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まどか「上条くんになら何をされてもいいかなって」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 10:45:59.22 ID:FvQSopBv0
さやか「えっ?」

まどか「ううん、何でもないよ、さやかちゃん……」

11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 11:11:39.58 ID:JSQ6dKJp0
>>9
だってどっちも上条さんだし…

12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 11:12:58.33 ID:JHesIuWu0
>>11
面白いからそのまま続き書いてくれない?

13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 11:16:33.70 ID:7h4//C9M0
昼休み。さやかちゃんが学校を休んでしまったので、私は独り、屋上のベンチに腰掛け、菓子パンを齧っていた。

上条「……隣、いいかな?」

まどか「……わっ。……え、上条くん?」

上条「鹿目さん、だよね。確か、さやかと仲良くしてた」

まどか「う、うん。えと、どうしたの?」

上条「ちょっと、ね」

困惑気味の表情で上条くんが微笑む。その後ろに、階段を駆け上がってきた仁美ちゃんが見えた。

まどか「……あぅ」

咄嗟に私は顔を背けて気づいていないフリをする。

上条「バレちゃった、かな。……最近、志筑さんがやたらと、ね。先客がいれば大丈夫かな、と」

まどか「そ、そんなの……!私、仁美ちゃんに悪い、よ」

ちょっと、女心がわからない、のかな。これじゃ、仁美ちゃんがかわいそう。私もすごく、気まずい。

上条「今日はちょうどさやか、休んじゃってるみたいだし、さやかの話聞いてるってことにしてさ。それなら君達の仲にも支障ないだろう。今だけ……さ」

小声で囁く上条くんの後方、走り去る足音を聞いた。腿が触れ合うほど近く、私達は隣り合って座っていた。


ここまで書いてたら先客がいたでござる

14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 11:17:41.02 ID:E75TNIoy0
失恋したさやかと仁美がお互いの隙間を埋めあう感じでお願いします

15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 11:19:06.48 ID:RXLLWE2x0
>>13
期待してる

16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 11:29:08.12 ID:dGB/fx1i0
インデックスさんが魔女になるのはいつですか?

17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 11:31:43.92 ID:XaURpqZj0

インデックス「この生き物イチゴ大福みたいで美味しいんだよwwwwww」 はむはむ

QB「(こ・・・これはマズイよ・・・)」

18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 11:32:53.98 ID:7h4//C9M0
沈黙が続く。もう10分以上経ってる気がする……。
上条くんは、両腿に肘を衝き、合わせた手に顎を載せている。グラウンドを眺めている、というより、思案に暮れている、というか。
コロンと横になったら膝枕しちゃいそう。……って、何を考えているんだろ私。

まどか「……あ、あの」

仁美ちゃんがいなくなっても、黙ったまま。よくわからなくて。
口火を切ったのは、私だった。

上条「……うん?」

まどか「もう、大丈夫、ですよね」

上条「ふふ、どうして敬語かな」

なぜだろう。敬語になってた。

上条「この昼休みの間は、付き合ってよ」

まどか「……う、うん」

断る理由も、必要もない。けれど。気持ちが落ち着かない。
それきりまた、沈黙。

すごく、つらい。

19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 11:39:28.17 ID:JSQ6dKJp0
おおう、別の人が…スレ違になるしな、期待してる

20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 12:02:11.70 ID:P/F0gBk10
いいよ続けて

21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 12:02:22.28 ID:7h4//C9M0
上条「……何も、聞かないんだね」

数刻して、上条くんが呟いた。

まどか「……?仁美ちゃんの、こと?」

上条「何でもだよ」

まどか「……だいたいは、知ってる、から」

上条「それでも。みんな訊くよ。志筑さんのことはともかく、僕の左手がどうだとか、音楽がどうだとか。
復学してまだ数日だけど、同じフレーズを何度繰り返したか分からない」

まどか「仕方ないよ。上条くんの回復ってすごいこと、なんだろうから。みんな喜んでるんだよ」

上条「物珍しさだと思うけどね」

まどか「……」

上条「……心地いい時間だ。気が休まる。静かで、平穏で。君といると、気が楽だよ」

まどか「……」

どうして。そんなことを言うのだろう。そんなひどいことを。
貴方を想っているのは、私じゃないのに。

それから、何度か上条くんは呟いて、それでも私は押し黙ってしまって、昼休みが終わった。

申し訳なくて、悪く思われて。
黙するほどに高まる自分の鼓動が、酷く疎ましかった。

22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 12:02:40.68 ID:o7R7o8ZV0
>>18
期待してる

