人になってから、こうなることは分かっていたはずだ。

フレンダはふと見上げる。
純白の巨大な翼を広げる垣根が目の前に立っていた。
周りの人から見れば、『天使』などと口から発するだろうが、
フレンダからはどうみても『悪魔』にしか見えなかった。
それを見てフレンダはただただ思うだけだった。

垣根は足を上げる。次にその足の着地地点はフレンダの脳天だ。


431 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 22:20:36.69 ID:+UaCp/kI0
あげ

432 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 22:23:54.88 ID:F5Vic2UEi
紫煙

433 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 22:25:35.94 ID:MHb1fRJI0
支援

434 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 22:26:48.84 ID:3dn63S2i0

フレンダはなぜかあの少年が脳裏に浮かんだ。

自分が過ちを犯そうとしたところに、さっそうと現れて自分を救ってくれた少年が。
今ごろ、絹旗の手刀を食らって隠れ家で寝ているだろう少年が。
自分にとって『ヒーロー』に見えた少年が。

フレンダ(……最後に……もう一度上条に会っておきたかったな)

今下ろされよう足を見て、フレンダは目をつむる。
涙があふれる。
今度こそ死んだと思った。

フレンダ(……死にたくない―――!!!)


435 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 22:27:50.81 ID:S5+FV5EX0
く、くるか・・・!

436 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 22:31:07.80 ID:eA+IGdPtO
一方さんだろ

437 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 22:32:04.51 ID:3dn63S2i0

しかし足は振りおろされなかった。
目を開けると垣根はいない。
その代わりに別の人物が立っていた。
本当に会えるとは思わなかった。
もし神様がいるのなら、感謝してもしきれないと思った。

彼女の目の前に『上条当麻(ヒーロー)』が立っていた。

――――――


438 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 22:33:47.60 ID:0i48GIFc0
さすが上条さんだぜ

439 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 22:35:31.57 ID:SpYrITDb0
さすがだsぜ

440 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 22:36:20.74 ID:Ypjrhr+A0
キャートウマサーン

441 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 22:36:52.95 ID:10aMctnk0
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!てす

442 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 22:37:13.10 ID:S5+FV5EX0
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!

443 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 22:37:42.80 ID:3dn63S2i0

――――――

浜面はその一部始終を見ていた。
フレンダが踏みつけられそうになるところから、『垣根帝督(化け物)』が上条にブッ飛ばされるところまで。

浜面「あ、ありえねえ……」

浜面は驚愕した。

麦野「ほんとバカよね……わざわざバイト代をテーブルの上に置いといてあげたのに」

麦野はあきれる。

絹旗「ふう。私としたことが超浅かったってことですね」

絹旗は自分のミスを笑う。

フレンダ「あ……ああ……」

『ヒーロー』の参上に安堵したフレンダは
涙を流しながらその名を呼ぶ。


444 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 22:37:54.77 ID:JzYoyX3li
これが上条クオリティ

445 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 22:39:27.66 ID:m7f8B8p00
やだカッコイイ

446 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 22:42:00.66 ID:Tv/6Dsew0
カミヤン!

447 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 22:44:55.17 ID:3dn63S2i0

「かみ……じょう……」

上条「はは、よかった。無事だったかフレンダ」

隠れ家からここまで走ってきたのか、
上条は息が荒く、顔に汗が目に見えるほど流れていた。

上条「あとはゆっくり休んでな。後は俺が片をつける」

フレンダ「わ……わかった……」

フレンダは安心したのか、ゆっくりと瞳を閉じていった。


448 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 22:46:14.07 ID:U6iYA9T20
ぶっとばせー

449 : 忍法帖【Lv=11,xxxPT】 :2011/03/27(日) 22:48:42.52 ID:UaHoyjth0
神=ジョー見参!!

450 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 22:49:35.11 ID:qsYeygQZ0
やだ、かっこいい

451 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 22:51:43.28 ID:MI7WcNk70
このままだと浜面のポジションがやばい

452 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 22:51:57.85 ID:3dn63S2i0

麦野「かーみーじょー。残業代はでないわよ」

上条「いやいやいらねえよ。そもそも何にもしてねえのにバイト代もらうのは気がひけたしな」

麦野「……バカねよえ、まったく」

垣根「おいおいおいおいおい。俺の事を忘れてんじゃねえよ」

上条から笑顔が消える。そして、明確な敵を睨みつける。

上条「また会ったなホスト野郎」

垣根「俺としてはホストみてえな軽い男じゃねえんだけどな」

そんなどうでもいいことを軽く返す垣根だが、
それに反して目はまさしく狩人の目だった。


453 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 22:52:20.60 ID:pYV1/d9PO
>>449でヒーロー見参!を思い出した。


454 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 22:53:14.56 ID:d0Pc2AWsP
バカねよう?

455 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 22:53:54.81 ID:d0Pc2AWsP
バカねよえ だった

456 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 22:55:46.49 ID:jWGodMeZ0
>>454-455いちいち突っ込むなよ

457 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 22:56:28.22 ID:YaKuSCuaP
追いついた私怨

458 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 22:57:11.68 ID:3dn63S2i0
>>455ミス ありがとうございました
×麦野「……バカねよえ、まったく」 ○麦野「……バカよねえ、まったく」


垣根「あのときは、俺の『不幸(アンラッキー)』が、
   テメェに『幸運(ラッキー)』を起こしてしまって、
   退いてしまったが……今回はそんな『幸運(ラッキー)』はおこらねえぜ」

上条「分かってねえな」

上条は呟くように言う。
そして上条は地面を思い切り蹴り、垣根との距離を詰める。

上条「俺に『幸運(ラッキー)』なんて起こらねえんだよ!!」


459 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 23:02:42.88 ID:4HKLb6N10
保守

460 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 23:06:34.23 ID:3dn63S2i0

上条が右腕を後ろに引く。殴りにかかる姿勢だ。
垣根はそんな姿を見て、

垣根「学園都市最強になった俺にそんなちっぽけな拳が届くわけが―――」

すべて言い終える前に、上条の拳が垣根の顔面に突き刺さった。

バギン!!

という音とともに真後ろに垣根は吹っ飛んだ。

垣根は驚いた顔をした。
バカな!ありえるか?なぜ!?
そんな言葉が脳裏によぎった。

垣根(どうなってやがる。ちゃんと目の前の空気を『侵入する物体を粉々にする』、
   という性質にするために『未元物質(ダークマター)』でいじったはずだ!? なぜ!?)


461 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 23:07:58.08 ID:G/aw7m3AO
神上さんかっこよすぎて股間にテントはったわ

462 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 23:08:59.76 ID:DkGqKvAkO
今気づいたけど
sagawwwww



463 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 23:11:22.45 ID:uuCO1REE0
普段どこで書いてるかバレバレだなww

464 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 23:12:07.12 ID:4HKLb6N10
保守

465 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 23:12:47.50 ID:3dn63S2i0

『未元物質(ダークマター)』。
この世に存在しない素粒子を生み出し、操作する能力。
生み出した物質はこの世の物理法則に従わず、独自の物理法則に従って動き出す。
攻撃面でも防御面でも圧倒的な力を誇る能力である。

しかしそんな能力も上条の右手には通用しない。

上条「立てよ!!」

垣根の思考は上条の怒号で阻害された。


466 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 23:14:20.54 ID:q5m0FScO0
上条さんなら酸素薄くしちゃえば勝てそうだよね

467 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 23:15:41.62 ID:0cNIeGKe0
そのころ、一方さんはと言えば・・・

468 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 23:17:57.82 ID:xqh/MKA80
垣根さん一番相性わるいな

469 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 23:18:51.28 ID:3dn63S2i0

上条「テメェにはムカついてんだ!! 人の仲間をこんなにまでしやがって。
   さらに無関係の人まで巻き込みやがって、もしかしたら死んでたかもしれねえんだぞ!!」

垣根「チッ、俺だって関係ねえ奴らに危害を加えるつもりはねえよ。
   だけどよ、俺は、俺のジャマをするヤツはぶっ殺す、と決めてんだよ」

垣根は口から出る血を拭った後、悪魔のような笑みで、

垣根「でもテメェら『アイテム』は俺のジャマをしてきた。だから攻撃した……それだけだ」

上条「ふざけんじゃねえ!! たしかに麦野たちがお前のジャマをしたのは分かる。
   だけど『一般人(周りの人たち)』を傷つけるのは筋違いだろ!!」

垣根「大丈夫だ。ちゃんとジャマをしてたさ、ちゃんとな。
   『一般人(あいつら)』がそこに立っているだけで俺のジャマになんだよ!!」


470 : 忍法帖【Lv=7,xxxP】 :2011/03/27(日) 23:21:00.13 ID:K54KlQZP0
ていとくんはこんな奴じゃない

471 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 23:21:48.40 ID:vV6Jaq130
題材は面白そうなのに色々残念

472 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 23:21:56.67 ID:Ypjrhr+A0
半年ぐらい眼欄をsegaにしてたけど誰にも突っ込んでもらえなかった
セガサターンしろ!

473 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 23:22:41.57 ID:vka3ghQnO
あいよーりあーかーくーもやせいのちのほのうをー

474 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 23:23:36.70 ID:spyKGQcX0
>>472
半コテとしてウザがられてただけだよ

475 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 23:27:21.45 ID:Ypjrhr+A0
>>474
恥ずかしさで壁殴っちまった

476 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 23:27:53.09 ID:3dn63S2i0

無茶苦茶だ、と上条は思った。
今までいろいろなヤツと戦ってきたが、
こんな歪んだ思考のヤツはいたか?

垣根「無茶苦茶だ、って顔してるな。そりゃそうだ。
   俺にテメェらの常識は通用しねえんだからよ!!」

上条「いいぜ。」

上条は思う。こいつをこのまま野放しにはできない。
このままほっといていけば、一般人(みんな)の平穏は一瞬で踏みにじられるだろう。

上条「テメェの常識が、本当にそんなクソッたれなもんでいいと本気で思ってんなら……」

上条は拳を握る。あの歪んだクソ野郎をぶん殴るために。


477 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 23:29:15.13 ID:s8sMuPMrO
しえしえ

478 : 忍法帖【Lv=3,xxxP】 :2011/03/27(日) 23:30:14.61 ID:/IuDLjx70
そげぶさん

479 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 23:33:07.80 ID:4HKLb6N10
保守

480 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 23:34:11.57 ID:3dn63S2i0

上条「まずは、そのふざけた幻想をぶち殺す!!」

垣根『やってみろやァあああああ!!! ザコがァあああああああああ!!!』

上条が拳を振りかざす。
垣根はとっさに後ろに回避した。
それと同時に複数の衝撃波を上条に向けて飛ばす。

上条は横に飛びその攻撃を回避した。
なぜ打ち消さなかったのか? 
それは防ぎきれなかったからである。

上条の『幻想殺し(イマジンブレイカ―)』の効果は右手のみである。
右手一つでさばききれないほど数の攻撃はどうも相性が悪い。
だからそういう攻撃は避けた方が得策なのである。


481 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 23:38:24.63 ID:4HKLb6N10
保守

482 : 忍法帖【Lv=3,xxxP】 :2011/03/27(日) 23:39:01.97 ID:/IuDLjx70
支援

483 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 23:41:52.64 ID:3dn63S2i0

垣根はその光景を見て、
『幻想殺し(イマジンブレイカ―)』の弱点に気付いたのか、
先ほどとは比べ物にならないほどの数の衝撃波を、
上条に向かって放った。

上条(や、やべえ!! 避けきれねえ―――)

ドドドドドゴォオオン!!

