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マミ「百物語をしましょう」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/31(水) 22:32:56.39 ID:1LWF+3H60
まどか「百物語、ですか?」

マミ「そうよ。たまにはそういうのも面白いでしょう?」

ほむら「その必要は」

マミ「あら、暁美さん…もしかして怖いの?」

ほむら「…いいわ、やりましょう」カチン

さやか(転校生、単純だなぁ)

46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/31(水) 23:47:48.53 ID:1LWF+3H60
自分の意思に関係なく繰り返される2週間に耐えきれなくなった少女は自ら命を絶った。

けれど、少女は今度もベッドの上で目覚めることになる。

それで少女は完全に狂ってしまったわ。

あらゆる方法で自身を殺し続けた。

しかし、何度繰り返してもベッドの上で目を覚ます。

永遠の迷路に閉じ込められてしまっていた少女は死ぬことさえ許されない。

繰り返される時間を観測できない私たちには彼女がどうなったか知る術はないわ…。

ほむら「これで終わりよ。蝋燭の火、消すわね。ふぅー…」

47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/31(水) 23:48:33.67 ID:jGVmAEqo0
みんなしてSS書くからこんなにほむほむがつらい思いしているんですね


わかりません

48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/31(水) 23:50:22.84 ID:1LWF+3H60
杏子「なんか無茶苦茶後味悪いな…」

ほむら「気にすることはないわ、フィクションよ」

ほむら(半分くらいはね)ボソリ

まどか「ほむらちゃん、今なにか言った?」

ほむら「いいえ、何も言ってないわ」

マミ「じゃあ、次は美樹さんの番ね」

さやか「よーし、それじゃあさやかちゃんがとっておきの話を…」パキリ

さやか「ん? 今なんか変な音しなかった?」

ほむら「小細工は無用よ、美樹さやか。早く始めなさい」

さやか「いや、そういうんじゃなくて…ま、いっか。じゃあ始めるよ」

49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/31(水) 23:53:17.56 ID:1LWF+3H60
あるところに一人の男性に想いを寄せる二人の女性がいたの。

どちらも男性のことを強く想っていたのだけれど、
男性はどちらか一人を、あるいは両方をふらなければならない。

結果から先に言えば、男性は二人の女性のうちの一人と付き合うことを選んだわ。

そして、選ばれなかった女性は悲しみに暮れた。

どうしてあたしではなかったのかと、何が劣っていたのかと。

こんなにも男性のことを想っていたのにって…。

気を病んだその女性はある日何の前触れもなく失踪し、
女性の使っていた部屋から遺書が見つかったらしいわ。

『今のあたしじゃ愛されない。生きていても仕方ない』って。

50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/31(水) 23:56:19.98 ID:1LWF+3H60
そのことはすぐに件の男女の耳にも届くことになる。

けれど二人がそれで別れるようなこともなく、
むしろより一層に絆を深めたそうよ。

それからしばらく経って、その男女は結婚し夫婦になり、
ほどなくして最愛の娘も生まれ幸せな日々を送っていたわ。

しかし、さらに数年が経ち、成長した娘の姿に女性は小さな違和感を覚えていたらしいの。

違和感と言っても、自分にあまり似ていないなと、それだけのこと。

別に親子だから似ていなければおかしいなんてことはないと思う。

ただ、自分にも夫にも似ていないだけでなく、
数年前に亡くなった男性をとりあった仲のあの女性に似ていなければ…。

51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/31(水) 23:58:56.81 ID:1LWF+3H60
さらに数年の年月が経ち、その娘が高校生になる頃、
女性は事故で亡くなってしまったの。

男性は悲しかっただろうね。

けれど一度も涙をこぼさず、喪主を務め粛々と葬儀を終えたらしいわ。

そんな父親の姿を目にした娘は、そっと父親を抱きしめてこう言ったの。

『あたしのこと、今度は愛してね』って。

その頃の娘は男性がフッた女性に瓜二つだったそうよ。

さやか「これで終わり。蝋燭消すね、ふぅー…」

52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/31(水) 23:59:46.22 ID:1LWF+3H60
ほむら「iPS細胞ね!」キリッ