23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 12:06:52.51 ID:7YBJy1X80
コロンと横になったら膝枕しちゃいそう。……って、何を考えているんだろ私。

コロンと横になったら膝枕しちゃいそう。……って、何を考えているんだろ私。

コロンと横になったら膝枕しちゃいそう。……って、何を考えているんだろ私。

コロンと横になったら膝枕しちゃいそう。……って、何を考えているんだろ私。


屑条殺す

24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 12:23:27.51 ID:o7R7o8ZV0


25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 12:30:55.80 ID:7h4//C9M0

さやかちゃんが祈って、上条くんの左手は快復した。

復学して間もなく、仁美ちゃんはさやかちゃんに宣戦布告して。

仁美ちゃんは告白したみたいだけど、フラレたらしい。

それでも、諦められないのか、ことあるごとに上条くんに近寄っていた。



この数日。さやかちゃんは学校を休んでいて。連絡も取れなくて。

今までさやかちゃんがしていたような付き添い役が、今の仁美ちゃんみたいな。



さっきの昼休みは、驚いたけれど、やっぱり上条くんには、さやかちゃんが必要なんだと思う。

とにかく、探さないと。


26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 12:40:41.57 ID:FvQSopBv0
支援

27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 12:44:39.79 ID:NnAYorgzO
さやか「ねぇ、弾けない音楽聴かされてどんな気持ち?ねぇどんな気持ち?」

28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 12:48:12.28 ID:7h4//C9M0
昼食いってくる
遅筆で申し訳ない

29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 12:50:57.58 ID:FvQSopBv0
>>28おう、なるべく早く戻ってこいよ

30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 13:11:11.54 ID:PRnZNLqe0
ほしゅ

31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 13:24:31.25 ID:FvQSopBv0
まだか

32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 13:30:20.84 ID:7h4//C9M0
放課後。

仁美「まどかさん……少し、お話が」

教室を出ようとしたところを、捕まってしまった。一緒に帰りながら話すことにする。

仁美「どういうことですの?」

まどか「え、えと。偶然ね?さやかちゃんのこと聞きたいって。ほら、最近、休みがちだったから」

合わせた口裏のままに告げる。

仁美「そう。そうでしたの。私てっきりまどかさんが……」

まどか「わっ、ないないっ、ないよ。そーいうんじゃない」

仁美「……それにしては。随分と長くお話していたようですのね」

まどか「それは。その。独りで教室帰っても、仕方なかったし」

仁美「私。まだ、諦めてませんの」

まどか「……うん」

もう少し、気を遣ってほしい。言外に、そんな匂いがした。
本当は、すぐに立ち去るべきだったのかもしれない。

でも、今の私にはさやかちゃんが心配で。だから、上条くんを傷つけたくなかった。

そう。そうなんだと、思う。

33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 13:30:37.92 ID:UhHxILGQ0
期待

34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 13:49:06.58 ID:UhHxILGQ0
wktk

35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 13:53:20.40 ID:ZIR73MgM0
さやかはもう契約済みでまどかがこの調子……
オクタヴィア、か……

36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 13:53:43.40 ID:7h4//C9M0
―――――
杏子「アンタさ。アタシが言ったこと覚えてないわけ?」

さやか「……何が」

杏子「自業自得の人生ってやつだよ。毎日毎日、魔女退治に明け暮れじゃあ、戻ってくる釣銭も投げ捨ててるよーなもんじゃねーか」

さやか「関係、ない」

杏子「オオアリだね。もう少しでグリーフシードを孕みそうな成り掛けの使い魔までヤられるんじゃ、文句も言いたくなる」

さやか「……知らないよ。そんなの」

杏子「そんなに坊やが怖いのかい?」

さやか「……はぁ?」

杏子「だってそうだろ?アンタはゾンビ体になった自分を見せるのが怖いんだ」

さやか「……わかった。魔女退治も気をつけるからさ。どっか行ってよ」

杏子「――アンタも坊やも同類だよ。変わってしまった身体に不貞腐れてさ。アンタはもっと坊やが前向きになって欲しいと願っていた癖に、今はアンタが自分の身体に嫌になってんだ」