すさまじい爆音と共に上条がいた場所付近の地面が吹き飛んでいた。
それだけの爆発だったので、たくさんの砂煙が舞っていた。


484 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 23:45:02.41 ID:3maeB+lp0
常識が通用しないとは、実はなんの自慢にもならないのではないだろうか

485 : 忍法帖【Lv=3,xxxP】 :2011/03/27(日) 23:46:41.64 ID:/IuDLjx70
ただの非常識な人って事か。

486 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 23:48:18.03 ID:oubzB33W0
>>484
一通さん乙

487 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 23:48:26.08 ID:3dn63S2i0

垣根は邪悪な笑みを浮かべ、
「勝った」と心の中で呟いた。

もう垣根の邪魔をするやつはいない。
後はそこのゴミどもを片付けて、一方通行をぶち殺すだけだ。

垣根「ヒャッハハハッはっはっはっはっ!!」

我慢できず思わず声をあげて笑ってしまった。
こんな喜びは久しぶりだ、と垣根は思った。
しかしその喜びは一瞬で打ち壊された。


488 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 23:51:41.25 ID:D9da5JrD0
支援

489 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 23:52:01.68 ID:4HKLb6N10
保守

490 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 23:52:44.55 ID:3dn63S2i0

上条「……なにがおかしいんだよ?」

垣根「!?」

砂煙の中にひとつの影が。
先ほどぶっ殺したはずの少年の影である。

垣根「はあ!? どうなってやがんだテメェはよお」

上条「そう簡単に死ねるかよ」

ボロボロの姿で上条が立っていた。

垣根「クソが。クソが。……死ねよォおおおおおお!!」

上条「!?」


491 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 23:53:01.86 ID:pbTe49WJ0
ぬるぽ

492 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 23:54:30.29 ID:D9da5JrD0
>>491
ガッ

493 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 23:56:14.74 ID:4HKLb6N10
保守

494 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 23:59:51.66 ID:vka3ghQnO
きっと一方通行さんは幼女探索とじゃれあいで忙しくて来るのが遅れてるんだろうなぁ…

495 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 23:59:52.29 ID:ZuhamXzP0
>>493
お前保守のいみわかってんのか?

496 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:02:19.60 ID:lSUfcmFO0
>>495
ツール使ってるんだろ
たぶん本人は今頃寝てる

497 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:03:00.62 ID:7Hcj0niC0

ザクシュ!!!

上条の全身の皮膚が切り裂かれた。
一瞬でだ。

上条「がっ―――!?」

一瞬で上条の服の色は赤一色に染まった。
上条は、グチャ、と言う音とともに地面に倒れこんだ。

垣根「は。はははは。ざまあねえぜ」

垣根は倒れた上条を見る。周りにはたくさんの赤い液体。
これは絶対死んだな、と垣根は思った。
これで死ななかったら、今度こそアイツは化け物だ。


498 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:03:27.26 ID:A+AHZUGU0
一方通行は何してんだよwww

499 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:05:41.78 ID:9RA0bTb2O
打ち止めとキャッキャウフフしてんだろあのロリコンは

500 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:06:05.83 ID:r+iAsXmd0
>>これで死ななかったら、今度こそアイツは化け物だ。

その通り人外です

501 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:06:35.62 ID:P02aO0QH0
アクセロリータさんならしょうがないwwwwwwww

502 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:06:37.87 ID:pzTtm/yF0
上条さんは化物じゃない!!
みんな(女性限定)のヒーローだ!!

503 : 忍法帖【Lv=3,xxxP】 :2011/03/28(月) 00:06:43.10 ID:9JyL21Wq0
>>498 俺の隣で寝てるよ

504 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:07:32.22 ID:7zfjc4Uo0
そりゃ、ファンだからな。観戦してんじゃね

505 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:07:53.81 ID:4nkffoJKO
>化け物
腕切っても生えてくるししょうがない

506 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:08:35.47 ID:7Hcj0niC0

荒くなっている息を整えながら、
垣根は周りに倒れている人たちを見て、

垣根「あーあ。ムカついた。テメェら皆殺しな」

周りの意識がある人間は、これを聞いて絶望しただろう。

垣根「まずは……そのきったねえ面でビクビク泣いてたテメェからにするか!!」

垣根は倒れているフレンダの方向へ目を向ける。
浜面は、「まずい」、と思って立ち上がろうとしたが、
足が震えて立つことができない。

浜面「ち、ちくしょう……」

垣根は左腕を構える。狙いは意識のないフレンダ。

垣根「まずはひと―――」

上条「……やら……せるかよ……」


507 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:08:36.24 ID:P02aO0QH0
>>503
残念それは幻覚だ
本物は俺の隣で寝てる

508 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:10:18.54 ID:QVCEX2K10
>>504
三下かっこいいなァ///

509 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:12:02.04 ID:r+iAsXmd0
>>506人外乙

510 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:12:27.74 ID:NlUVCxLg0
上条さんかっこよすぎだろ

511 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:13:47.25 ID:7Hcj0niC0

後ろから一番聞きたくない声が聞こえた。
バッ、と後ろへ振り向く。

全身ズタボロの少年が、
もう死んでもおかしくない少年が、
息を切らしながら立っていた。

垣根は予想外の事態に陥り、完全に焦りを見せていた。
目は見開き、全身に冷や汗が流れ、身体が震えていた。


512 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:14:29.22 ID:P02aO0QH0
一方さんは体が貧弱だから能力封じれば楽に倒せるけどていとくんって結構タフだから一回殴っただけじゃ効かないな

513 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:15:38.24 ID:GX5ACYshO
一方さん10発くらい殴られたと思うぞ。

514 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:16:28.75 ID:Y5JBuQfl0
垣根って左腕なかったような

515 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:18:30.36 ID:4nkffoJKO
生えたみたい

516 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:19:20.83 ID:v4mkEK2g0
保守

517 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:20:14.76 ID:A+AHZUGU0
>>514
未元物質で腕はやしてなかったっけ

518 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:20:32.63 ID:P02aO0QH0
>>516
今は>>1が投下してるから保守しなくても大丈夫だろ

519 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:23:10.29 ID:GX5ACYshO
しまった猿か

520 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:23:53.71 ID:7Hcj0niC0

垣根「な、なんだってんだよテメェはァアアアアアアアアアアアアアア!!!」

垣根は六つの翼を上条にたたきつける。
0.1秒より早く地面に着きそうな速度。
時速300キロで走る新幹線に正面からぶつかるよりも重い衝撃。
その翼の行きつく先は、すべて上条の脳天。

垣根は今度こそ勝ったと思った。
まず、この速度の攻撃はかわせない。
まず、これを食らって生きている人間はいない。


521 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:27:44.68 ID:v4mkEK2g0
保守

522 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:28:48.47 ID:P02aO0QH0
>>521
スレが埋まるから自動保守やめろよ

523 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:30:13.49 ID:9RA0bTb2O
上条さん人間じゃないから生きてるなこれは

524 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:30:40.64 ID:S35RUV4g0
5年後…
そこには元気な上条さんの姿が!

525 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:31:21.94 ID:lSUfcmFO0
>>522
本人は寝てるから止まらないだろ

526 : 忍法帖【Lv=3,xxxP】 :2011/03/28(月) 00:32:07.32 ID:9JyL21Wq0
止まらない自動保守ってなんかかっこいいな。

527 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:32:39.55 ID:7Hcj0niC0

0.1秒後。

その翼はすべて、跡形もなく消え去った。
上条が頭上に振りかざした右手、
『幻想殺し(イマジンブレイカ―)』によって。

垣根「……は?」

としか言いようがなかった。

実は、今まで垣根は、上条の右手が異質なのを信じてなかった。
信じたくなかったのだ。
『未元物質(ダークマター)』という絶対的なプライドが壊されなくなかったから。

『たまたま』、衝撃波がヤツの目の前で消えてしまった。
『たまたま』、爆発がヤツの目の前で消えてしまった。
『たまたま』、『未元物質(ダークマター)』が働かずにヤツに殴られた。
と『たまたま』でやりすごせるだろう。

そう思って右手の事は信じてなかった。


528 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:36:33.82 ID:v4mkEK2g0
保守

529 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:38:37.47 ID:1acZHS130
紫煙

530 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:39:58.58 ID:7Hcj0niC0

しかし、今のは『たまたま』では絶対やり過ごせない。

垣根「どうなってんだ!! その右手はァァあああああああああああ!!!!」

垣根は吠える。目の前にある不可解な現象に。

自分はこの世界にないものを作る能力である。
おそらくあの一方通行の絶対的な『反射』でも防ぐことはできないであろう。
しかし、理解できないものを作る垣根でも、目の前にある彼の『右手』は理解できない。
いったいどういう構造で、どういう原理であれは働いているのだろうか。
まったく理解できない。

はっきり言って、自分は自分の事を『化け物』と思っていた。
『最強』だと思っていた。『負けること』はないと思っていた。
しかしその『幻想』はことごとく破壊された。
目の前の『化け物』に。


531 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:43:55.68 ID:v4mkEK2g0
保守

532 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:46:58.37 ID:ZAesn0p30
上条さんかっこよすぎるww

533 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:47:15.66 ID:T68KGX32O
うなる主人公補正!!!

534 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:47:47.02 ID:7Hcj0niC0

上条「うおォおおおおおおおおおおおおおお!!!」

上条は精一杯走った。全身ズタボロで、動くこともできるか分からない身体で。
もう上条には痛みなど関係なかった。
ただただ、目の前の垣根帝督(常識知らず)をぶちのめすために。
上条は、軋む足を動かす。
これ以上、仲間たちを傷つけさせないため。

垣根は近づいてくる上条に、とっさに『未元物質(ダークマター)』で衝撃波を形成した。
これ一つで、一つの町は滅ぼせるほどの威力がある。
人など軽く粉々にできる。

上条はその形成されたものが何か分からない。
しかし、仲間を傷つけさせるものだとは分かる。
ならばそんなものは全てぶち壊すだけだ。


535 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:48:27.82 ID:P02aO0QH0
さすが上条さん

536 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:48:56.36 ID:nMepqzJ/0
いいねえ

537 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:49:59.80 ID:0+EHwygY0
上条Δ

538 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:51:31.23 ID:Nb3L/snsO
なんだなんだよなんですかァ?
俺の出番はどォなっちゃってンですかァ?

539 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:52:21.86 ID:pzTtm/yF0
俺さ、一方通行のチョーカーに憧れて自分で作ったんだ。
普通の市販されてる黒のチョーカーにケータイの電池パックを二つ重ねて黒く染めたやつをくっ付けて、
黒のイヤホンをつけて完成させた。
そんでチョーカーをつけて学校に通った。杖はないけど足を引きずったりして一方通行気分を味わった。
体育の時間なんかさ初めの30分をフラフラで動いて、時間になったら
「くくかきこけかこけかかかーー」とか叫んで暴れた。カッコいいって思った。
そしたらすぐボッチになった。
俺どこで間違えたんだ?

540 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:52:40.47 ID:GX5ACYshO
引っ込んで打ち止めとイチャイチャしてろ白もやし

541 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:52:57.54 ID:7Hcj0niC0

衝撃波が発射される。
右手がかざされる。

バキン!!

町を滅ぼす衝撃波はあっさりと消え去った。
それと同時に垣根の戦意も消え去っていく。


542 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:53:03.60 ID:r+iAsXmd0
ここまでくると厨二を通り越してもはやギャグだな

543 : 忍法帖【Lv=12,xxxPT】 :2011/03/28(月) 00:53:40.13 ID:qxs2QBkpO
>>539
今の流行は単1電池

544 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:54:01.50 ID:96krR+JC0
この戦いの後はもちろんアイテムメンバーとのいちゃいちゃがまってるんですよね?

ね?
ね?

























ね?