さやか「えっ!? あいぴー、なんだって?」

ほむら「iPS細胞…、平たく言えば女性同士で子どもを産むことができる技術のことよ」

ほむら「失踪したと見せかけた女性が自分の遺伝子でもう一人の女性を妊娠させたのよ」

まどか「ほむらちゃん…」

さやか「えー…、なんかもうそれでいいわ…」メンドイ

53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/31(水) 23:59:56.84 ID:lvEjKCbs0


54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 00:03:54.63 ID:r3LUyjQk0


55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 00:04:09.82 ID:1jpvpFRi0
杏子「さてと、これで四隅の蝋燭が消えて、残るはマミだけだな」

まどか「外も暗くなってきちゃったね…」

キュゥべえ「暗くなると魔女や使い魔も活発になるからね」

キュゥべえ「そろそろ自分の家に帰った方がいいと思うよ」

さやか「んー、でもあとマミさんの話だけだし」

ほむら「ええ、主催者の話を聞かずには終われないわ」

マミ「なら、さっさと私の話も済ませてしまいましょう」

マミ「儀式を途中でやめるわけにはいかないし」ミシリ

ほむら(儀式って…、またこの人は…)

56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 00:06:25.87 ID:pZYDfyy40
ほむ

57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 00:10:06.41 ID:1jpvpFRi0
マミ「あれはつい先日のことだったわ」

学校の帰り道、とあるゴミ捨て場の横を通りかかったの。

ふとゴミ捨て場の方を見ると、積み上がったゴミ袋の上に一体の人形があったの。

普段なら絶対にゴミ捨て場にある人形なんて持ち帰ったりしないんだけど、
どうしてかわからないけど、どうしてもそのままにしておけない、そんな衝動に駆られたの。

近付いてよく観察してみたけど目立った汚れもなかったわね。

それで周りに誰もいないのを確認して私はその子を持って帰っちゃったの。

家に着くと、お風呂場に持っていって綺麗にしてあげて、
せっかくだから服も新しいものを作ってあげて、名前を付けてあげたわ。

名前は「シャルロッテ」、可愛い名前でしょう?

58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 00:15:27.41 ID:Y7CkxG5e0
hosyu

59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 00:15:54.65 ID:1jpvpFRi0
今思うとね、一人暮らしだから寂しかったんだと思う。

それから家にいる時は毎日その子に話しかけていたわね。

朝起きたらおはよう、出かけるときに行ってきます、
ご飯を食べる時も食卓に一緒に並べていただきます、ってね。

そして、寂しかったのは彼女も同じだったのね。

ある日、学校に行こうと家を出ようとすると
シャルロッテの髪が制服の袖のボタンに絡みついていたの。

絡みついていた髪をどうにかほどいて今度こそ家を出ようとした時、声が聞こえてきたわ。

『行かないで』って。

60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 00:19:48.99 ID:1jpvpFRi0
一瞬空耳かと思ったけど、それは空耳じゃなかった。

三度家を出ようとすると、玄関に置いたシャルロッテが飛びついてきて
はっきりと『行かないで』って言ったのよ。

思わず私は腰を抜かしてしまったわ。
漫画やアニメじゃないんだから人形が喋るなんて考えもしないでしょう?

怖くなった私だったけど、その場はシャルロッテににっこりとほほ笑んで

『じゃあ、一緒に行きましょう』

そう言って鞄に入れて登校したわ。

61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 00:24:41.23 ID:Y7CkxG5e0
それでそれで

62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 00:25:54.85 ID:1jpvpFRi0
その日、私は一日中気が気じゃなかったわ。
鞄の中に喋る人形が入ってるなんて気味が悪いもの。

結局、学校では何事もなく下校時刻が訪れる。

友人の誘いも断って真っすぐ帰路に着いたわ。

そして、その途中、『ある場所』で私は立ち止った。

周りに誰もいないことを確認して、鞄に手を差し入れる。
シャルロッテを取り出すと元あったゴミ捨て場に置くと走って家に帰ったわ。

『置いてかないで』

ってずっと聞こえていたけど、聞こえないふりをして全力疾走。

家に着いた時、足はがくがくと震えていて喉もカラカラだった。

けど、助かった、あんな変な人形はもうこりごり。
二度と人形を拾ったりしない、私はそう誓ったわ。

63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 00:29:56.45 ID:1jpvpFRi0
そして、その晩――。