さやか「……っ!!」

杏子「そんなんじゃ上手くいくはずないわな」

さやか「黙れ!!」

杏子「おーおー、こわい。まあ、アンタの恋路なんかどうでもいいけどさ。退散するよ」

37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 14:10:00.40 ID:pj/TIM+A0
ほしゅ

38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 14:15:39.85 ID:7h4//C9M0
イライラする。
ベンチの隅に林檎があった。
なおさらイライラして、叩き衝けたい衝動に駆られて、振り被る。

――食い物を粗末にするんじゃねえ。

そんな台詞を想起する。
勝手な女だ。いつも、いつも。人の気持ちなんて考えないで。
自分の考えばっか押し付けてきて。

投げ放つことなく、制服の裾で拭く。食べるつもりもないけれど、放置もできなくて。
何となくその置き土産を持ったまま、あたしは歩き出す。


程なくして前方に、仁美が見えた。隣にはまどかもいる。
木陰に身を隠しながら思う。
あたしがいなくても、きっとあんな風に日常は廻るのだろう。

仁美がフられたことは知っていた。それで彼女が諦めていないことも。

あたしは。
こんな身体になって。こんな身体で。

そんなこと、知らなかった。

知っていたらあたしは。……どうしていたんだろう。

39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 14:32:37.88 ID:7h4//C9M0
―――――

それきり私達は黙ったままで、何度目かの丁字路で仁美ちゃんと別れた。

さやか「……まどか」

突き当たりの曲がり角に踏み入った時だった。

まどか「……さやかちゃん!」

さやか「うん」

まどか「心配したよ……全然、連絡も、取れなくて。家にも、いなくて」

さやか「うん」

まどか「……さやかちゃ、ん?」

さやか「さっきの話、どういうこと……?」

まどか「……え?」

40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 14:34:46.07 ID:juOWg/TJ0
C

41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 14:51:59.98 ID:pyQbjWfS0
ほしゅしゅ

42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 15:00:48.29 ID:7h4//C9M0
さやか「まどかも、恭介のこと」

まどか「ちが……っそういうんじゃない」

さやか「……」

まどか「ちょっと、話そ。全部、話すから」

さやかちゃんには、嘘をつきたくなかった。
もちろん、仁美ちゃんにも、そうだけど……。


近場のベンチを探して、二人で座る。


私が独りで食べているところに上条くんが現れて。
それは追い回す仁美ちゃんから逃げてのことで。
上条くんはちょっと疲れている様子で。
私達はほとんど沈黙したままで。
そのことを仁美ちゃんに問い詰められていたわけで。

私は、そんな昼休みの数十分と帰り道の話を、なるべく丁寧に説明した。
さやかちゃんは静かに耳を傾けていた。

――君といると、気が楽だよ。

そう呟いたことだけは言えなかった。
きっと、上条くんもつらくて、何かの気の迷いだろうから。
余計な事、だと思うから。

43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 15:10:36.51 ID:UhHxILGQ0
支援

44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 15:15:34.66 ID:rIQzyP6Q0
恋愛なんて全部気の迷いの延長みたいなものだぜ

45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 15:17:43.77 ID:ZeE1nCIh0
自分恋愛とか関係ないのに巻き込まれるのが一番面倒だわ
勝手にやってろってかんじなのに相手ムキになるし

46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 15:32:19.39 ID:kbxbYX0d0
NTR・・・

47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 15:41:26.51 ID:ZeE1nCIh0
まだか☆マダカ

48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 15:46:51.16 ID:7h4//C9M0
―――――
まどか「――だから、きっと、上条くんには、さやかちゃんが必要なんだよ。さやかちゃんが側にいないとだめなんだよ」

あたしはまどかに促されて、再び杏子って奴と話したベンチに戻ってきていた。

何があったかは分かった。少しでもまどかに嫉妬していた自分がイヤになる。
仁美は、相当健気に頑張っているらしい。そんな過熱が、恭介には逆効果であることを、あたしは知っている。

