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ほむら「この幸せが永遠に続くといいのに」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:06:27.10 ID:08w/RMNq0
代行 ID:P3MLa5GQ0

2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:06:57.21 ID:pqN5bNap0
     ∧ /| __
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          > ∨    } ノ /:'`ヽ、__′ i! .)' 
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3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:07:08.15 ID:Z+AmXApb0
ほむら「おなかふくらめえええええ!!!!!!!!!!!!」


ぷくーーーーーーー!!! ぱんっ!!!



                                    おしまい

4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:08:06.95 ID:eURBrdJ10
>>3
なんかワロタ

5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:08:41.38 ID:P3MLa5GQ0
>>1代行ありがとうございます

まどか「見滝原の夜景・・・綺麗だねほむらちゃん」

ほむら「うん・・・」

マミ「ケーキ持ってきたわよ」

杏子「おっ!美味そうだなあ」

まどか「マミさんの作るケーキは絶品なんだよ」

さやか「めっちゃうますよ!でも全部食べたら太っちゃって恭介に笑われちゃう」

杏子「さやか!全部食えよ、食べ物を粗末にする奴は許さないからな!」

マミ「フフフ・・・」


6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:09:14.63 ID:P3MLa5GQ0
(帰宅途中)

ほむら「ねえまどか・・・」

まどか「なに?ほむらちゃん」

ほむら「今って幸せだよね」

まどか「もちろん!みんな仲いいし元気だし、辛いことなんてまったくないよ!」

ほむら「うん、そうだよね・・・」

まどか「おかしなほむらちゃん。あ、ここでお別れだね。また明日学校で!」

ほむら「今日も楽しかったわ、まどか。また明日ね」

ほむら(まどかも元気だし、他の子達も幸せそう)

ほむら(でも何かがおかしい。喉につっかえたような妙な違和感がある)

ほむら(何だろう・・・この気持ち。何かをやり残したような、今ここで平和にずっと暮らしては)

ほむら(いけないような圧迫感・・・)

「その理由、教えてあげようか」

7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:10:28.21 ID:P3MLa5GQ0
ほむら「だれ?」

QB「キュウべえだよ」

ほむら「キュウべえ?ぬいぐるみが喋ってる・・・まさか」

ほむら「さやかー!杏子ー!いるんでしょ、出てきなさい」

QB「どうやら完全にやられちゃってるみたいだな」

QB「記憶のバックアップを残しといて良かったよ」


QB「どう?」

ほむら「ええ、思い出したわ。今現在立っているこの場所も、まどかの正体も」


QB「良かった。この空間は魔女化したまどかの結界内だ」

QB「この魔女は他の魔女とはかなり違って、世界中の生命を救済しようとしている」

QB「救済ってのは・・・個人個人が最高に幸せな世界で暮らせるって事なんだけど」

QB「君の場合、転校してきてから現在までに出会った4人の少女の仲良くする。それが君の理想的な」

QB「世界なわけだ。もちろんそれは他の4人の少女もそうだ」

8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:11:23.51 ID:P3MLa5GQ0
ほむら「ちょっと待って、私以外は皆死んだはず。じゃああの子達は」

QB「それは後々説明するよ」

QB「ここで過ぎた時間は結界内の時間感覚では3ヶ月。実際は魔女が孵化してから」

QB「一日しか経っていないけどね」

ほむら「何で来たの、QB。ノルマを達成してあなたの故郷に戻ったんじゃなかったの」

QB「問題が起きたんだ」

QB「思ったよりも魔女の力は強大だ。このままだと宇宙にまで大きな影響を及ぼすかもしれない」

QB「宇宙を救うために行った行動が宇宙を滅ぼすなんて本末転倒な話は無いよね」

ほむら「自業自得よ、QB」

QB「確かに君の言うとおりだ。僕達も反省している」

QB「・・・まあそれはいいとして、君には協力してほしいんだ」

QB「君がこの結界に引き釣りこまれてから会っている鹿目まどかに酷似した物。それは」

QB「ここの魔女の脳であり、心臓に当たる部分なんだ。つまり・・・」

9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:11:59.99 ID:P3MLa5GQ0
ほむら「殺せっての?」