滅多に鳴ることがない電話から呼び出し音が聞こえてきたわ。

こんな夜遅くに一体誰からだろうと僅かに苛立ちを覚えつつも受話器をとったわ。

すると、受話器から聞こえてきた声には聞きおぼえがあったの。

『わたしシャルロッテ、今ゴミ捨て場にいるの』

思わず受話器を取り落とし、自分でも自分の血の気が引いていくのがわかったわ。

恐る恐る、もう一度受話器を耳に当てると電話は切れていたから受話器を元の場所に戻したの。

今のはきっと誰かのいたずら、そうに違いないって必死に思いこもうとしてた。
けど……、

64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 00:32:57.40 ID:1jpvpFRi0
プルルル、プルルルって電話が鳴ったの。

変ないたずら電話の後だから受話器を取るにも取れずその場で右往左往してた。

すると今度は電話が勝手に留守番電話に切り替わったの。
家にいる時は留守番電話の設定は解除してあるからそんなことあるはずないのに。

『わたしシャルロッテ、今×丁目の十字路にいるの』

怖くなった私はすぐに電話のコードを引き抜いたわ。
でもそんなの無駄、すぐに次の電話がかかってきたの。

『わたしシャルロッテ、今マンションの前にいるの』

その時の私は完全にパニックに陥っていたわね。

どうしていいかわからず電話のコードが抜けていることを何度も確認したり、
武器になりそうなものはないかと家の中を探しまわったり。

65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 00:35:07.36 ID:vAHQ2sAM0
こうしてティロフィナーレが完成したんだな

66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 00:35:46.09 ID:Y7CkxG5e0
怖い話の途中で悪いが
恐怖でわたわたするマミさんも良いなと思ったり

67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 00:36:06.18 ID:1jpvpFRi0
『わたしシャルロッテ、今マンションの3階にいるの』

3階、それは私の部屋がある階と同じ。

咄嗟に近くにあった傘を掴むと玄関の鍵を閉めてベッドの上に逃げ込んだわ。
布団に包まり、がたがたと震えて……。

『わたしシャルロッテ、今あなたの家の前にいるの』

その電話の直後、ガチャガチャという大きな音。

それは玄関の扉を開けようと繰り返す音だったの。

『お願いもうヤメテ、帰って! お願いだから帰って!』

玄関から音が聞こえていた間、ずっと叫んでいたわ、『帰って』って。

68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 00:38:30.59 ID:fAoOzLc50
坂道を全裸で爆走してくるたっくん

69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 00:39:31.94 ID:1jpvpFRi0
しばらくすると、ようやく音が聞こえなくなって
帰ってくれた、私は助かったんだと安堵したわ。

ほっと胸をなでおろし、ベッドの上から降りようとした時、もう一度電話が鳴ったの。

数回聞こえてくるコール音、そして留守番電話に切り替わり……。

『わたしシャルロッテ、今あなたの真上にいるの』


まどか「きゃー!!」

ほむら「ほむほむほむ!!(まどかが!まどかが抱きついてきた!)」

ぎしっ…

70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 00:42:21.77 ID:1jpvpFRi0
マミ「どうだったかしら、私の話は?」

杏子「けっ、よくあるメリーさんの話のオマージュじゃんか、ちっとも怖くねーよ」

さやか「杏子は意地っ張りだなぁ、ほんとは怖かったくせに」

まどか「こういう迫ってくる感じの、わたしだめなのー」

ほむら「大丈夫よまどか、こんなの作り話だから。怯えなくても平気よ」

マミ「あら? 作り話じゃないわよ」

全員「「えっ?」」

マミ「その証拠に、その日、私は大事なものを失ってしまったの」

  ね ぇ 、 み ん な ・ ・ ・

71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 00:42:52.11 ID:o2787xGX0
ぎゃああああああああああ!?