545 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:56:35.64 ID:9RA0bTb2O
どうでもいいけど、数時間くらいしか一緒にいなかったアイテムのメンバーを仲間というのはちょっと違和感あるな

もうちょい絆を深め合うイベント的なものがほしかった気がしないでもない

まぁ上条さんかっこいいからいいけど


546 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:56:37.08 ID:7Hcj0niC0

上条と垣根の距離は3メートルも無い。
もはや上条の間合いだ。

フレンダという外国人がこう言っていた。
『上条は無能力者(レベル0)』だと。
垣根は無能力者(レベル0)についてこんなことを思い出していた。


547 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:57:16.02 ID:5l72jlRM0
浜面はいらない子・・・

548 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:57:19.80 ID:vT77IhvL0
うわぁ自己主張の激しいやつが出てきた うぜぇ

549 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 01:02:00.53 ID:7Hcj0niC0

垣根(……そういや。心理定規がこんなこと言ってたっけ……)


――
―――
心理定規『第一位の一方通行が、どこの馬の骨とも知らない、
     無能力者(レベル0)に負けたらしい……って噂を聞いたのよ。本当だと思う?』

垣根『そんなデマに踊らされてんじゃねえよ。
   ただの無能力者(レベル0)が、あの第一位(化け物)に勝てるってんなら、
   俺でも余裕で一方通行殺せるわ』

心理定規『そう……面白い話題だと思ったんだけど……お気に召さなかったかしら?』

垣根『チッ……』
―――
――


垣根(……まさか……コイツが!?)


550 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 01:04:14.54 ID:nMepqzJ/0
かみ

551 : 忍法帖【Lv=3,xxxP】 :2011/03/28(月) 01:04:31.54 ID:9JyL21Wq0
じょう

552 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 01:06:01.73 ID:R6xWeWy5P
さん

553 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 01:06:58.83 ID:GX5ACYshO
テラ

554 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 01:07:36.67 ID:P02aO0QH0
ワロス

555 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 01:10:01.35 ID:ynlhZvLT0
wwwwww

556 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 01:10:01.59 ID:ZAesn0p30
www

557 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 01:10:06.29 ID:7Hcj0niC0

上条は歯を食いしばる。拳に力を入れる。右腕を引く。
垣根は、クソが、という声とともに後ろに逃げようとする。
しかし上条の拳は彼を逃がさない。

上条「うォおおおおおおおおおッ!!!!」

上条のアッパーが、垣根の顎を貫く。
その勢いで彼の体が2,3メートルくらい吹っ飛び、5,6メートル転がって行く。
上条は垣根を見る。もう動く様子はない。


558 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 01:11:27.89 ID:A+AHZUGU0
打たれ弱ッ!www

559 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 01:12:12.09 ID:ZAesn0p30
上条さんもうかっこよすぎる
結婚してくれよ!




俺男だけど

560 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 01:12:58.50 ID:P02aO0QH0
上条さん強え
テラワロスwwwwwwww

561 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 01:14:30.51 ID:T68KGX32O
>>558
打たれ強かったら禁書の敵キャラ失格だろ

562 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 01:14:41.83 ID:R6xWeWy5P
精神的ショックの方が圧倒的にでかいと見た

563 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 01:15:50.90 ID:7Hcj0niC0

ぜえ、ぜえと息を荒くしながら、垣根に言った。

上条「もう立つんじゃねえぞ。」

上条は警告する。これ以上自分に殴らせるなと言うように。

上条「もしこれ以上立って、仲間を傷つけようとするなら……もう俺は……これ以上容赦はしねえ!!」


564 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 01:19:02.74 ID:GX5ACYshO
容赦してたのか

565 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 01:19:03.48 ID:P02aO0QH0
>>561
上条さんってどんなに強い異能を使ってきても打たれ弱ければ主人公補正でなんとかなるけど
異能は使えないけど身体能力が高いマッチョとかにやられそうだよな
実際身体能力が高い聖人の神裂にやられてるしなwwwwwwww

566 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 01:21:00.34 ID:7Hcj0niC0

終わった。
終わってみるとあっけなかった。
とあるバイトがきっかけで戦った少年により、

自分の力に溺れていた超能力者(レベル5)と、仲間のために拳を握った無能力者(レベル)の、

『スクール』と『アイテム』の戦いは終結した。

表の世界に多大なダメージを残してから。

――――――


567 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 01:22:24.52 ID:R6xWeWy5P
神上さんは殺す覚悟まではないから無意識に容赦してるんじゃね

568 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 01:22:30.01 ID:P02aO0QH0
イイハナシダナー

569 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 01:22:59.32 ID:7zfjc4Uo0
上条さんは異能バトルのヤラレ役である、警備員やらヤンキー、黒服相手だと勝負にならない

570 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 01:25:47.45 ID:7Hcj0niC0
ミス >>566の無能力者(レベル)のところに0が抜けてました。


――――――

上条は座り込んでいた。
真っ先に救急車を呼ばなければならないのだろうが、
今の上条の頭はそこまで回らない。

麦野「かーみじょー。悪いけど『ピンセット』回収してくれる?」

上条「『ピンセット』って。垣根の着けてたやつか?」

そう言いながら垣根の寝てる方向を見る。
右手に機械でできた奇妙な『爪』があった。

上条「あれか……」




571 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 01:27:20.28 ID:Nb3L/snsO
>>569ヤンキー2、3人なら行けるイメージだったけど違うのな・・・はっ!これが主人公補正なのか!

572 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 01:29:09.16 ID:P02aO0QH0
上条さんは基本的に身体能力が高いやつに対して弱いよな
例えば身体能力が非常に高いマッチョがいて異能の力を使われるとやられるけど上条さんのパンチをくらってもびくともしないみたいなやつがいるからな
三すくみ状態だろ
上条さんは異能を使うやつに強い
異能使いはマッチョに強い
マッチョは上条さんに強い
みたいな感じで三すくみになってる

573 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 01:32:04.22 ID:7Hcj0niC0

上条は立ち上がろうとしたとき、上条の耳に聞き覚えのある声が聞こえた。

「あれー。一体どうなったのー?ってミサカはミサカは起き上がって辺りを見回してみる……って、
 なにこの状況、ってミサカはミサカは驚愕してみる」

上条「ら、打ち止め(ラストオーダー)?」

打ち止め「あれ? カミジョー? ってミサカはミサカは意外な再会に衝撃を覚えてみたり」

御坂美琴をそのまま幼児化したような少女が、瓦礫の中から起き上がった。
この騒動に巻き込まれていたのか瓦礫に埋もれていたようだ。

打ち止め「あれー?ミサカは何してたんだっけ……ハッ!! ってミサカはミサカは迷子を捜してたのを思い出してみる」

あの調子ならケガとかはしてなさそうだなと、
そんなことを思いながら上条は垣根のいた方向に頭を向ける。


574 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 01:32:10.71 ID:eCOIAjOV0
>>572
上条が1要素か

575 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 01:32:53.14 ID:0+EHwygY0
魔術も使えるマッチョなアックアさん最強でFA

576 : 忍法帖【Lv=32,xxxPT】 :2011/03/28(月) 01:34:03.45 ID:x9J1Gdbw0
>>575
上条さんの右手を移植したら怖いものなしだな

577 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 01:34:53.13 ID:zVDxyDyw0
上条さんは一方通行に単独では負けてたけど妹達が介入してなんとか勝てたレベルだから
異能を使うやつに極端に強いってわけじゃない

578 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 01:35:21.25 ID:R6xWeWy5P
>>576
上条さんの右手移植したら上条さん状態になっちゃうから上条さんは上条さん以外にはなれないと思う

579 : 忍法帖【Lv=3,xxxP】 :2011/03/28(月) 01:35:37.88 ID:9JyL21Wq0
右手移植したら魔術使えないんじゃないだろうか

580 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 01:36:43.21 ID:P02aO0QH0
>>577
そこで主人公補正が掛かるんだろ

581 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 01:37:33.44 ID:Nb3L/snsO
>>572を見ると作者もちゃんと考えて主人公割り振ってんだなって少し感心したわ
なんか上から目線うぜぇけどwww

582 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 01:37:53.51 ID:7Hcj0niC0

いない。

さきほどまで、寝転がっていた垣根帝督は既にそこにはいなかった。
上条は辺りを捜す。

上条「どこに。どこに行きやがった―――?」

そんな上条の耳に先ほどと同じ声で悲鳴みたいな声が聞こえた。

打ち止め「きゃー! あなた誰? ミサカに触らないで!!ってミサカはミサカはあなたの腕を振り払って逆らってみたり!」

垣根「うるせえよ。とっととテメェを捕まえて、俺はあのうっとおしい第一位をおびき出して、殺すんだよ」

打ち止め「えっ!? あの人の知り合い? なら逆にあの人の居場所が知りたいかも、ってミサカはミサカはあなたに尋ねてみたり」


583 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 01:39:21.54 ID:4nkffoJKO
一方さんクルー?

584 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 01:39:29.22 ID:GX5ACYshO
きゃーあなた誰ミサカに触らないで
どう見ても変態です

585 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 01:44:02.64 ID:LevYoovT0
支援

586 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 01:47:26.28 ID:7Hcj0niC0

上条「そいつから離れろ!! 打ち止めァァあああああああああ!!!」

上条は打ち止めのもとへ駆ける。
距離は40メートル強。

垣根「遅えェんだよ!! のろまがァあああ!!!」

上条の足元が爆発する。
バランスを崩し、上条は転倒してしまう。

垣根は手が打ち止めに向けられる。
おそらくあれが打ち止めに触れたら、
打ち止めは死ぬ、と上条は思った。
死ななくとも必ず打ち止めは傷つくだろう。


587 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 01:47:54.29 ID:xT+B8JW5i
右腕移植したら、22巻の神の右席状態になってしまうのではないか・・・

588 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 01:53:20.13 ID:7Hcj0niC0

上条(くそッ……間に合わねえ……)

上条は拳を握りしめる。
しかし、こんなことをして打ち止めが助かるわけがない。
どんな異能の力も打ち消す右手。
所詮はそれだけのチカラ。
たった40メートル先にいる少女の命すら助けられない。

上条「ちくしょぉぉぉおおおおおおお!!!」

『ヒーロー』は諦めた。


589 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 01:54:20.22 ID:xT+B8JW5i
猿よけ
投稿頑張れ

590 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 01:55:57.88 ID:R6xWeWy5P
一方さんあんたの嫁だろなんとかしろ

591 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 01:56:53.38 ID:2wIGjjSM0
バトンタッチか•••
第三主人公は何もしねーな

592 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 01:58:39.41 ID:SXwjpGjY0
さてロリコンおまえの出番だ

593 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 01:58:58.20 ID:7Hcj0niC0

「ったくよォ。『ヒーロー』がこンなとこで諦めていいのかってンだよ」

しかしもう一人『ヒーロー』がいた。
実質『ヒーロー』というより『悪党』であろう。
少女のピンチに『悪党』が駆け付ける。

「そンなくっだらねェことで、ハシャいでンじゃねェよ格下がァ!!」

打ち止めと垣根の間に白い影がさえぎる。
垣根の手が白い影に当たり、『反射』される。

垣根「が……ァアアアアアアアアアアア!!!」


594 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 02:00:40.41 ID:P02aO0QH0
上条さんと一方さんは仕事したのに
浜面使えないなwww

595 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 02:05:19.28 ID:7Hcj0niC0

折れた左手を必死に支えながらもだえ苦しむ垣根。
それをゴミのように見ている赤い目を持つ白い人物。
その名は一方通行(アクセラレータ)。学園都市第一位の超能力者(レベル5)。

一方通行「くそ、『スクール』のクソ女が。きたねェ能力使いやがって。ぶち殺すのに時間がかかっちまった」

首をコキコキと鳴らしながら、一方通行はぼやいた。

打ち止め「やっと迷子を見つけた、ってミサカはミサカは感動の再会に涙を浮かべてみる!!」

一方通行「チッ、くだらねェ……」


596 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 02:06:32.47 ID:7zfjc4Uo0
心理定規潰されたw

597 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 02:08:35.95 ID:GX5ACYshO
反射されなければ負ける気しない能力だがな。心理定規

598 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 02:10:44.31 ID:7Hcj0niC0

垣根「アクセラレェェタァアアアアアア!!!」

吠える垣根。いきなり現れた第一位(ターゲット)に向けて衝撃波を放つ。
垣根の本来の目的は第一位を殺して、『第一候補(メインプラン)』になることである。
その目標が目の前にいれば、もはや打ち止めは必要なかった。

その衝撃波は真っ直ぐ一方通行の方へ走っていった。

しかし、その白い能力者は顔色一つ変えずに打ち止めの前に立つ。
その小さな少女を守るために。

衝撃波は文字通り『反射』された。
放った垣根自身に衝撃波が返ってゆく。

垣根「ごォハッ―――!!?」


599 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 02:10:44.65 ID:Nb3L/snsO
>>596死んではないだろうな、なぜなら一方通行さんはロリコry

・・・こんな時間に誰だ?