QB「ああ」

ほむら「・・・あなたは私が承諾すると思ってる?」

QB「もちろん対価は払う。成功したら、君を一ヶ月前に戻す」

QB「その時間軸では僕はまどかに一切の干渉をしない。これは十分な対価だよね」

ほむら「ちょっと考えさせて・・・」

QB「猶予は君の体感時間で20時間だ。それまでに何らかのアクションが無ければ」

QB「君を見捨てる。魔女に永久に縛られてればいい」

10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:12:41.98 ID:P3MLa5GQ0
翌日

まどか「おはよう!ほむらちゃん!」

ほむら「まどか・・・おはよう」

さやか「転校生ー元気ないぞ!さては昨日・・・」

さやか「けしからーん!そんなハレンチな子はー…こうだぁっ!」

ほむら「うわぁ!やめてよさやか!」

まどか「ほむらちゃん昨日の夜何してたの・・・?」

マミ「鹿目さんにはまだ早いことよ」

まどか「ところで杏子ちゃんは?」

さやか「あー、杏子?今日も学校サボってんじゃない?ゲーセンでハイスコアに挑戦してるって言ってたし」

11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:13:29.35 ID:P3MLa5GQ0
早乙女「今日はみなさんに大事なお話があります。心して聞くように」

早乙女「ラーメンとは、二郎ですか?それとも一蘭ですか?はい、中沢くん!」

さやか「また中沢差されてるよ」

まどか「だって先生、中沢くん大好きみたいだし」

ほむら「・・・」

まどか「ほむらちゃん大丈夫?顔真っ青だよ」

さやか「保健室連れて行った方がいいんじゃない?まどか保険委員でしょ、連れていきなさいよ」

さやか「せんせー!暁美さんの体調が悪いみたいです!」

まどか「大丈夫ほむらちゃん?立てる?」

ほむら「まどか・・・」


12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:14:01.47 ID:P3MLa5GQ0
まどか「ほむらちゃんの辛そうな姿って見てられないよ・・・」

まどか「あともうちょっとで保健室だからね」

ほむら「まどか、ちょっと話があるの」

まどか「どうしたの?ほむらちゃん」

ほむら「あなたはこの現実に満足している?」

まどか「え?どうしたの突然・・・そりゃもちろんしてるよ。みんな幸せだし」

ほむら「でもねまどか、もうこれで終りにしようよ」

まどか「ウェヒヒヒ、何言ってるのほむらちゃん。おかしいよ」

13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:15:07.23 ID:P3MLa5GQ0
ほむら「私、気づいちゃったの」

ほむら「この世界のこと。みんなの事」

まどか「・・・そう」

ほむら「否定は、しないんだね」

まどか「でもほむらちゃんも幸せだったでしょ?この世界に取り込まれてから」

まどか「さやかちゃん、マミさん、杏子ちゃんは永遠に生きれるんだよ」

ほむら「それはまやかしだって事に気づかないの?皆死んだのよ」

まどか「もう苦しむことも無い。死んじゃうこともない。永久に幸せな学生生活を送るの」

まどか「それだけじゃない、世界中の皆は私が永遠にするの。苦しいのは一瞬だけ」

まどか「誰もが幸せな思い出を無限に繰り返せる」

ほむら「思い出は、思い出は・・・逃げこむ場所じゃない!」ギュウ

まどか「首を締めても無駄だよ。・・・ほむらちゃんはちょっとおかしくなっちゃったんだね」


14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:15:52.46 ID:P3MLa5GQ0
ほむら「まどか!まさか、ここは・・・」

イザベラ「・・・」

パトリシア「・・・」

オクタヴィア「・・・」

ほむら「イヤ!来ないで!」

まどか「ほむらちゃんは・・・いままでずっと戦ってきたんだね」

まどか「私のために」

まどか「でもこれで終わりなんだよ。ほら」

さやか「おーい!転校生ー!」

マミ「はやくこっちにいらっしゃいよ」

杏子「何強情張ってんだよ!」

まどか「そこの魔女たちと終わりのない戦いを続けるか、それとも」

まどか「みんなで今日もお茶会をするか・・・マミさんのケーキ、美味しいよ」

ほむら「まどか・・・」


15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:15:57.63 ID:pqN5bNap0
さるよけ

16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:16:37.60 ID:P3MLa5GQ0
ほむら「確かにそうだよね、何QBの言う事を聞いてるんだろ。こっちが本当の世界なんだ」