さやか「そう、なのかもしれない。そうなんだと思う。腐れ縁だし、何となく、分かる気がする」

まどか「魔法少女が大変なのは分かる、けど……もし、できるなら、会ったり、とか、学校にも来たり、とか」

さやか「――それでもさ。あたしがゾンビなのは、変わらない」

あいつが言っていたことが図星のようで苛立たしい。それでも、あたしは、いやなんだ。

まどか「だって……っ」

涙をぽろぽろと零しながら、言葉が続かないまどか。

さやか「うん……分かった。会ってはみるよ、そのうち」

まどか「……本当?」

さやか「会うだけ。会って話すだけ。こんな身体で、恋とかそんなことは言わない。ただの、幼なじみとして、会う」

願いが叶って、でも、私はまだ、消えたくなかった。だからといって、自業自得だとか、お釣りを取り戻すだとか、そんな気にもならなかった。

どうすればいいか、分からない。
ただ、まどかのために、この場を乗り切るために、私は、そんな約束をした。

49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 16:06:11.60 ID:FvQSopBv0
支援

50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 16:20:07.16 ID:cXIG6xmX0


51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 16:22:01.10 ID:7h4//C9M0
――――

翌日。さやかちゃんは学校に来なかった。
いきなりは、難しかったのかもしれない。

そうして昼休み。

上条「……隣、いいかな」

独り屋上で過ごしていて、再び上条くんに声を掛けられる。

まどか「……うん。仁美ちゃん……?」

上条「そんなところ」

まどか「……足、まだ悪いのに、大丈夫?」

エレベーターがあるとはいえ、松葉杖をついてわざわざ来るのは大変だと思う。

上条「かえって逃げ場としてはね。見当付けづらいだろうから」

昨日、すぐに仁美ちゃんは駈けつけたというのに、そんなことを言う。

まどか「そう、なんだ」

また、腿が触れ合う距離。昨日と同じ姿勢。

52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 16:34:54.32 ID:mXDCQhm/0
ほす

53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 16:37:54.64 ID:7h4//C9M0
不自然なほどに近い。
何だか怖くて、昨日は離れられなかった。
今日は、少し立ち上がって距離を取る。

反応はなかった。
黙ったまま、虚空を見つめている。

まどか「さやかちゃんとは、どうなの、かな」

気まずい時間が過ぎて、話題に困って。唐突だけど、気になることを聞いてみた。

上条「気になる?」

まどか「わっ。そうじゃなくて」

悪戯げに微笑む上条くん。

上条「そうじゃない?」

まどか「え、えと、そうじゃなくなくて。さやかちゃんの、友達として」

上条「ふふ。幼なじみだよ」

まどか「んー、と……その」

上条「……すごく世話になった。心配も掛けた。だからいつか、恩返しはしたい」

まどか「そっか……」

上条「……今日、一緒に帰ってくれないかな?鹿目さん」

54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 16:47:28.51 ID:juOWg/TJ0
無意識に火種を蒔く男だな

55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 16:49:30.99 ID:ZeE1nCIh0
くそう上条の奴・・・ユ゙ルザン!!!

56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 16:55:49.17 ID:ZIR73MgM0
おいおい上条さん、あんまりまどかに手を出すと時間停止使いが黙ってないぞ

57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 16:57:07.78 ID:7h4//C9M0
まどか「え」

上条「鞄を持ちながらの松葉杖は大変で。志筑さんは逆方向だから申し訳ないし」

まどか「わ、わたしも仁美ちゃんと大して変わらないっ」

上条「君だと気兼ねしなくていい気がして、何だか落ち着くんだ。それに、保健委員だし」

まどか「関係、ないっ。それに昨日、今だけって……話がちがう、」

上条「それでも、君はここに独りでいた。隣に座っても拒絶しなかった」

まどか「拒絶、って……」

なんだか、雲行きが怪しい。な、なんで?
確かに、歩くのは大変なのかもしれない、けど。
ここまで、一人で来るほどの元気はあるんだから。

上条「ダメ、かな……?」

まどか「昇降口までは、付き添います、けど。それからは、お、お断りしますっ」

そう言いながら、立ち上がり教室に帰ろうとする。なんか、こわい。
上条くんにもしものことがあったら、さやかちゃんにわるい、けど。でも、これで一緒に帰るのはもっと、悪い。

上条「待って」パシッ

咄嗟に手を掴まれる。

上条「校内限定なら、それでもいいよ。だから、教室まで付き合ってくれないと。保健委員なんだから」

58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 17:00:38.66 ID:UhHxILGQ0
恭介ェ…