600 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 02:11:52.62 ID:SXwjpGjY0
>>599
おいお前な首がないぞ

601 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 02:12:18.68 ID:2wIGjjSM0
>>599
心理定規は10歳以下じゃないだろ?つまりそういうことだ

602 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 02:17:05.21 ID:7Hcj0niC0

いつもの垣根ならそのようなことはないだろうが、
今の彼は頭に血が上り、完全に冷静さを失っていた。
自分の放った即死級の攻撃を受けてしまい瀕死状態となった。

うずくまる垣根の前に最強の能力者が立ちはだかる。
右手で現代的な杖をついている彼が、
左手で拳銃を構える。

一方通行「そンなくっだらねェ力に踊らされた時点でてめェは『第二位』なんだよ……」


603 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 02:17:08.99 ID:P02aO0QH0
>>601
中学生以上はババァなんですねわかります

604 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 02:19:45.70 ID:nZKU4Sao0
カミやんはもっと諦め悪そうな気がする

605 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 02:23:24.12 ID:7Hcj0niC0

ズカン!! ズカン!! ズカン!!

垣根の身体に三発の銃弾が撃ち込まれる。
垣根は指一本動かなくなった。
学園都市第二位の超能力者(レベル5)から、ただの肉塊へと変化した。

一方通行は首についているチョーカーのスイッチを左手で触り、
能力使用モードから通常モードへと変更する。


606 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 02:25:27.11 ID:c6BxGybg0
作戦終了 システム 通常モードに移行します

607 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 02:28:18.43 ID:bWIv2zzB0
やっと・・・

608 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 02:31:04.08 ID:7Hcj0niC0
そして呆然と立ち尽くしていた上条の方へ目を向ける。

上条「あ、一方通行?」

一方通行「よォ三下。てめェ、なンでこンなとこに居やがるンだ?」

一方通行は尋ねる。
自分を変えた『ヒーロー』がなぜこんな汚いところにいるのかを。

上条「なんでって、仲間を助けるために―――」

一方通行が、上条の言葉をさえぎる。

一方通行「そンなこと聞いてンじゃねェよ!!」

上条「!?」

上条は硬直する。学園都市第一位の迫力に負けて。


609 : 忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2011/03/28(月) 02:32:00.50 ID:IaBL4Mo70
バイトだなんて言えない……//

610 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 02:33:26.63 ID:sg0Gj+Wc0
>>609
ワロタwww

611 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 02:34:47.52 ID:P02aO0QH0
バイトとかwwwwwwww

612 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 02:34:53.22 ID:7Hcj0niC0

一方通行「てめェの言う仲間ってのは『アイテム』の連中だろうが。
     てめェがどンなふうにその『仲間』たちを見てンのか知らねェけどよォ、
     所詮は俺たちと同じ『クズ』だ!!」

打ち止め「もうこれ以上は、ってミサ―――」

上条「違うッ!!」

上条の硬直が解ける。それと同時に上条には怒りが満ち溢れる。

一方通行「違わねェな。そこに転がっている垣根は『スクール』、俺は『グループ』、
     そこにいるお仲間さンは『アイテム』。全員、学園都市の暗部組織。
     いわば闇に住み込むクズどもだ」

上条「おい一方通行!! いくらテメェでもこれ以上言うのは許さねえぞ!!」

一方通行「そういうのも含めてもう一度聞く。上条当麻、てめェなんでこンなクズどもと一緒にに居るンだ?」


613 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 02:35:39.41 ID:R6xWeWy5P
バイト仲間ですよね

614 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 02:36:53.15 ID:7zfjc4Uo0
金欠で、バイト始めただけですとはいえねぇ

615 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 02:36:56.26 ID:GX5ACYshO
いくらテメェでもって親友とかに言うセリフwwwwww

616 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 02:37:27.83 ID:cTWpeIlb0
銀髪ロリータに貢ぐ為だなんて

617 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 02:39:59.71 ID:7Hcj0niC0

上条「一方通行ァあああああああああああああああ!!!」

上条は悲鳴を上げる身体で一方通行に向かって走りだす。
それの叫び声が聞こえた途端、一方通行は首のチョーカーに手を当てる。

一方通行「離れてろ」

一言打ち止めに言い、スイッチを入れる。
ただの運動不足の学生から、学園都市最強の能力者へと変わる。

再び、あの操車場での戦いが繰り返される。

一方通行「あンときの借り、全部まとめてここで返してやるよ三下ァ!!」

上条「うォおおおおおおおお!!」


618 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 02:41:12.46 ID:7zfjc4Uo0
アニェですら、助けるよ言っちゃう上条さんだからなぁ

619 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 02:41:35.83 ID:Nb3L/snsO
>>617

>ただの運動不足の学生

吹いたwwwww

620 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 02:41:49.84 ID:mOyWP+MsO
結局男は拳で語り合うって訳よ

621 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 02:42:50.23 ID:P02aO0QH0
運動不足wwwwwwww

622 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 02:46:34.61 ID:7Hcj0niC0

「やめてよ上条!!」

たった一人の少女の声で上条の動きが止まった。

さっきまで倒れていたフレンダがふらふらと立ちあがりながら、

フレンダ「もうやめて上条!! 一方通行の言っていることは間違ってない!!」

もう立ち上がるだけでも限界な身体で、上条に聞こえるように声をあげる。


623 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 02:49:09.41 ID:bWIv2zzB0
おい2つにわけるぞ?

624 : 忍法帖【Lv=3,xxxP】 :2011/03/28(月) 02:50:43.81 ID:9JyL21Wq0
フレンタ/"

625 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 02:52:37.21 ID:P02aO0QH0
上/条

626 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 02:57:56.25 ID:7Hcj0niC0

上条「で、でも……」

麦野「まあ、たしかに私たちは学園都市の闇の住人。いまさら「クズ」とか言われてもなんでもないんだけど」

左腕を失ってもなお堂々とした振る舞いで麦野は言った。

絹旗「やってる仕事だって、『人殺し』ばっかですから、そう言うことを言われるのは超当然ですね」

全身をズタボロになった絹旗が言った。


627 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 03:03:47.61 ID:7Hcj0niC0

浜面「なんつーか。俺は元々スキルアウトだったから今さら「クズ」って言われてもなあ……
   まあ、『アイテム』が正しいとは言わねえけど、間違ってるとも言わねえよ」

麦野「浜面、いつあなたは『アイテム』の一員のなったのかにゃーん?」

絹旗「浜面は、『アイテム』じゃなくて、『アイテム』の超下部組織ですね」

浜面「い、いいじゃねえかこんなときぐらい」

滝壺「大丈夫……私は……そんな残念なはまづらを……ゴホッゴホッ」

浜面「滝壺!! 気がついたのか!? っていうかこれ以上言うな。なんか悲しくなるから」

自分が『クズ』だということを、何のためらいもなく言った浜面。


滝壺「かみじょう……」

ぼおっとした目で上条を見つめる。
いつもはどこを見ているか分からない目だが、
今回はちゃんと上条を見ている。

滝壺「それでも……私たちはこの仕事を恥ずかしい……と思ったことは……ないよ」


628 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 03:08:05.83 ID:R6xWeWy5P
紫煙

629 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 03:09:23.22 ID:7Hcj0niC0

フレンダ「結局、私は学園都市の闇と言われても、『クズ』の集まりと言われても……」

ボロボロの身体で、痛みをこらえながらも笑顔をつくるフレンダ。

フレンダ「そんな『アイテム』のメンバーで『幸せ』って訳よ!」

振りかざした右腕を下げる上条。
それと同時にチョーカーのスイッチを通常モードに戻した。


630 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 03:11:50.65 ID:P02aO0QH0
イイハナシダナー

631 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 03:14:09.32 ID:7Hcj0niC0

上条「『アイテム』であることが『幸せ』っていうなら、俺がどういうことじゃねえな」

一方通行「ふン。良い『悪党』がそろってンじゃねェか。『アイテム』は……」

一方通行は背を向ける。戦いから帰る『ヒーロー』のように。
その後ろに打ち止めが付いて回る。

打ち止め「あなたの住んでいる所が知りたいかもって、ミサカはミサカは己の願望をさらしてみたり」

一方通行「……とっとと黄泉川ンとこへ帰りやがれ」

打ち止め「嫌だ! ってミサカはミサカはバッサリ拒否しみる」

一方通行「クソガキィ……」

そんなやりとりを一方通行している彼らは、
どこかへと消え去って行った。


632 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 03:16:21.84 ID:R6xWeWy5P
結局何で上条さんがアイテムにいるのかは言わなかったわけですね

633 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 03:22:12.91 ID:7Hcj0niC0

本当にすべて終わる。
一気に緊張の糸が切れたのか、上条は地べたに座り込み、
そのまま力が抜けて、転がり込んでしまった。

上条(あれ? 意識が……)

フレンダと浜面が駆け付けて何か言っているようだった。
もう意識がほぼない上条には何も聞こえなかった。

――――――


634 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 03:28:22.49 ID:7Hcj0niC0

――――――

上条は、気が付いたら目の前に白い空間広がっていた。

上条「ああ。またここに来てしまったのか……」

常連の上条は、ここがすぐに病院の病室であることを瞬時に理解した。
だが、いつもと違うの点が一つあった。
いつもは一人部屋だったのだが、今回は二人部屋らしい。

なぜそうだとわかったのか、
それは、隣のベッドでマジックペン(油性)を隠そうとしている浜面がいるからである。


635 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 03:28:30.20 ID:P02aO0QH0
支援

636 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 03:34:02.70 ID:7Hcj0niC0

上条「ごきげんよう、浜面くん」

浜面「ご、ごきげんよう……ってやめろ。その右手を振りかざすのはやめろ!! ここは病院、暴力反対」

はあ、と溜め息した上条。
とりあえず自分の顔に落書きがないのを確認し、
自分たちが今どういう状況にあるのかを聞いた。

浜面「どういう状況って、入院しているとしか……」

上条「まあそりゃそうだけどさ……『アイテム』は、つうかほかのメンバーはどうなってんだ? 同じ病院なのか?」

浜面「ああ多分な。あのカエルっぽい顔した医者がそう言ったんだからそうだろうけども」

やっぱりあの人が担当医か、とふと思う。


637 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 03:39:09.22 ID:bWIv2zzB0
はーまーずーらー

638 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 03:39:50.66 ID:bWIv2zzB0
ヅラ

639 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 03:40:19.60 ID:7Hcj0niC0

上条「多分、って会ってないのか?」

浜面「会う、って俺たちはマシだけど、あいつらは全員重症だぜ。会いに行こうにも病室分からねえし……」

上条「そうか……」

あいつらは元気だろうか、などと思いながら上条は天井を見つめる。

浜面「そんなに心配なら、病室探しだしてちょっかいかけに行こうぜ!」

上条「は?」

浜面「よし、いざ女子どもの部屋にしゅっぱーつ!!」

上条「待て待て。お前は修学旅行中の学生か。そんなことしたらぶっ殺されるぞ。おもに麦野に」

浜面「大丈夫だって。あいつらは俺たちより重症なんだぜ? さすがの麦野も本調子じゃねえだろうし」


640 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 03:40:29.55 ID:P02aO0QH0
>>673
はーまーずーらー
じゃなくて
はーまーづーらー
だろ