QB「暁美ほむら・・・君はどこまで愚かなんだい」

QB「脳に直接干渉するのは避けたいけど・・・ちょっと失礼するよ」

ほむら「アハハ、今行くから待ってて・・・ね」

QB「それっ!」

QBが掛け声をあげると友人たちの姿は消え去り、目の前に灰色の、煤で汚れた女の姿をした石像が現れた。

ほむら「な・・・何よこれ」

QB「これがこの魔女の使い魔であり、君の大親友の正体さ。目が覚めただろう?」

使い魔「何躊躇ってんだよ転校生!はやくこっちに来なよ」

QB「さあどうする?この化け物たちとお茶会をするのは構わない。」


17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:17:22.92 ID:P3MLa5GQ0
QB「それとも、僕について来るかい?」

ほむら「・・・」

クリームヒルト「さあ、おいでよ・・・あれ」

クリームヒルト「行っちゃったみたいだね。でも大丈夫」

クリームヒルト「必ず戻ってくる。絶対にね」

18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:18:06.57 ID:SYWOoQZ6O
しえん

19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:18:12.41 ID:P3MLa5GQ0
ほむら「グスッ・・・こんなのってないよ」

QB「現実は常に冷たくて厳しい物なんだよ、ほむら」

ほむら「ところで・・・ここは何処なの?」

QB「魔女の結界外だ。もうすでにここ周辺の生命は魔女に吸い取られてしまっているけどね」

QB「数時間前に、この星中の軍隊が一斉攻撃したようだけど、まったくもって効果は無かったようだ」

ほむら「じゃあ普通に攻撃しても全く歯が立たないってことなの?」

QB「そういう事。今までの魔女みたいにゴリ押しじゃいかないんだ」

QB「でも、どんな要塞も弱点を突けば崩壊する。この魔女もそれってわけさ」

20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:19:09.34 ID:P3MLa5GQ0
ほむら「弱点・・・?」

QB「あの魔女のエネルギー源は思い出だ。結界内に仮想空間を作って変わらない日々を繰り返させて」

QB「思い出を生産させているんだ。それで巨大な図体を保っている」

ほむら「要するに、まどかの周辺人物を消していけばいいのね」

QB「大正解だ」

ほむら「でも使い魔を倒すと魔女に察されるんじゃないかしら」

QB「あそこに現れる人間の全員が使い魔な訳じゃないんだ。つまり」

QB「幸福な思い出を作るのに欠けている人間を使い魔で代用している」

QB「欠けているってのは、既に死んでいたり、今現在取り込んでない人間の事だね」

ほむら「つまり、あの3人以外は全員・・・」

QB「本物だ。でも魔女に記憶を弄られてるから、現状では使い魔と何ら変わりがない」

21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:19:39.86 ID:P3MLa5GQ0
QB「まず最初に、魔女の周りの人間の目を覚まさせることから始めよう」

QB「この計画を魔女に悟られてはいけない。そこに注意するんだよ」

QB「じゃあ結界に転送するよ。その前に」

QB「再度記憶を弄られるだろうから、これを持たせとく。記憶のバックアップだ」

QB「6連発リボルバー拳銃。一応持っといてくれ」

QB「最後にほむスピナーを返しておく。砂が抜けてるから時間関連の能力は一切使えないけど、いい収納道具になるからね」

QB「説得に成功したら迎えに行く。がんばってね」


22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:20:25.49 ID:P3MLa5GQ0
ほむら「QB、あの約束覚えてるよね」

QB「もちろんだ。撃破に成功したら君を一ヶ月前に戻し、一切干渉をしない」

QB「僕は必要な情報を伝えないことはあっても、嘘はつかないよ」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ほむら「まどか・・・まどか・・・」

クリームヒルト「来てくれたんだね、ほむらちゃん」

クリームヒルト「そう、ずっと幸せな思い出の世界に居ればいいの。ずっとね」

ほむら「ええ、まどか」

クリームヒルト「余計な記憶は邪魔だね。消すよ」


23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:20:59.73 ID:P3MLa5GQ0
まどか「おはよう!ほむらちゃん!」

ほむら「うわぁ!まどか?」

まどか「迎えに来たよ!早く学校に行こうよ!」

ほむら「迎えに来てくれるのは嬉しいけど、寝床まで来られちゃうと・・・恥ずかしいじゃない」

まどか「ウェヒヒヒ、ごめんねほむらちゃん!でも寝起きのほむらちゃんも・・・」

まどか「何でもない。早く準備してね」

ほむら「やれやれ、相変わらず世話焼きなんだからまどかは」

ほむれ「あれ、これ何だろ。"押せ"だって。ポチっとな」

24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:21:54.56 ID:P3MLa5GQ0

ほむら「ほむスピナー、あとピストルもちゃんとあるわね」

まどか「ほむらちゃーん、準備できた?」

ほむら「まだよ、まどか!絶対入ってこないでね」

まどか「ウェヒヒヒほむらちゃんは恥ずかしがり屋さんだな〜」

ほむら「えーと、ピストルとバックアップは、ほむスピナーに入れとこう」

ほむら「問題はこのほむスピナーね。大きすぎるけど、持ち歩かないといけないし・・・」

ほむら「とりあえず学生鞄に入れときましょう」


25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:22:27.30 ID:P3MLa5GQ0
ほむら「えーっと後は・・・」