59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 17:04:46.89 ID:aNjuHqT60

           円   円
         環        環
       の    , -─-、    の
     お       ,マミ-─-'、     お
    断     ν*(ノノ`ヽ)     断
    り       ξゝ゚ω゚ ノξ     り
             / 巴 \
    円    ((⊂ )  キノ\つ))   円
    環     ∠/r'⌒ヽ      環
     の      ヽ ヘ }     の
       お    ノノ `J    お
         断         断
           り    り


60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 17:08:16.91 ID:kbxbYX0d0
こんなマミさんまでww

61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 17:10:38.28 ID:7h4//C9M0
―――――

まどか「うぅ……」

結局、そのまま引き戻され、昼休みが終わるまで、二人、無言で過ごした。
確かに、保健委員だから、ホントは付き添って、転んだりしないように見てるべきなのかもしれない、けど。
ううん。そんな感じじゃない。いくらニブい私でも、この変な感じぐらい、分かる。

明日からは、教室で食べようと思う。


放課後になって、上条くんを昇降口まで送り届けた。お互い、終止無言。
元気そうに見えたけど、やっぱり歩くのは大変そう。
でも、うん、一緒には帰れない。

帰り道の方向は、校門を出てから一緒。
何だか、上条くんもそれを狙っていたような気がしたので、さっと踵を返し反対方向に歩き出す。
反応は、なかった。


久しぶりに、マミさんの部屋、行ってみよう。
きっと、掃除とか、必要だと、思う。

62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 17:11:29.52 ID:m+tsKuT/0
上条って付くやつには碌なやつがいないな

63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 17:12:36.20 ID:UhHxILGQ0
マミさん、この上条くんに円環の男割りしてあげて

64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 17:31:22.29 ID:7h4//C9M0
―――――

上条恭介の素行がおかしい。

昨日に続いて今日もまどかと共に昼休みを過ごす。
まどかも保健委員として、校内の付き添いを申し出ている。
二人はほとんど話さず、まどかも事務的に対応しているようではあるけれど。

こんな事態は、今までの"ループ"には無かった。
何の介入も無しに志筑仁美が上条恭介に失恋するケース自体初めてであったが。

これは、上条恭介の好意が、まどかに向いているということ、なのか。
どう捉えればいいのだろう。

もし、まどかが恋に目覚めるならば、魔法少女にならなくて済むだろうか。
いや、そうじゃない。美樹さやかなんてその典型。

でも。それを見ているまどかなら。
一度失敗を見ているまどかなら。
決して魔法少女になることなく、人間としての幸せを求められるだろうか。

まるで、略奪愛のような形だけれど。
もう少し、観察を続けてみるべき、だろう。




それにしても。
嫉妬とは、こんなにも胸をくるしくさせるのか。

65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 17:37:15.27 ID:o7R7o8ZV0
子淵

66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 17:40:04.87 ID:cXIG6xmX0
読点多すぎ

67 : 忍法帖【Lv=25,xxxPT】 :2011/05/15(日) 17:42:31.91 ID:pVl/2Eh/0
上条死ね

68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 17:53:08.05 ID:ZIR73MgM0
ほむらはまどかが幸せならそれでいいよ派か
試練の時だな

69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 17:53:11.27 ID:5J47RVNOO
NTR

70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 17:56:42.75 ID:SJfnLQilI
なんだかlife思い出すわ

71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 17:58:14.18 ID:7h4//C9M0
―――――

結局、学校には行けなかった。
いまさらただのJCみたいな生活、できるはずない。
少なくとも、今はまだ、気持ちの整理がつかない。

下校時間から更に一時間ほど置いて、あたしは恭介の家に向かった。
さすがに家には着いている頃だろう。

インターフォンの前に立つ。懐かしいヴァイオリンの音色が扉の向こうから聞こえてくる。
つい最近もこんなことがあって、その時は杏子に色々と言われたのだった。

何を話せばいいか分からない。
何も話せないかもしれない。

それでもいい。
もともと深入りしないつもりだった。
あたしが好きだった音を、聞かせてもらって、それで帰ろう。

それでいい。


あたしは少し、深呼吸をして、呼び出しボタンを押し込んだ。

72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 18:06:38.72 ID:7h4//C9M0
用事で少し開きます
再開は20〜22時頃
自分のスレではないので他の方もどんどんどうぞ
ノープランですが残ってる限りは最後までやります
遅筆もあり本当に申し訳ない

73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 18:12:39.53 ID:ZeE1nCIh0
とりあえず完走さえしてくれれば他のことは許す!