641 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 03:41:21.46 ID:G0PQLTVlO
>>640こいつ予知能力者か

642 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 03:45:02.50 ID:c6BxGybg0
  ( ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄)
   \_|_____○/
  / //ノノノ人ヽ   ヽ
  | /  -‐'  'ー-' \ヽ |
  ||  (●), 、(●:ヽ /
   |  ,,ノ(、_, )ヽ、,,   |   はーまーづーらー
   \  .`ニニ´  .:::/
   /`ー‐--‐‐ー´´\


643 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 03:45:23.56 ID:7Hcj0niC0

そう言うと、浜面は上条を強引に連れて、病室を捜す。
探すほど二十分。
ついに、表札に
『麦野沈利』、『滝壺理后』、『フレンダ=セイヴェルン』、『絹旗最愛』
と書かれた四人部屋を見つけた。

上条「おいやめようぜ浜面。俺ははまだ死にたくねえよ。
   上条さんの『幻想殺し(イマジンブレイカ―)』が不幸をガンガン呼び込んでいる気がするんですが」

右手を握ったり開いたりを繰り返しながら上条は言う。
そんな上条を無視して、浜面はドアノブに手をかける。

上条「お、おい。せめてノックしようぜ……」

浜面「ここまで来てなにビビってんだよ、上条隊員。ここで逃げたら男がすたるってもんだ」

そう言うと、ドアノブを勢いよく回しドアを勢いよく開く。

浜面「たのもォおおおお!! 女子ども!! 『アイテム』下部組織二人組が殴りこみでェえええい!!」


644 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 03:47:17.48 ID:R6xWeWy5P
すっかり仲良しだなこいつら

645 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 03:51:13.21 ID:7Hcj0niC0

よくわからない口調で叫ぶ浜面。
後ろから上条は中の様子を覗いた。
そこには天国と地獄、両方の意味を持つ部屋だった。

なんと『アイテム』女子たちは現在、
俗に言う着替えシーンだった。


646 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 03:52:59.22 ID:4Fssw+u/0
紫煙

死んだな

647 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 03:53:11.86 ID:VLjuOEQO0
ほほーい

648 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 03:53:54.94 ID:TDB4iqUV0
だろうな

649 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 03:56:32.49 ID:7Hcj0niC0

絹旗「……なにやってんですか、超バカ面」

上半身裸で、胸をシャツで隠している絹旗が浜面を睨みつける。

フレンダ「はあ。結局、浜面は……って上条!!!?」

下着姿で、麦野の身体を拭いてあげようとしたのか、
濡れタオルもって、麦野を拭こうとしているのを彼女に止められていたフレンダ。
上条の姿を確認した途端、顔を真っ赤にし自分のベッドに飛びこんでいった。

滝壺「……はまづら? 私はそんなドスケベなはまづらは応援できないな」

すでに着替え終えていた滝壺は、『体晶』のリスクの影響なのか顔が真っ赤に火照っていた。
滝壺は、浜面をジト目で見つめている。

麦野「…………」

麦野は器用に右手だけで服をせっせと着て、
こちらへ身体から正面に向ける。


650 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 03:57:58.18 ID:G0PQLTVlO
ぶ・ち・こ・ろ・し・か・く・て・い

651 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 04:03:35.53 ID:7Hcj0niC0

麦野「ブ・チ・コ・ロ・シ・か・く・て・い・ね。クソエロ野郎どもがァああああ!!!」

上条・浜面「「ぎゃァあああああああああ!!」」

病院内で麦野と一時間は追跡劇が終わらなかった。
自分たちより重症というのがウソのような常人離れした動きだった。
もともとの身体能力が高いのか、捕まった瞬間、すぐさまボコボコにされた二人。

そのあと浜面と上条は、ナースに一時間説教されたのは『必然』のできごとである。


――――――


652 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 04:07:08.79 ID:HlF2EIaK0
あちゃー

653 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 04:08:21.64 ID:7Hcj0niC0

――――――

ここは、どこと知れぬ場所。暗部組織『グループ』の隠れ家である。

そこには『グループ』のメンバーである、土御門元春、結標淡希、海原光貴、そして一方通行が集まっていた。

土御門の右手には、以前、垣根帝督が右手に着けていた『ピンセット』を着けてあった。

一方通行が、それ眺めて呟いた。

一方通行「どさくさに紛れて回収してやがったか。どうやったか知らねェが、あそこには『アイテム』の連中がいたはずだぜ」


654 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 04:11:27.67 ID:XJV8DHI70
明日の昼まで保守しとけよ!

655 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 04:15:16.43 ID:7Hcj0niC0

土御門「まあ、そういうことは後回しだ。
    こいつの中には『滞空回線(アンダーライン)』と言うナノデバイスが格納されていたらしい。
    『スクール』の連中は、この『滞空回線(アンダーライン)』を採集して、
    情報を手に入れるために動いていたみたいだな」

海原「中身のデータとやらは?」

顔色がいつもより悪そうな海原光貴が尋ねた。

土御門「『滞空回線(アンダーライン)』は学園都市でのアレイスターの直接情報網を形成する中核だ。
    だから、中の情報も『書庫(バンク)』とはレベルが違う」

結標は退屈そうな表情で、

結標「面倒ね。結局そのナノデバイスにはどんな情報が隠されていたの?」

土御門「ちょっと待て、今出る」


656 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 04:19:40.03 ID:7Hcj0niC0

ピッ、という電子音と共に、『ピンセット』の手の甲に当たる部分にある小型モニタに、
文字化けしたような解析結果が高速でスクロールし、それに続いて正しい形式の情報が映し出されていく。

土御門「学園都市暗部にある機密のコード類、だな」

一方通行「そいつが打倒へのヒントになるっつーのか?」

土御門「名前は……『グループ』、『スクール』、『アイテム』、『メンバー』、『ブロック』……
    それにこっちは『ピンセット』……これは『ひこぼしU号』のデータか。後は『少年院の見取り図』……そんなとこか」

結標「何が機密コードよ。
   結局、上層部が『グループ』の全員の動向を監視するための情報を集めてただけじゃない。
   今さらそんなもの見せられても―――」

土御門「それともう一つ……」

そういうと、『グループ』のメンバー全員が『ピンセット』のモニタに注目した。
わざわざ土御門が区別したのだから、それまでの情報とは違うという意味と受け取ったのだ。


657 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 04:25:00.81 ID:7Hcj0niC0

新たに得た情報。
それに表示された文字を、土御門元春はゆっくりと読み上げた。

土御門「最後に出たのは―――『ドラゴン』」

戦いの果てに得たのは、小さな小さな突破口。
確かなカギを手に入れた『グループ』の四人が、これより打倒学園都市へと動き出す。

――――――


658 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 04:25:36.49 ID:DftbXaER0
よいぞ

659 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 04:27:32.27 ID:lOiKvYrLO
15巻分終わったけど、続く?

660 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 04:30:09.36 ID:7Hcj0niC0

――――――

上条「じょ、冗談だろ?」

上条は絶望していた。
いろいろとゴチャゴチャしていたが、退院した後一応バイト代の二万円をもらった上条だが、
風に一万円札一枚飛ばされて行方不明になるという不幸が起こり、
大食いシスターの食欲により、上条家は相変わらず金欠だった。


661 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 04:31:49.04 ID:15Jl6OGQ0
これで二万とか…

662 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 04:36:49.69 ID:7Hcj0niC0

禁書「とうま〜。おなか減ったかも。」

上条「嘘だろ。つい三十分前に昼食を終えたばっかりだろ」

禁書「所詮野菜炒めなんかで私の胃袋は満たされないかも」

上条「あーもう」

上条は頭を抱える。
そしてこの後出てくるセリフはもはやお約束だろう。

上条「不幸だァあああああああああああああああああああああああああああ!!!」

今日も少年は不幸である。

――――――


663 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 04:38:08.93 ID:Vx4t2uLN0
終わりか?

664 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 04:39:52.87 ID:XJV8DHI70
フレンダとのにやにやは?

665 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 04:41:10.22 ID:DXWB0FNo0
フレンダとグリーンピースにゃあの姉妹丼は?

666 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 04:42:02.02 ID:7Hcj0niC0

――――――

第七学区。とあるファミレスに今日も彼女たちは集まる。
入って右奥にある、6人がけのテーブルに座っている。

一人はシャケ弁を堂々と食べ、
一人はサバ缶を缶切りで開けるのに苦戦して、
一人は映画のパンフレットを広げている。

いつもは四人座っている席だが、今日は一人いない。
現在、その一人は病院に療養中だ。

その席に両手にドリンクの入ったコップを持っている少年が近づいてくる。


667 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 04:46:22.61 ID:cVQkcNPYO
孕ンダッ!!孕ンダッ!!

668 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 04:47:43.45 ID:pzTtm/yF0
>>667
なかなかのネーミングセンスだ

669 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 04:48:23.65 ID:7Hcj0niC0

浜面「ほら、持ってきたぞ」

絹旗「……浜面。私はジンジャーエールを頼んだつもりなんですけど」

浜面「へっ?」

絹旗「これ、ウーロン茶ですよ」

ジンジャーエールの割には炭酸が抜けているドリンクが入った、
浜面が持ってきたコップに指を指して絹旗が言った。

浜面「ゲッ! お、俺は間違えた覚えはねえぞ!!」

麦野「現に間違えてるじゃん」

浜面から受け取ったメロンソーダを飲みながら、
目の前の事実を浜面へ叩きつける。
浜面には一切の言い訳もゆるさない。

フレンダ「結局、浜面はドリンクバーへもう一往復って訳よ。私はオレンジジュースね」

あいかわらず缶切りでサバ缶を開けられないのか、
いつものように例のツールでサバ缶を開けようとしている。


670 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 04:53:36.06 ID:7Hcj0niC0

今度こそ浜面は間違えなくドリンクを持ってきた。

浜面は滝壺がいない分の席に座る。
これから『アイテム』としてどうするかを話し合う。
話し合う内容にこれから皆は驚くことになる。

麦野「これから決断して欲しいことがあるんだけど……」

麦野は割り箸を置き、真剣な表情になって皆を見回す。

麦野「納得できなかったら、『アイテム』を抜けてもらってもかまわないから」

浜面「な、なんだよそれ」

ゴクリ、とつばを飲む音を出す浜面。
いつもなら「浜面キモイ」という罵声が飛んできそうなものだが、
それだけ真剣なのか誰も罵声の一つも発しない。


671 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 04:59:16.97 ID:7Hcj0niC0

麦野「『グループ』って暗部組織のヤツから連絡が来たんだけど、向こうから『手を組まないか?』って誘いがきたんだけど……」

絹旗「つまり、これから超共同戦線しよう! ってことですね」

フレンダ「でも妙だよね。向こうには学園都市第一位がいるのに私たちと手を組もうなんて」

麦野「だよね。だから『ふざけんじゃねえよ!! ブチ殺されてえのか!?』って言ってやったの」

浜面「さすが麦野……」

フレンダ「結局、その後はどうなったの?」

麦野「ああそうそう。そう言ってやった後、向こうになんでウチと組みたいのか問いただしたわけよ」

絹旗「で、どういった理由だったんですか?」

麦野は窓から外を見ながらストローからドリンクを吸う。
中に入っているクリームソーダが空になってから麦野は言った。


672 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 04:59:55.88 ID:oTqiBsX40
しえしえ

673 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 05:00:05.84 ID:CTQ7qR1M0
はーまーずーらー

674 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 05:04:44.90 ID:7Hcj0niC0