まどか「おそーい!」バタン

ほむら「!?」

ほむら「入ってこないでっていったでしょ!」

まどか「ほむらちゃんの下着姿見ちゃった!ウェヒヒヒ」

26 : :2011/06/09(木) 22:22:33.21 ID:/F82xOg20
C

27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:22:42.23 ID:IpB/Buc50
ほむむ

28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:23:21.24 ID:/F82xOg20


29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:23:28.60 ID:P3MLa5GQ0
まどか「もー、ほむらちゃんのせいで遅刻だよぉ」

ほむら「ごめんなさい」

まどか「もう授業始まってるよね・・・そうだ、サボろっか?」

ほむら「あなたが大丈夫ならいいわよ」

ほむら(監視して、決して近しい人間には近づけさせない、となると)

ほむら(どうやら半ば察されてるようね)

まどか「そうだ、杏子ちゃんに連絡取ろうか。またサボってるみたいだしー」

ほむら「どちらでもいいわよ」

30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:24:13.70 ID:P3MLa5GQ0
まどか「そうだ、杏子ちゃんに連絡取ろうか。またサボってるみたいだしー」

ほむら「どちらでもいいわよ」

まどか「んー、なんかほむらちゃん素っ気無いなあ。どうしたの?」

まどか「この前も体調悪そうだったし心配だよ・・・」

ほむら「どうってとないわ。」

ほむら「そうだ、今日は二人っきりでどこか行かない?」

まどか「えっ、もちろんいいよ!どこ行くの?」キラキラ

ほむら「そうね・・・海、とかどうかしら」

まどか「海かぁ・・・いいよ。行こう!」


31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:25:15.66 ID:P3MLa5GQ0
まどか「青い空に浮かぶ入道雲、夏の海って感じだねほむらちゃん」

ほむら「そうね、誰も居ないのが不思議だけど」

まどか「だって平日だもん、今日は」

まどか「水着があればいいんだけどな」

ほむら「まったくね」

まどか「あ、海の家はやってるみたい。水着あるかなー」

まどか「これいいかも。ほむらちゃん見て見て」

ほむら「ちょっと子供っぽくない?」

まどか「ほむらちゃんまで私を子どもっぽいって言ったー!」

まどか「私子供じゃないもん、演歌聴いてるぐらい大人なんだから」

ほむら「ごめんなさい。でも似合ってるわよまどか」

まどか「ウェヒヒヒ」

32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:26:06.53 ID:P3MLa5GQ0
ほむら(こんな調子でずっと張り付かれてたら・・・)

ほむら(どうにかして離れないと)

まどか「海冷たくてきもちーよ!ほむらちゃんも泳ごうよ!」

ほむら「私はいいわよ」

ほむら「あ、そういえば病院に用事があるんだった」

ほむら「今日はここでさよならしない?」

まどか「用事って何?ほむらちゃん。私もついて行くよ」

ほむら「い、いいわ。すぐ終わる用事だから」

まどか「そう、用事終わったらマミさんの家で集合ね。今日はお泊りだってよぉ」

ほむら「ええ、わかったわ。それじゃまたあとで」

ほむら(妙にさっぱりしてるわね。嫌な予感がする・・・)

ほむら(とにかく上條恭介の居る病院に急がないと)


33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:26:44.28 ID:P3MLa5GQ0
上條「うわぁ…。いつも本当にありがとう。さやかはレアなCDを見つける天才だね」

さやか「そんな、運がいいだけだよ。きっと」

上條「もうすぐで腕も治りそうだし」

上條「さやかが言った通り、奇跡だよね、これ」

上條「うん。何だか実感なくてさ」

上條「でもこれでさやかの為にバイオリンが奏でられるよ」

さやか「そんなこと言ってくれるなんて、嬉しいなあ」

34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:27:17.16 ID:P3MLa5GQ0
ほむら(まどかの望んだ世界)