74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 18:13:53.83 ID:ZIR73MgM0

出来る限りのハッピーエンドを期待してるぜ

75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 18:31:46.35 ID:ud2eRgHc0


76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 18:46:42.20 ID:5J47RVNOO
保守

77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 18:54:51.83 ID:uvdNrqooO
結局まど条になってしまうのか?

78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 19:06:33.79 ID:CB7YlM2W0
ほっほ

79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 19:11:27.93 ID:QD2rKloS0
ほす

80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 19:23:20.79 ID:o7R7o8ZV0


81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 19:32:30.75 ID:CB7YlM2W0


82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 19:36:15.75 ID:ZeE1nCIh0


83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 19:38:10.90 ID:7YBJy1X80
>>77
上条にまどかは相応しくない

84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 19:52:41.91 ID:CB7YlM2W0


85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 19:53:00.30 ID:FvQSopBv0
いいねぇ。
スレ建てた甲斐があったよ

86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 19:56:27.60 ID:ZIR73MgM0
保守だ

87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 20:10:02.28 ID:7h4//C9M0
保守サンクス
書き溜め無いけど投下再開

88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 20:12:03.42 ID:7h4//C9M0
―――――
上条「いらっしゃい」

さやか「うん。ごめんね、練習中」

上条「構わないよ、ただの指慣らしだし。具合悪いって聞いてたけど、大丈夫なの?」

さやか「ん、ま、まあ、今は大丈夫」

サボっちゃった。その一言を、昔なら気軽に言っていたはずなのに。

さやか「恭介も、ほら、あ、足、大丈夫?」

上条「うん、良くなってきている。もうすぐ、松葉杖は取れそう……だけど、どうかな」

さやか「ん?」

上条「いや、念のためにもう少し持ち歩くことになるかも」

さやか「そっか。うん、それがいいと思う」

上条「うん」

恭介は弓に松脂を塗り付けていて、少し沈黙が続く。やっぱり、何を話せばいいか分からない。

さやか「……あたし、何か聴きたい、かな。今は何、練習してるの?」

上条「今は、エチュードを1からやり直しだよ。塗り終わるまでちょっと待ってね」

さやか「あ、うん。ごめん」

89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 20:14:00.64 ID:FvQSopBv0
かみやんは策士すなぁ

90 : 忍法帖【Lv=24,xxxPT】 :2011/05/15(日) 20:15:35.55 ID:2nvWieZB0
ほしゆ、

91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 20:16:05.93 ID:ZIR73MgM0
こうやって話せてるだけ本編よりマシだよな……

92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 20:30:53.27 ID:ud2eRgHc0
支援

93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 20:31:14.45 ID:7h4//C9M0
上条「……鹿目さんって、どんな子?」

さやか「え……?」

上条「あれ、さやか、仲良かったよね?」

さやか「そう、だけど。どうして……」

上条「彼女、保健委員だから。世話になっててさ」

さやか「あ、ああー。そういうことか。どんな子、って言われてもなあ」

上条「静かだから一緒にいて気楽なんだけど、何か緊張?されてるみたいで」

さやか「あーまどか、男子の免疫、なさそーだからなあ」

上条「そうなんだ?」

さやか「多分ねー。なに、もしかして……惚れた?」

なるべく冗談めかして言ってみる。声が震えたかもしれない。

上条「あはは。そんなんじゃないよ。イイ子だと思うけど」

さやか「そ、そっか。うん、まどかはいい子だよー」

笑いながら、恭介のその一言に深く安堵してる自分がいた。
胸が、苦しい。

やっぱり、私は恭介が好きなんだと思う。

94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 20:37:46.58 ID:UhHxILGQ0
さやかちゃんおとめすなぁ

95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 20:41:28.96 ID:5J47RVNOO
恭介は天然のどSだな

96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 20:42:30.57 ID:fAIWE6/u0
自分が悪だと気づいていない最もドス黒い(以下略

97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 20:48:14.38 ID:VMwjfiCx0
本編でも恋するさやかちゃんに胸を締め付けられたけど
ssでもこんな切ない気持ちにならないといけないなんて…