麦野「『学園都市にひと泡吹かせる。だから戦力が必要だ』だって」

皆は当然のごとく驚いた顔をする。
しかし落ち着いた声で言う。

絹旗「学園都市に……ひと泡吹かせる、ですか」

浜面「つまり学園都市に喧嘩売るってことか……」

フレンダ「む、無謀じゃんそんなの。……麦野はそんなのおかしいと思ってるよね!?」

皆の視線が自然と麦野のいる方向に向く。
麦野は今までになく真剣に言った。

麦野「私は言ったわ。『いいわよ乗ってあげるわ』ってね」

やはり皆は驚く。自分たちが思っていなかった答えが、
麦野の口から発されたことによって。


675 : 忍法帖【Lv=6,xxxP】 :2011/03/28(月) 05:08:21.16 ID:lKERuXjs0
あひ

676 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 05:10:35.28 ID:hX8MjvsH0
未来予知が出来る人物がいると聞いて

677 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 05:10:49.50 ID:7Hcj0niC0

絹旗「し、正気ですか麦野!?」

麦野「ええ正気よ。いつまでも学園都市の犬なんて言われたくないじゃない?」

浜面「麦野……」

麦野「私は『グループ』と共同戦線を張る。だから最初に言ったわよね。納得いかない人は『アイテム』から降りてもらっても構わないわ」

しばらく沈黙が続く。この選択はどっちが正解なのかわからない。
なので『麦野についていく』と『アイテムをやめる』と言う選択肢の答えを出すのに迷っている。

学園都市に喧嘩を売る。それがどれだけ無謀かは目に見えている。
もしかしたらその選択をした次の日には死んでいるかもしれない。
それくらい危険なのだ。
そんな悪条件の中、

『アイテム』メンバーの意見は満場一致だった。


678 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 05:15:06.91 ID:7Hcj0niC0

絹旗「分かりました麦野。私も超ついていきます」

フレンダ「結局、私も同意見って訳よ」

浜面「今さら行先はねえからな。
   ……ってことは俺は『アイテム』と『グループ』の下っ端ってことか? 
   なんか自分で言って悲しくなってきたぜ……」

麦野「みんな……ありがとね」

浜面「そういや滝壺はどうするんだ?」

麦野「ああ。滝壺は最初っから賛成してくれたよ。
   本当は彼女に『暗部』に残るべきじゃないからやめときなさいって、止めたんだけどね」

麦野は一息置いた後、ある事柄について話し始める。


679 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 05:19:52.36 ID:7Hcj0niC0

麦野「それじゃあ、『グループ』から教えてくれた、打倒学園都市の突破口になりそうな情報をここで発表しまーす」

麦野の口が開かれる。

麦野「―――――-『ドラゴン』」

そんなことで彼女たちの話し合いは終了する。
そこから他愛も無い会話が繰り広げられるのだろう。

今日も『アイテム』は暗躍する。
今までと違って、今度は自分たちのために。

―――FIN―――


680 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 05:21:16.04 ID:lOiKvYrLO
お疲れ様!
結構楽しめたのである

681 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 05:22:31.44 ID:cVQkcNPYO
孕ンダッ!!孕ンダッ!!


















結局、当麻の赤ちゃんってワケよ///

682 : 忍法帖【Lv=32,xxxPT】 :2011/03/28(月) 05:24:04.84 ID:v4mkEK2g0
上条「バイトでもしようかな……」
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1301145182/

683 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 05:24:25.41 ID:74mUQki00
おつ

よいものをみた

684 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 05:24:30.79 ID:oTqiBsX40
おつかれさま!
上条さんとフレンダの後日談あれば見たい

685 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 05:26:20.87 ID:XJV8DHI70
フレンダとの

686 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 05:28:21.87 ID:CTQ7qR1M0
おつー
このssのためなら睡眠時間も惜しくない

687 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 05:29:58.69 ID:7Hcj0niC0
最後までこんな駄文に付き合っていただいてありがとうございます

とりあえず、書き溜めした分はこれだけです

初SSですごく緊張しましたw

いろいろご迷惑をおかけしたと思いますが、

みなさんほんとうにありがとうございました

要望があったら続き書いてみたいなあ、なんて思っています

あくまで要望があればですが……

残りの空いたところは自由に使っていただいてかまいません

ではではノシ

688 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 05:34:15.64 ID:WTwgjPQ00
最後の単芝がなければ良SSでした

689 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 05:43:28.40 ID:TDB4iqUV0


690 : 忍法帖【Lv=23,xxxPT】 :2011/03/28(月) 05:43:32.57 ID:eW+zy+KP0
>>687さんSS速報vipで描こうぜ!!

691 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 05:53:42.44 ID:+feE9oc10
あんまり面白くなかったぜ!
アイテムと上条さんの間柄をもうちょっと掘り下げて欲しかった


692 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 05:55:53.67 ID:IsTIwvrJ0
読み終わった乙
しかし全角なので評価できません

693 : 忍法帖【Lv=8,xxxP】 :2011/03/28(月) 05:57:38.70 ID:SGKfYTk80
地味に自動保守がいい仕事してたな

694 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 06:08:46.11 ID:sUjKVUJX0
読み終わった乙乙

695 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 06:23:30.42 ID:7itFYcb50
乙、さぁ後日談行こうか

696 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 06:30:30.50 ID:oTqiBsX40
後日談期待age


697 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 06:46:42.63 ID:cVQkcNPYO
後日談超期待です

698 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 07:44:17.95 ID:lGCB7qVLO
ええい上フレニヨニヨ後日談はまだかっ!

699 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 08:39:29.41 ID:x63jKxPCO
夜かな?

700 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 09:11:58.94 ID:nyEjRGZL0
フレンダ救済希望

701 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 09:50:07.11 ID:mOyWP+MsO
はし

702 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 09:58:56.38 ID:oTqiBsX40
期待

703 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 10:06:46.34 ID:ku1ZUuCi0
wktk

704 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 10:49:33.35 ID:ZnZC1hUwO
今から読むからあげ

705 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 11:12:56.24 ID:nW5mCoGY0


706 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 11:20:57.14 ID:lGCB7qVLO


707 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 11:30:17.04 ID:GLyRu2h50


はやくいちゃいちゃ書きやがれ

708 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 11:36:53.56 ID:R6xWeWy5P
読み終わった
上条さんには何の代わりも無い日常でしたね

709 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 11:41:54.00 ID:Z19kdAmH0
代理ありがとうぐらい言えよカス

710 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 12:07:17.30 ID:x63jKxPCO
まだか

711 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 12:30:50.14 ID:x63jKxPCO
眠い

712 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 12:31:36.24 ID:lGCB7qVLO


713 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 12:40:36.22 ID:elJGSJ5cO


714 : 忍法帖【Lv=7,xxxP】 :2011/03/28(月) 12:47:33.44 ID:WlyUT3Aw0


715 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 12:48:46.07 ID:W7ZdSQ1o0


716 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 12:59:25.92 ID:z8sspvU70


717 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 13:07:58.20 ID:gsVwvO+O0


718 : 忍法帖【Lv=24,xxxPT】 :2011/03/28(月) 13:09:49.24 ID:hxZjzgfJ0


719 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 13:21:00.75 ID:6lnIDp5z0


720 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 13:21:14.04 ID:nW5mCoGY0


721 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 13:21:14.99 ID:quOK/lkD0


722 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 13:21:43.72 ID:JgZbYXyO0


723 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 13:28:10.54 ID:P02aO0QH0
後日談読みたいな〜

724 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 13:35:32.86 ID:60qaUjc60
ちょっと入れ歯持ってくる

725 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 13:46:54.50 ID:gsVwvO+O0
フレンダ「これが私の自慢の入れ歯って訳よ」ニイー

726 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 13:59:51.20 ID:7Hcj0niC0
>>709 すいません。書き忘れていました。
このスレを立ててくださった代理の方ありがとうございました

とりあえず少し書き溜めてみたので、生存確認として投下します。

にやにやしてもらえるほどの文章かはわかりませんが……

727 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 14:03:34.13 ID:lGCB7qVLO
よろしい!ならばフレンダ!じゃない支援だ

728 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 14:04:49.86 ID:7Hcj0niC0

――――――

第七学区。とあるファミレスの中。一人の少女が、一人の少年の事について考えていた。

フレンダ(……そういえばあのとき以来、上条と会ってないなあ)

はあ、と溜め息つきながら少女は窓の外の風景を見る。
その行動が異常とみられたのか、周りの人たちは、疑問の表情を浮かべていた。

浜面「……なあ、フレンダのヤツ、なんか様子おかしくないか?」

絹旗「……たしかにそうですね。開けたサバ缶が超減ってないですし」

浜面「あんなフレンダ初めてみたぜ……まだ会って間もないが」

絹旗「私だって超見たことないですよ。フレンダとは付き合いが長いから分かりますけど、あんなおとなしいフレンダ見たことありません」


729 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 14:06:58.28 ID:JgZbYXyO0
フレンダきゅーてぃくる

730 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 14:11:12.99 ID:Nn38iB7Y0
後日談ありがとう

731 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 14:11:51.28 ID:7Hcj0niC0

周りのヒソヒソ話に全く気付かず、はあ、とフレンダはまた溜め息をつく。

フレンダ(そういえば、上条のこと全然知らないんだよね。苗字だけで、名前がわからないって……)

そんな『アイテム』のメンバーが座っている席に、遅れてくる一人の人物がいた。
コンビニ袋を手に持って、おそらくその中身はシャケ弁だろう。

麦野「ごめーん。カスどもボコしてきたからちょっと遅れちゃった〜」

軽い口調でとんでもないことを言っている麦野沈利。
その姿を見て浜面が言った。

浜面「おまえ、左腕治ったのか?」

麦野「まあね。義手だけど」

一瞬本物かと思うくらい精巧にできているその義手が、
麦野の左腕として、ついていた。

麦野「とりあえず浜面。メロンソーダ取ってきて」

浜面「いきなりだな……へいへいわかったよ」


732 : 忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2011/03/28(月) 14:19:42.78 ID:xHE1L6V40


733 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 14:20:27.08 ID:7Hcj0niC0

よいしょ、と腰をあげて、ドリンクバーのコーナーに足を進める浜面。
麦野の視線はそんな浜面から様子のおかしいフレンダに向けられた。

麦野「なあに一人溜め息なんかついて、似合わないわよフレンダ」

フレンダ「ん? ああ、おはよう麦野」

どうやらフレンダは、麦野がきていたことに今気づいたようだ。

浜面「どうしちまったんだ。おまえ」

ドリンクバーから帰ってきた浜面が、さっきまでフレンダに聞けなかったことを聞いた。

フレンダ「別に……何も変わりはないって訳よ」

そう言った後。すぐに窓の外を見て溜め息をつくフレンダ。
やっぱりおかしいと疑問を持っていた浜面たち。
そこで、その疑問を解消させる一言をフレンダへ麦野が放った。


734 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 14:31:44.81 ID:7Hcj0niC0


麦野「なーに? 愛しの上条くんに会えなくてさみしいの〜? 乙女だねーフレンダちゃん」

その一言が『アイテム』メンバー全員の耳に届いた瞬間、

フレンダ「べべべべべべべ、別にそんなんじゃないよ!!」

大声で反発するフレンダ。でもその反発する様子がおかしいのは明らかだ。

麦野「隠さなくてもいいのに。この前の仕事帰りの車の中で、
居眠りをしてたアンタが寝言で『かみじょー……えへへ』とか言ってたのを、
お姉さんはきちん聞いてるのよ」

衝撃事実を聞いて顔を真っ赤にするフレンダ。
そんなフレンダの顔を見るのは新鮮だなあ、と浜面は思った。


735 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 14:33:28.72 ID:lGCB7qVLO
確かに新鮮であるな

736 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 14:36:17.52 ID:tlmHrQlS0
いいよー

737 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 14:41:59.00 ID:7Hcj0niC0

麦野「とっとと告っちゃえばいいのに」

フレンダ「そ、そんな。そういうのはまだ早い―――」

絹旗「フレンダ……それ自分が上条にきちんと気があるってことを自分でバラしてますよ」

はっ、となるフレンダ。
ニヤニヤする麦野。

今日の『アイテム』は、いつもと違った日常だった。

――――――


738 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 14:51:08.34 ID:2YLlBwTI0
やっと追いついた