ほむら(確かにみんな幸せで良い世界だわ。でも・・・)

さやか「えーっと、じゃあもうそろそろ帰るね。約束があるし・・・」

上條「もう帰っちゃうの?そうだ、歩いて送って行ってあげるよ」

さやか「え、いいよ。まだ上手く歩けないんでしょ?」

上條「来週までに松葉杖なしで歩くのが目標なんだ。リハビリを兼ねて、ね」

さやか「エヘヘ//」


35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:27:54.82 ID:P3MLa5GQ0
ほむら「・・・」

上條「誰だい?君は。ここは僕の病室だよ、間違えてるんじゃないのかな」

ほむら「貴方に用事があるの」

上條「何だい?僕は君のことを全く知らないんだけど・・・」

ほむら「あなたは、最近何か違和感はないかしら。妙に喉に使えたような違和感は・・・」

上條「え?どういうことだよ、確かにそんなようなのはあるけど・・・」

ほむら「そもそも美樹さやかを貴方は本当に愛しているのかしら。もっと他に好きな人がいたんじゃないの?」

上條「何言ってるんだ!さやかは僕が誰よりも一番・・・」

ほむら「一番?」


36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:28:45.03 ID:P3MLa5GQ0
上條「確かに、君の言う通りだ。誰か、誰かなんだよ。何なんだろうこの気持ち」

ほむら「そもそも貴方、幼少期の記憶はある?例えば子供の頃の家族旅行とか」

上條「もちろんあるに決まってる!僕の発表会にさやかが来てくれた思い出とか・・・」

上條「それ以外には、えーと」

ほむら「不思議でしょう。もう単刀直入に言うわ・・・実は」

さやか「ちょっと、転校生!恭介と何話してるのよ!」

ほむら「あら、さやか。ちょっとした世間話よ」

さやか「怪しいなあ〜」

ほむら「あなたの話よ。ノンケ話。いいから行きましょ。皆待ってるわよ」

上條「あ、ちょっと・・・行っちゃった」


37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:29:45.13 ID:P3MLa5GQ0
まどか「遅いよー!二人とも」

さやか「ごめんごめーん!遅くなっちゃって!」

さやか「今日のお泊り楽しみだなあ〜」

マミ「暁美さん、寝具とかお泊りセット持ってきたかしら?」

ほむら「あっ・・・」

マミ「ありゃりゃ、じゃあどうしようかしら・・・」

まどか「ウェヒ」

杏子「まどかが余分に二着持ってるってさ!まさかこの事知ってたんじゃないだろうな〜」

まどか「ウェヒヒヒ」

ほむら「ありがとう、まどか。あらこのパジャマ・・・」

まどか「替えがこれしか無くて・・・お揃いだね!ほむらちゃん」

ほむら「ウフフ」


38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:30:00.46 ID:9ubtR3X1P
まどかが願いを叶えたあとどんな過程を経て魔女化したのか考えると…

39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:30:38.24 ID:P3MLa5GQ0

マミ「お風呂湧いたわよ〜」

まどか「先に入りなよ!ほむらちゃん。海行ってきたんだから」

ほむら「ええ・・・」

ほむら(これは相当ヤバい状況だわ。もし私がここで席を外して風呂に入りに行ったとすると)

ほむら(確実に荷物を確認される。それでほむスピナーがバレたら)

ほむら(とはいっても拒絶も危険。疑われるわね)

ほむら(となると・・・)

40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:30:54.95 ID:TJ3BY3W30
のろけじゃなくてノンケだと……

41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:31:54.05 ID:P3MLa5GQ0
>>40
やばい、本気でミスった
ノンケ→のろけで脳内変換してください


ほむら「あのさ・・・みんなで入らない?」

まどか「えっ・・・もちろんいいよ!ほむらちゃん」ウェヒヒヒ

マミ「暁美さんがそんな事を言うなんてね・・・フフ」

杏子「おっいいねぇ!ウヒヒ」サヤサヤ

さやか「い・・・いいんじゃないかな」


42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:31:56.11 ID:4o//tTD50
なにか違和感あるかと思ったら惚気が正解だったか

43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:33:11.08 ID:P3MLa5GQ0
マミ「流してあげるから背中向けなさいよ」