98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 20:48:48.61 ID:7h4//C9M0

上条「……どうしたの、さやか?」

さやか「ん?」

上条「泣いてる……?」

言われて、頬を伝う雫に気付く。慌てて袖で拭う。不覚だ。

さやか「あはは、寝過ぎたかな」

上条「何か、あった?最近、おかしいよさやか」

さやか「……おかしーってなによー。さやかちゃんは変わっておりませんぞ?」

上条「だって。最近全然会えないし」

さやか「それは風邪でー」

上条「でも、学校に来てる時もそうだった」

さやか「たまたまだよ。たしか、まどかに誘われてさ」

上条「……。僕には話せないこと?」

さやか「話せないも何も、何にもないってば」

上条「……そう。明日は学校来れそう?」

さやか「それは、まだ。分からないかな」

99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 21:01:16.68 ID:FvQSopBv0
しえん

100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 21:11:18.50 ID:ZIR73MgM0
さやか→恭介は好感度MAXなのに
恭介→さやかは好感度平均レベル
しかもさやかはそれがわかってないのがさやかの不幸だ

101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 21:16:51.02 ID:HeDIlN0vO
支援

102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 21:20:31.66 ID:QD2rKloS0
帰ってきてたか
支援

103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 21:25:19.69 ID:7h4//C9M0
上条「じゃあ、放課後。うちに来れる?」

さやか「……どーしたの?恭介こそ。なんか変だよ」

上条「側に、いてよ。前みたいに。入院してたときみたいに」

さやか「なに、それ。……甘えちゃってる?」

上条「真剣だよ。この数日、さやかがいなくて、寂しかった」

さやか「……っ!」

不意打ちだった。また、泣きそうになる。
そんなことを言われたのは、初めてで。さっきまで、あんなに素っ気なかったのに。

さやか「…………あたしより。まどかの方がいい、んじゃない?」

上条「昨日、鹿目さんと昼休みを一緒に過ごしたよ。最初は偶然だった。さやかはいないし、志筑さんにも追い掛けられていて」

その話は知っている。けど。

上条「今日も一緒させてもらった。昨日、居心地が良くて、今日も寂しくて。さやかと雰囲気が似てるのかもしれない」

さやか「だったら……っ!」

上条「――聞いて。違うんだ。違う。鹿目さんを好きなら、こんなことさやかに言わない。

僕は、寂しかった。最低かもしれないけど、誰でもよかった。誰かにさやかを求めていた。でも、やっぱり、僕が求めていたのは、この時間だった。全然、違う。

今、こうして、さやかと二人で、話しているだけで。やっぱり、これがいいんだ、って。そう思う」

104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 21:26:46.68 ID:5J47RVNOO
上条の考えが分からない

105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 21:33:12.05 ID:juOWg/TJ0
この会話だけならハッピーエンドっぽいが…?

106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 21:43:53.61 ID:UhHxILGQ0
上条(あともう一押し…ティヒヒ、ちょろいもんだ)

107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 21:45:07.90 ID:EnRq9ub7O
>>48
さやか「そう、なのかもしれない。そうなんだと思う。腐れ縁だし、何となく、分かる気がする」

くされみどりって読んじまった

108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 21:46:30.52 ID:7h4//C9M0
上条「だから、側にいてよ。学校にも来て、うちにも来て」

さやか「……分かんない、ってば」

上条「どうして、泣くの」

さやか「……泣いてない」

上条「泣いてるよ。それに分からない、って。酷いこと言って、やっぱり僕はさやかに嫌われたかな……」

さやか「そーじゃない……!!いきなり、過ぎて」

上条「そう、かもしれない、けど。不安なんだ。別に、特別なことじゃない。今まで通りでいい。
ただ、僕にはさやかが離れていってるように思えて。それが、怖くて」

ずっと欲しかった言葉を、聞いている気がする。
恭介が私を求めてくれて。
あたしだけが恭介を想っているんじゃないんだって。

さやか「……ありがと」

それなのに、どうしてこんなにつらいのか。

上条「どうして……」

"側にいる"。"離れないよ"。そんな嘘を、今度は吐けない。

さやか「ごめん。……帰る」バッ

上条「さやか……っ!」

109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 21:48:29.19 ID:7YBJy1X80
まるものBGMが妙に合っていて股間から白い涙が流れてくる

110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/15(日) 21:59:41.47 ID:UhHxILGQ0
ハラハラ

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