739 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 14:51:33.87 ID:7Hcj0niC0

――――――

フレンダはブラブラと街の中を歩いていた。
麦野に「とりあえずデートの約束くらいはこぎつけてきなさい」
と言われたので、とりあえず上条を捜していた。

今は、だいたいどこの学校の生徒も下校している時間なので、
運が良かったら会えるかもしれない。
会えたらいいなと消極的な考えで上条を捜していた。

しかし、学園都市は広い。その広い街のなかで、一人の少年を見つけるのは大変困難である。
こんなことなら携帯の番号でも聞いとけばよかったかな、と今さら後悔するフレンダだった。


740 : 忍法帖【Lv=10,xxxPT】 :2011/03/28(月) 14:52:25.12 ID:phWj72cW0
http://beebee2see.appspot.com/i/azuY2onkAww.jpg


741 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 14:54:36.41 ID:tlmHrQlS0
>>740
レールガン作者の絵はあんまかわいくない

742 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 14:54:39.03 ID:lGCB7qVLO
>>740
かわいい

743 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 14:57:04.65 ID:A+AHZUGU0
>>740
可愛いな

744 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 15:01:09.85 ID:7Hcj0niC0

歩き疲れたのか、フレンダは第七学区にある公園のベンチに腰かけていた。
ぼー、と空を見上げるフレンダ。今日の夕焼けはとてもきれいだ。
そんなことを思いながら空を見ていた彼女の視界に、一人の少年の顔が映る。

上条「何やってんだお前?」

フレンダ「ふぇ!?」

いきなりの捜し人の出現で、驚き、戸惑ってしまって、
ベンチから転げ落ちてしまう。

上条「ほんとなにやってんだよ? ほら」

右手を差し出す上条。

フレンダ「あ、あ、あ、ありがと」

その右手を取り、お礼を言うフレンダだったが、声が完全に裏返っていたのには本人は気づいていない。


745 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 15:07:52.38 ID:ay+ZqhtPO
ふひっ

746 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 15:10:49.65 ID:fiIUi2Ky0
禁書の3期はいつになるんだろうか

747 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 15:11:40.50 ID:7Hcj0niC0

上条「こんなところにいるなんてめずらしいな。なんか用事でもあったのか?」

フレンダ「いや、その……」

声が詰る。うまく声が出せない。極度な緊張で、いつもの軽口はここでは発揮されなかった。

フレンダ(早く言え、早く告―――違う違う。デートの約束を―――)

上条「フレンダ……?」

フレンダ「あ、あ、あ、あの!!」

上条「はい!?」

フレンダ「こ、今度の日曜日空いてないかな?」

上条「うーん……まあこれといって用事はないけど」

フレンダ「じゃ、じゃ、じゃあ……」

心臓がバクバクと高鳴る。今ここから全速力で逃げ出したいところだ。
しかし、ここで逃げ出したら何も変わらない。
フレンダは勇気を出して口を開く。

フレンダ「か、買い物に付き合ってくれにゃいかな?」


748 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 15:12:38.51 ID:ku1ZUuCi0
>>746
冬か来春じゃね?

749 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 15:21:29.38 ID:7Hcj0niC0

……………噛んだ。

終わった、とフレンダは思う。
なにこんな大事な場面で舌噛んでんだバカヤローと心の中で自分に言う。
そんなことを思ったところで噛んだ事実は消えることはない。

上条「お安いご用ですよ。その買い物付き合ってあげますよ」

フレンダ「」

上条「あのーフレンダさん。もしもーし」

フレンダ「ハッ、気を失ってたわ」

上条「ほんとに大丈夫かよお前?」


750 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 15:25:13.15 ID:nZKU4Sao0
>>731
セロリさんが>>612でフルネーム言ってるの聞いてなかったけ?

751 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 15:29:30.85 ID:7Hcj0niC0
>>750 すいません。全然気づきませんでした。以後気をつけます



フレンダはあまりのうれしさに一瞬気を失っていた。
まさか了承を得られるとは思いもしなかったからである。

この後、待ち合わせ場所、集合時間、どんなことをするのか、などを決め、
ついに念願の上条の携帯電話の番号とアドレスを入手することに成功したのである。

――――――


752 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 15:32:51.12 ID:7Hcj0niC0
とりあえず投下できるレベルに書き溜めたのはこれまでです。

また書き溜めるのでちょっと時間をください。

お願いします。

753 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 15:35:57.00 ID:2YLlBwTI0
ふぁいと

754 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 15:47:32.96 ID:2YLlBwTI0
保守

755 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 15:54:52.33 ID:g75PgFLB0
…ふぅ

756 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 16:02:02.78 ID:0TiIqQKF0
もちろん役立たずの浜面からみんなNTRんだよね?

757 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 16:02:36.09 ID:2YLlBwTI0
俺もそんな流れだと思ってたわw

758 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 16:03:51.07 ID:lGCB7qVLO
>>756
麦野と滝壺は難しいんじゃないか?

759 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 16:05:44.71 ID:2YLlBwTI0
>>758
歩くフラグメイカーに常識は通用しねぇ

760 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 16:09:59.98 ID:3oGznQ9TO
一級フラグ建築士の上条さんがフラグ一本ってどういうことだよ

761 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 16:18:44.12 ID:v4mkEK2g0
保守

762 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 16:22:12.97 ID:tlmHrQlS0
麦野のでれが

763 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 16:31:10.77 ID:v4mkEK2g0
保守

764 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 16:32:13.75 ID:s2zmAGn90
ふぅ・・・
もっと上フレ増えないかな
ふぅ・・・
ふぅ・・・





ふぅ・・・

765 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 16:39:29.41 ID:v4mkEK2g0
保守

766 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 16:46:48.44 ID:v4mkEK2g0
保守

767 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 16:54:01.01 ID:v4mkEK2g0
保守

768 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 17:01:14.94 ID:v4mkEK2g0
保守

769 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 17:05:35.75 ID:oTqiBsX40
期待としての保守

770 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 17:11:37.18 ID:v4mkEK2g0
保守

771 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 17:15:05.04 ID:r9kslWzj0



772 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 17:20:55.51 ID:v4mkEK2g0
保守

773 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 17:21:01.39 ID:2YLlBwTI0


774 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 17:26:47.85 ID:7Hcj0niC0
フレンダ以外のルート希望の方はすいません。

上フレ希望が多かったのでこうなっちゃいました。


ここから書くのはデート編ですが

先に言っておきます。
フレンダは告白しません。

告白しろ派の人はどうもすいません

では出来ている所まで投下します。

775 : 忍法帖【Lv=3,xxxP】 :2011/03/28(月) 17:28:13.05 ID:jDi+FwjA0
きたきた

776 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 17:29:02.46 ID:LevYoovT0
支援

777 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 17:31:13.54 ID:tlmHrQlS0
以外というかハーレムがががが

778 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 17:31:15.23 ID:7Hcj0niC0

――――――

第七学区。『セブンスミスト』の入り口の前で一人の少女が立っていた。
いつも以上におめかしをして、待ち合わせ時間の三十分以上前から待っている彼女はフレンダだ。
どんな格好をしているのかは、読者の想像に任せる。
え? なぜかって? なぜなら主はファッションセンスがないからである。

フレンダ(やっぱり早く来すぎたかな?)

そわそわしている彼女は腕時計を何回もチラチラと見ていた。
そんなに何回も見たところで時間の流れが早くなるわけではないのだが、
早く上条に会いたいという気持ちが行動に現れているのであろう。


779 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 17:35:42.31 ID:4kFF2Kgx0
スレタイ見て思ったけど、何で上条さんはバイト何もしてなかったんだろう
貧乏学生の俺マジ不幸アピール?

780 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 17:37:05.41 ID:Xkc/x6j20
実際問題として上条当麻をバイトとして雇ったらどうなると思うよ

ビリビリあたりが常連客になりそうだけど起こらせたら店を破損させるのは間違いないんだぜ?
なおかつ落ち度はないのに不幸

781 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 17:37:27.85 ID:7Hcj0niC0

集合時間十分前。そわそわしている彼女の後ろから声がかかる。

上条「わりー。待たせちまったか?」

フレンダ「ひゃ!?」

突然の出現により、やはりフレンダは驚いてしまう。

フレンダ「い、いや。別に待ってないよ」

上条「そうか。そりゃよかった」

上条はフレンダの服装を見て、

上条「へー。なんだかいつものヤツとは違って新鮮だなー」

フレンダ「え!? に、似合ってない!?」

上条「いや。充分似合ってると思うぞ」

フレンダ「そ、そう。ありがとう」

テレながら礼を言うフレンダ。
しかし、上条はそんな顔は見てなかった。


782 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 17:40:51.00 ID:GPjT4KyD0
>>741
やっとわかってくれる人がいた

783 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 17:41:55.43 ID:lGCB7qVLO
デレだ!デレデレしろ!わかったか!?デレンダ!

784 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 17:42:25.03 ID:7Hcj0niC0

上条「よし。とっとと店に入ろうぜ!」

フレンダ「う、うん」

二人は店内へと入って行く。
さあ、デートの始まりだ!!

まあ、そう思っているのはフレンダだけで、
上条にはただの買い物としか思っていない。
なぜかというと、それは上条だからである。

――――――


785 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 17:43:26.08 ID:4LYm7mIi0
最愛ちゃんは私が貰っていきますね

786 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 17:44:33.37 ID:vT77IhvL0
>>780
いいね それ

787 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 17:45:38.93 ID:c6BxGybg0
フンダラハランダ!

788 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 17:51:20.90 ID:ZBsakTO+0
>>785
窒素パンチ!

789 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 17:53:23.29 ID:7Hcj0niC0

――――――

『セブンスミスト』洋服コーナーに二人はいた。

フレンダ「この服似合うと思う?」

上条「ああ、似合ってると思う」

フレンダ「じゃあこれは?」

上条「うんうん、似合ってる」

フレンダ「……じゃあこれはどう?」

上条「似合っていますよお嬢様」

上条はファッショについてはそこまで詳しくはない。
なので、細かいことが分からないので、
よっぽど似合っていない服ではない限り似合っているとしか言いようがなかった。


790 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 17:57:44.40 ID:7Hcj0niC0

しかし、フレンダは、そんな上条の返事が適当に答えている感じがして、
なんだかいい気分ではなかった。

フレンダ「上条。なんか適当に言っていない?」

上条「い、いや。そんなことはないぞ」

フレンダ「……ほんとに?」

上条「ほんとだからさ。……そうだ。試着とかしてみたらどうだ?」

フレンダの気を逸らすために、上条は試着室に指を指す。

フレンダ「……わかった。ちょっと着てくる」

フレンダは自分で選んだ服を持ち、試着室へと歩いていく。

上条(た、たすかった……)

そんな失礼なことを思っている上条。

上条「やっぱファッションとか勉強した方がいいのかなあ……」

そんなことを呟きながら、フレンダが出てくるのを待つ。


791 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 18:02:03.37 ID:60qaUjc60
急にキモくなったな

792 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 18:02:38.19 ID:7Hcj0niC0

待つこと約十分後。試着室から、服を着替えたフレンダが出てくる。
上条はその姿を見る。

上条「…………」

上条は、しばらく言葉が出なかった。
なぜか?

試着室から出てきた少女に見とれてしまったからである。

上条(か、かわいい……)

フレンダ「……どうしたの上条?」

上条「はっ、いやちょっとぼー、としてた」

フレンダ「ふーん。で、どう? この服」

上条「すっげえェーかわいいと思うぞ!! 似合ってる似合ってる!!」

フレンダ「ふぇ!!?」


793 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 18:05:25.98 ID:LevYoovT0
支援

794 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 18:07:29.66 ID:7Hcj0niC0

いきなりの言葉に顔を真っ赤に染めてしまうフレンダ。

フレンダ(い、い、い、い、今、かわいい、って!!)