杏子「べ、別にいい!一人で出来る!」

マミ「そんな事言わないで、ほら・・・」

さやか「ホッ」

ほむら「私はこれであがるわ」

まどか「随分早いね。まだ入ってからすぐだよ。もっとゆっくりつかりなよー」

ほむら「ちょっとのぼせちゃったのよ」

まどか「言いだしっぺはほむらちゃんなのに。もー」

44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:33:56.60 ID:P3MLa5GQ0
ほむら「ほむスピナーは・・・」

ガタッ

ほむら「!」

杏子「うわちょっと!そこはいいって!」

マミ「普段お風呂入っていないんでしょ、ちゃんと洗わないと・・・」

杏子「マミの手つきエロいんだよ!」

ほむら「ふう、えーとピストルの調子は・・・」

ほむら「ダメねこのオンボロ。2発も湿気ちゃってる。」

ほむら「どこから拾ってきたのかしら。そういえば、外の世界は水没してたわね・・・てことは」


45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:34:27.90 ID:P3MLa5GQ0
まどか「何してるのほむらちゃん!」

ほむら「きゃあっ!」

ほむら「なんでもないわよ。ちょっとぼけーってしてたの」

まどか「のぼせちゃってたのは治った?」

ほむら「心配してくれるのね、まどか。もちろん治ったわよ」

まどか「良かったあ」

杏子「おーい、こっち来て日曜洋画劇場見ようぜ!」

マミ「ネオ素敵だわ」

マミ「この銃弾避ける技カッコイイわね。ブレット・ヴァーリデとでも名づけましょう」

まどか「そういえばほむらちゃん、銃とか詳しいんだっけ」

ほむら「いえ、そうでもないわ・・・」

まどか「あれぇ、思い違いかなあ」

46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:35:04.33 ID:P3MLa5GQ0
マミ「みんな寝床に着いたわね」

杏子「じゃ、消すぞー」パチッ

ほむら「・・・」

ほむら(嫌な予感がする)

まどか「ウェヒ」ニギッ

ほむら「!?」

まどか「ウェヒヒ」ニギニギッ

ほむら「ま、まどか・・・」

まどか「ウェヒヒヒヒ」ニギニギニギッ

ほむら「やめて・・・」

まどか「ウェヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ」

47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:35:34.31 ID:pqN5bNap0
俺「フヒヒ」

48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:35:47.21 ID:P3MLa5GQ0
まどか「起きてよほむらちゃん!」

マミ「暁美さんがお寝坊さんだったなんて・・・意外ねぇ」

ほむら「ごめんなさい」

ほむら(寝てる間には何もされなかったようね。記憶も残ってる)

ほむら(でもなんか変な夢を見てた気がする。凄く気分が悪い・・・)

まどか「今日はさやかちゃんの様子見に行くんだからね」

ほむら「そうね、早く着替えるわ」

杏子「おーい!朝食できたぞー!早くしないと全部食うからなー!」


49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:36:41.33 ID:P3MLa5GQ0
まどか「ウェヒヒヒ、それで仁美ちゃんったらねー」

ほむら(・・・)

まどか「ラブレターが・・・ほむらちゃん聞いてる?」

ほむら「ごめんなさい。ちょっと考え事してたの」

まどか「もー、最近ほむらちゃんおかしいよ〜」

ほむら「いや、そうでもないわよ」

50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:37:26.36 ID:P3MLa5GQ0
さやか「おっ、今日は珍しく学校行くんだー」

杏子「ヘヘ、昨日で目標達成したからな!一位になれたんだ」

さやか「一位になるまでいくらぐらいかかったの?」

杏子「・・・それは聞かないでくれ」

マミ「フフ」

51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:38:29.64 ID:P3MLa5GQ0
杏子「やっぱ学校ってつまんねーな!」

マミ「義務教育なんだから、真面目に受けないとダメよ。今度サボるなんて事したら・・・」

杏子「わかってるって!明日からはちゃんと行くから」

マミ「ところで今晩のお茶会、どうする?」

さやか「もちろんやるに決まってるじゃないですか!今日は何が出るかなー?」

まどか「食い意地張っちゃって・・・」ウェヒヒヒ

ほむら「今日も、上條恭介の様子見に行くんでしょ?だったら一緒について行きたいんだけど」

さやか「さては、私から恭介を取るつもりだな?けしからーん」

ほむら「まさか、違うわよ。また聞きに行くの。ノロケ話を」

まどか「ウェヒヒヒ、マミさんちで待ってるからね」

52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:39:22.57 ID:P3MLa5GQ0
さやか「おいっす!恭介元気?」

上條「やあ、さやか。後ろの子は」

ほむら「暁美ほむらよ。昨日は楽しいお話ありがとう。さやかにそんな面があったなんてね」

上條「え、あーそうだっけ。うん」

さやか「恭介ったらいったい何話したのよ!うー、恥ずかしい」

上條「あ、ははは」

さやか「で、調子はどう?随分元気そうに見えるけど」

上條「おかげ様で腕も動いてくるようになったよ。ほら」

さやか「わー!元気になったら毎日私のためにバイオリンを弾くんだぞ!これ約束だからね」


53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:39:55.94 ID:P3MLa5GQ0
上條「もちろんだよ、さやか」

ほむら(・・・)

さやか「じゃ、また明日も来るね!転校生はどうするの?」

ほむら「私は、もうちょっとだけここに居るわ。またのろけ話を聞きたいの」

さやか「転校生!恭介に変なことしたら許さないからなー!」

ほむら「こっちのセリフよ」


54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:40:47.07 ID:P3MLa5GQ0
ほむら「いないわね・・・」

上條「で、君は何者だい?妙に僕のことを知っている素振りだ。さやかから聞いたようにも見えない」

ほむら「そんな事はどうでもいいわ。それよりも昨日の話の続き」

ほむら「これから言う事は決して冗談じゃないわ。ちゃんと聞いてて」

ほむら「今立ってるこの世界は、本物の世界じゃ無いの」

ほむら「ここはその・・・作られた世界なのよ」

上條「何言ってるんだ?もしかして昨日やってた映画の影響を受けちゃったのか?」

上條「・・・でも君が冗談を言うような人間にも見えないな」

上條「証拠、みたいな物があればいいんだけど」

55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:41:51.97 ID:P3MLa5GQ0
QB「証拠が必要なのかい?」

上條「喋る猫、か・・・」

QB「僕についてきてくれ。証拠だけじゃなく何もかも全てを君を教えよう」

上條「今起きてることは少なくとも今いる世界では起き得なかったことだ」

上條「・・・わかった、付いて行くよ」

QB「上出来だよ、ほむら。上條恭介が居なくなったことで、魔女の思い出は確実に崩壊するだろう」

QB「後は時を待つのみだ。チャンスは一瞬。思い出の補給が滞る一瞬だけが魔女を倒すチャンスとなる」

QB「もしタイミングが遅れれば魔女はすぐさま新しい使い魔を産み出して思い出の修復を始めるだろう」


56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:43:07.85 ID:P3MLa5GQ0

QB「機会が出来たらすぐに僕が駆けつける。それまで何とかして耐えてくれ」

ほむら「あのね、QB。私ちょっと気持ちが揺らいでるの」

ほむら「魔女になってもまどかはまどか。まどかのために最善を尽くすのが私」

ほむら「ここで手を引いて、魔女化したまどかと永久に暮らすか」

ほむら「それとも成功させて、魔女化したまどかを殺してしまうか」

QB「まだそんな事を考えていたのか。あのまどかの姿をした存在は魔女、他の子たちは使い魔なんだ」

QB「一瞬だけ見たあの魔女と使い魔の姿、あの姿を見ればわかるだろう。まどかとはまったくの別物だ」

QB「本物のまどかはもう死んでいる。これが証拠だよ」

ほむら「これは・・・」

57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:44:03.66 ID:P3MLa5GQ0
QB「まどかの死体だよ。魔女の近くに落ちていた。半分腐っているけどね」

QB「それにあの魔女だって君を友人として見ているんじゃない。エネルギー摂取の道具として見ているに」

QB「決まっているじゃないか。僕が来なければ君はあの魔女のエサとして永久に生きてなければいけなかったんだよ」

ほむら「でも、そんなのって!」

QB「わかったね。もう突き進むしか無いのさ」

ほむら「うぅ・・・」グスン


58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:45:00.93 ID:P3MLa5GQ0
ほむら「ただいま、まどか」

まどか「おかえり!ほむらちゃん。今日もお泊りって事、言ってなかったよね」

まどか「でも大丈夫。ちゃんと替えを用意してるからね」

ほむら「まどかは気が効く子ね。いいお嫁さんになるわよ」

まどか「ウェヒヒヒ」

マミ「暁美さん、鹿目さん、もう夕食が出来てるからこっちにいらっしゃい」

まどか「はーい!わぁ!今日は豪勢だなあ」

杏子「すき焼きなんて何年ぶりだろ、美味そうだぁ!お前ら残したら許さないからな」

さやか「残さないに決まってるじゃない!ジュルル」


59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:45:58.38 ID:P3MLa5GQ0
マミ「ほら取り合わない、ちゃんと均等に分けるから」