またあっさりと返されるのを予想しただけに、
予想外の言葉でフレンダは混乱してしまう。

上条「ど、どうしたフレンダ? 顔が赤いぞ!?」

フレンダ「な、な、な、何でもないからああああ!!」

そんなやりとりをしている二人。
それを見ていた周りの人間は必ず彼らを、
恋人か何かに見えているだろう。

――――――


795 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 18:14:45.73 ID:oTqiBsX40
>>785
では手負いのむぎのんのお世話は僕がさせて頂きます

796 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 18:15:04.58 ID:7Hcj0niC0

――――――

今は昼ごろ。
「セブンスミスト」で、あらかた用事を終わらせて、
現在、近所のファミレスで二人は昼食を取ろうとしていた。
二人席に、ダラッと二人は座っていた。

上条・フレンダ((……疲れた))

上条はメニューを取って、

上条「なにか食べたいものあるか?」

ダラっとしているフレンダは、

フレンダ「もはやなんでもいいって訳よ」

相当疲れてるんだなあ、と思いながら上条はハンバーグセット(小)を二人分注文した。


797 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 18:19:43.13 ID:7Hcj0niC0

十分後。
どっと疲れている二人に、脅威が訪れる。
向こうから一人の影が近づいてくる。

ウェイトレス「お待たせいたしましたー。『特製カップル用ラブラブドリンク』ですー」

はっ!? と二人はその物体を見る。
明らかに一人で飲むには多過ぎる量のドリンク。
二本のストローが交差し、ハート形を形成していた。
デート物の話でよく見るあれである。

上条「……あのー。こんなもの頼んだ覚えはないのですが……」

ウェイトレス「これはカップル様たちのための当店からのサービスでございます」

そう言ってウェイトレスは「ごゆっくりー」と言って立ち去って行った。
上条は、壁に貼られているポスターを見た。
それに書かれていたのは。

『本日はラブラブデー!!』


798 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 18:24:41.47 ID:7Hcj0niC0

……………。
どうするよこれ? と二人は目を合わせる。

上条「の、飲むしかねえのか?」

フレンダ「そ、そうみたいね」

上条(いやいやいやいやいやムリだろ!! そもそも俺たちは恋人でも何でもねえぞ!! 飲めるわけねえだろ!!)

フレンダ(ムリムリムリムリムリムリ!! そんな恋人みたいな……いやそれを望んでいるんだけど……やっぱり恥ずかしい!!)

周りの席からひそひそと声が聞こえる。
それだけ上条たちは目立っていたのだろう。

早く飲んでここから出ていきた。でも飲むのは恥ずかしい。
かといって飲まずに放置してたらそれだけでも目立つ。


799 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 18:26:24.17 ID:ZAesn0p30
出ていきた?

800 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 18:30:14.45 ID:7Hcj0niC0
>>799 ミスです。たびたびすいません。ありがとうございました
×出ていきた ○出ていきたい


前門の虎、後門の狼。

上条はストローを咥えた。

上条「と、とっとと飲んで、飯食って、ここから出るぞ!!」

そう言ってドリンクを飲む。

フレンダ「わ、わかった!!」

返事をし、その場の勢いでストローを咥えたフレンダ。

フレンダ(か、顔が近い―――)

そんなことに気付いたときにはもう遅い。
今日は二人にとって、今までの人生の中で一番恥ずかしいときだったに違いない。

――――――


801 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 18:34:55.92 ID:7Hcj0niC0
こちらの事情で昼の部は省略させていただきます。
大変申し訳ございません。


――――――

恥ずかしい昼食を終えて、二人は街をぶらぶらと歩いた。

ゲームセンターに行って、恥ずかしいプリクラを撮ったり、
クレープを買っているところに、ビリビリ中学生が襲いかかってきたり、
絹旗オススメのB級映画を見て、いつの間にか二人は寝てしまっていたり、

そんなことをしていたら、あっという間に完全下校時刻前である。
ここは、あのときデートの約束をした公園である。
二人はベンチに座って談笑していた。


802 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 18:38:20.69 ID:gyJ6ADaX0
おい






おい

803 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 18:38:24.60 ID:ZAesn0p30
展開早wwww

804 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 18:38:28.35 ID:7Hcj0niC0

上条「―――もうこんな時間か……」

上条は公園にある時計を見る。そろそろ学生は寮に帰らなければならない。

フレンダ(え、そんな。もうこんな時間なの?)

楽しい時間ほど早く過ぎる、ということが実感できた瞬間だった。

上条「そろそろお開きとしますか……」

フレンダ(まだ別れたくない……)

上条「送って行こうか?」

フレンダ「!? 私を誰だと思ってるの? 一応『アイテム』の一員って訳よ!」

上条「……そうか」

強がりだ。本当は一緒に帰りたい。
だけど一緒に帰った後の別れに、自分は耐えられるとは思えない。


805 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 18:42:04.00 ID:7Hcj0niC0

上条「じゃあ、俺は行くわ……」

フレンダ「あ……」

上条は離れていく。
フレンダの心が張り裂けそうになる。
麦野は言った。

『とっとと告っちゃえばいいのに』と。

無理だ。臆病ものな自分にそんな事出来るわけがない。
上条いた時間はとても楽しかった。
『アイテム』のみんなといた時間とは、別の楽しさだった。

もし告白が失敗したら、
二度とその時間を過ごせなくなる。そんな気がしてならない。

そんなことを考えているうちに、上条は離れていく。


806 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 18:46:37.50 ID:7Hcj0niC0

フレンダは声を絞り出した。

告白は無理だ。でも、

フレンダ「また!! 会えるよね!?」

涙目になりながらも声を出す。
今自分はどんなひどい顔になっているのだろうか?
上条は驚いたような顔をしていた。

しかし、すぐさまその顔は笑顔に変わる。

上条「当たり前だろ!!」

そう言って上条は視界からいなくなった。
また次も会えるという『約束』をして。

――――――


807 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 18:47:31.31 ID:AZnNeHrk0

                                         〈 ̄ヽ
                                   ,、____|  |____,、
                                  〈  _________ ヽ,
                                   | |             | |
                                   ヽ'  〈^ー―――^ 〉   |/
                                      ,、二二二二二_、
                                     〈__  _  __〉
                                        |  |  |  |
                                       / /  |  |    |\
                                   ___/ /  |  |___| ヽ
                                   \__/   ヽ_____)

808 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 18:52:51.71 ID:ZgXDI+AY0
>>807
それっぽいからやめろぃ

809 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 19:00:19.67 ID:AtP37SeD0
イチャイチャしろよぉぉおおおおおおおおおおおおお



いやしてくれよおぉっぉぉおおおおおおお

810 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 19:10:15.13 ID:v4mkEK2g0
保守

811 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 19:13:14.26 ID:lGCB7qVLO
おい待て、思ったんだがフレンダがデートするという行為を麦野達がほっておいてるとは考えにくくないか?…はっ!

812 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 19:20:36.38 ID:v4mkEK2g0
保守

813 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 19:26:57.12 ID:v4mkEK2g0
保守

814 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 19:33:11.05 ID:v4mkEK2g0
保守

815 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 19:40:33.30 ID:v4mkEK2g0
保守

816 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 19:46:43.91 ID:v4mkEK2g0
保守

817 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 19:53:01.64 ID:v4mkEK2g0
保守

818 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 19:55:01.55 ID:oTqiBsX40
ほんほn

819 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 19:56:43.65 ID:7Hcj0niC0
すいません。またこりずに猿くらってました。

まだほんの少し続きます。

820 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 19:58:10.13 ID:HN3i8kFPO
改めて思う何故フレンダを殺した・・・
新約のロリフレ可愛いけどロリはちょっと・・・


821 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 20:00:58.71 ID:S35RUV4g0
すまらしい

822 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 20:02:29.47 ID:fUwv4YPhO
保守

823 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 20:03:29.56 ID:7Hcj0niC0

――――――

麦野「えええ!? そこまでいって告白しなかったの?」

フレンダ「……う、うん」

フレンダが顔を伏せて答えた。

ここは、やはりいつものファミレスである。
現在、フレンダのデートの反省会をしていた。

額に手を当て、やれやれ、というポーズをしながら麦野が言った。

麦野「まったく。ほんとアンタって臆病よねえ」




824 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 20:08:34.25 ID:v4mkEK2g0
保守

825 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 20:08:57.60 ID:7Hcj0niC0

浜面「まあいいんじゃないか? また会えるって言ってたんだから」

絹旗「わかってませんね浜面。こんな感じのセリフは大体死亡フ―――」

浜面「わっ!! 絹旗、それ以上言うな!!」

絹旗の口をふさごうとする浜面。

絹旗「なにするんですか浜面!?」

その一言とともに窒素パンチを食らう浜面。
浜面は机に伏せてピクピクしていた。


826 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 20:13:47.04 ID:7Hcj0niC0

麦野「でも絹旗の言う通りよ。私たちは今死んでもおかしくない立場なんだから。
   それに上条だって『暗部』にかかわってしまったんだから、ほかの『暗部』に狙われてもおかしくはないし……」

確かに上条はバイトとしてだが『暗部』の活動にかかわった。
バイトだったのだがその戦果は見上げたものであった。
垣根帝督の仇として動く『暗部』の連中がいてもおかしくはない。

フレンダ「……わかってる」

今まで顔を伏せていたフレンダが顔をあげた。

フレンダ「だから、そんな奴らがいたら『私』が一人残らずぶっ潰すって訳よ。
     上条には指一本触れさせないわ」


827 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 20:18:19.74 ID:7Hcj0niC0

真剣な表情のフレンダを見た麦野は、溜め息をつく。

麦野「まったく。間違えてんじゃないわよ」

フレンダ「へっ?」

麦野「そこは『私』じゃなくて『私たち』でしょ?」

フレンダは驚く。あの麦野がこんなことを言うなんて。

麦野「なに驚いてるの? もっと仲間を頼れって私に言ったのはアンタたちじゃない。だから、フレンダ。どうしてもってときは、私たちに頼りなさい」

フレンダ「麦野……」


828 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 20:23:24.70 ID:7Hcj0niC0

麦野「さあて。真面目っぽい話はしゅうりょー!! 
   おら浜面、とっとと起きて車用意しやがれ!! 殺し合いに行くぞ!!」

今日も『アイテム』は暗躍する。
その中の一人の少女は、一つ決意をした。
その決意が、後々上条を驚かせることは、また別の話である。
 
―――FIN―――


829 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 20:25:07.53 ID:XEqpMoS90

今から別の話ですよね

830 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 20:27:50.44 ID:lGCB7qVLO
乙乙
これから別の話な訳か

831 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 20:30:31.37 ID:VGISo5t00
乙乙乙
今から別の話な訳ですよね

832 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 20:33:26.08 ID:7Hcj0niC0
後日談はなんかグダグダになってしまいました。

最後まで妄想に付き合っていただいてありがとうございました。

そろそろパソコンが使えなくなってしまう時間なので、

だから昼の部は省略してしまいました。すいません。

別の話と言うのは16巻を基にしようかと妄想しています。

自分でスレが立てられるようにたったらときにまた書きたいと思います。

そのときは、よかったらスレを開いてみてください。

ではではノシ

833 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 20:34:41.53 ID:S35RUV4g0
乙!

834 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 20:34:57.02 ID:ZAesn0p30
よかったよノシ

835 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 20:35:03.99 ID:4LYm7mIi0
>>1
おもしろかったぜ

836 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 20:37:41.58 ID:Jxoxslsm0
超乙

837 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 20:38:40.57 ID:DucOUkH20


838 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 20:46:29.52 ID:VGISo5t00
乙!
おもしろかった

839 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 20:48:33.44 ID:LevYoovT0
おもしろかったよ。乙!

840 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 20:49:04.48 ID:TZW1yw7l0
乙!

841 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 20:50:55.41 ID:PLPAtaZO0
おつ

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