さやか「マミさんの鍋将軍っぷりが発揮かな!?」

まどか「ほむらちゃん、私の肉あげる」

ほむら「結構よ。まどかの取り分なんだから、まどかの物でしょ」

まどか「ウェヒヒヒ、優しいほむらちゃん。でもあげる!」

ほむら「あら・・・悪いわよ、まどか」


60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:46:45.45 ID:P3MLa5GQ0
マミ「電気、消すわよ」パチッ

まどか「・・・ねぇ、ほむらちゃん」

ほむら「なあに?まどか」

まどか「上條くんの説得に成功出来たみたいだね。おめでとう」

ほむら「!?」

ほむら「いつから気づいてたの?」

まどか「ずっと最初から。ほむらちゃんが記憶のバックアップを起動した瞬間から」

ほむら「・・・そう。それならいつでも記憶を消せたはず。なぜ」


61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:47:18.27 ID:P3MLa5GQ0
まどか「それはね」ギュッ

ほむら「まどか・・・」

まどか「ほむらちゃんの本当の気持ちを見たかったの。こんな姿になってしまった私をどう見るのか」

まどか「裏切ってQBの言いなりになった事は凄くショックだった」

ほむら「・・・」

まどか「でも、葛藤するほむらちゃんも見ていた。私のためにあんなに考え込んでくれたのは」

まどか「とっても嬉しいなって」


62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:48:21.04 ID:P3MLa5GQ0
まどか「後はほむらちゃんの判断に任せるよ。上條君が居なくなったから、一瞬だけだけど」

まどか「私の体を保つ力が失われる。その時にほむらちゃんが持っているピストルで撃てば」

まどか「いとも簡単に私を殺すことができるよ」

まどか「でも私はほむらちゃんが撃たないって事を信じているから。だから」

まどか「今晩だけでいいの、思いっきり甘えさせて」ギュウ

ほむら「まどか・・・」ギュッ


63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:49:13.82 ID:P3MLa5GQ0


QB「これまでだ、クリームヒルト・グレートヒェン。君はやり過ぎたんだよ」

クリームヒルト「ううっ!ぐううううう」

使い魔「鹿目さん!」

使い魔「よくもまどかをやりやがったな、この野郎」

使い魔「私の恭介を返してよ!」

ほむら「・・・」チャキ


64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:50:03.65 ID:P3MLa5GQ0
結界に3発の銃声がこだました。

使い魔「そんな、ほむらテメェ」ドサッ

使い魔「信じていたの・・・に」グチャッ

QB「よくやった!後は魔女に向けて、撃つだけだ。」

ほむら「・・・」チャキ

QB「どうしたんだ。昨日本物の死体は見せたはずだろう。あれは鹿目まどかでは無い。ただの魔女だ」

クリームヒルト「やめて・・・撃たないで」


65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:51:16.28 ID:P3MLa5GQ0
ほむら「・・・」ギリッ

QB「ここで殺せば、本物のまどかに幸せな一生を送らせてあげる事が出来る。もしここで殺さなければ」

QB「まどかは死んだままだ。君は魔女のエサとしていつまでも生きていかなければいけない」

ほむら「・・・」

QB「いい加減にしてくれ暁美ほむら。あともう少しで魔女の力が戻ってしまうよ」

ほむら「うぅ・・・」

QB「もういい、判断は君に任せた。君が信じる方を選んでくれ」

1 撃つ
2 撃たない

>>75までに一番多かった選択肢を選びます

66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:51:46.99 ID:mCoWQDasO
スレタイが「きのこ幸せ…」に見えて吹いた

67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:52:50.50 ID:TJ3BY3W30
撃つ

68 : 忍法帖【Lv=1,xxxP】 【Dnews4vip1307621784339490】 :2011/06/09(木) 22:53:19.72 ID:mdTFZBvJ0


69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:53:27.77 ID:4o//tTD50


70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:55:12.71 ID:6MY6iEWs0
撃て

71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:56:13.66 ID:4tNP1Qh40


72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:56:38.78 ID:1x4mYESa0
撃つ

73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:56:39.13 ID:Tg2nJfsl0
撃つ

74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/09(木) 22:56:54.23 ID:vnDa+I9T0
撃て

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