72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 00:43:37.87 ID:tCRFuf0z0
ガチで怖くなってきた……

73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 00:43:48.31 ID:1jpvpFRi0
『 私 の 首 、 知 ら な い か し ら ? 』

     /  ‖ =只= ‖ ヘ
     i  /   ´ `   ヘ  i
      ゙、 ヘ.___,ヘ__,ノヾr’
      |=.|.| | ´╂`.| |..|.=|
      | | | |,・╂>.|,| | i
       ; ,|//.・╋> ;ヽ| i.
     /´,`ヾ、‖, /`ヽ、.i
    /  /   | `´冫 丶. \
  /  /    |  /   .丶  ゝ
  \ /⌒へ、 | 丶,ィ´⌒冫 ノ
    ` ` .|  |ソ__,ノ  |-_〆、  ノノ
       |――|ー|――|
       .| l l l:l| . | l .| l:;
       冫; ; ;! |. l : 〈
       // l l| !l l l i!
       ! l .l l|  i l l l i,.
       /\/| |\/:i
       |..:::::::::|   i.::::::::::|
       .!:::::::::|   !.::::::::|
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       ,|:::_:|   / レ、
       ||/ `   |  /
       `|.  l  /  丿
        \_/  ヽ-´ 彡

74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 00:45:11.53 ID:vAHQ2sAM0
どうやってしゃべっているにょろ?

75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 00:45:44.14 ID:+9xK7bYg0
>>74
小さいことは気にしないっさ

76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 00:46:12.91 ID:OAdwZ2qi0
念話じゃね

77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 00:49:38.67 ID:fAoOzLc50
黒い布でもかぶってるんだろ

78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 00:54:47.13 ID:tCRFuf0z0
さあ、どうなる

79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 00:55:53.32 ID:1jpvpFRi0
さやか「は…、え…?」

杏子「お、おい…マミ、お前首が…」

フッ…

まどか「最後の蝋燭の火が勝手に…」

マミ『ねぇ…、知らない? 私の首…』ザザッ

マミ『どうしても見つからないなら…あなたたちの首でも…』ザザザー

ほむら「これは、テレパシー!?」

80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 00:58:13.83 ID:1jpvpFRi0
キュゥべえ「忠告はしたはずだよ…、帰った方がいいんじゃないかって」

ほむら「インキュベーター!」

キュゥべえ「思い出してみなよ、巴マミはとっくの昔に魔女に殺されたじゃないか」

さやか「そ、そうだよ…、マミさんは魔女に頭から食べられて…」

マミ『ねぇ、首…、首を頂戴…、お願いだから…』ザ、ザ…

杏子「く、来るんじゃねぇ! お前なんか魔法少女に変身して…!?」

杏子「どういうことだ! 魔法少女に変身できねえ!」

81 : 忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/09/01(木) 00:58:43.91 ID:j0cPqRxh0
支援

82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 00:59:55.79 ID:4EFBsq+90
急展開

83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 01:00:29.31 ID:fAoOzLc50
ほ、ほむー!

84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 01:00:32.65 ID:1jpvpFRi0
ほむら「一体何をしたの、インキュベーター!」

キュゥべえ「僕は何もしていないよ。むしろ何かしたのは僕じゃなくて君たちの方さ」

まどか「どういうことなの、キュゥべえ?」

キュゥべえ「君たちが百物語という儀式を行ったことで、この部屋はあの世と繋がってしまったんだ」

キュゥべえ「あの世には魂しか逝けないからね、君たちの魂があの世に引っ張られた結果だよ」

杏子「クソ、窓が開かないどころかどんなに殴っても割れもしねえ!」

さやか「玄関も開かないよ! 鍵もかかってないのに…なんで!?」

85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 01:02:46.82 ID:1jpvpFRi0
『誰の首がいいかしら…』

そう言ってマミさんはわたしに近付いてきて…。

『四つもあればどれか一つくらい私に合う首があるわよね…』

恐ろしさのあまり悲鳴をあげるどころか身動き一つできなくて…。

『一番初めはあなたの首にしましょう…』

マミさんはそっとわたしの首に触れて…。

   o
    ゝ;:ヽ-‐―r;;,               。
,,_____冫;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:\      ,,,,,,,, o  /
"`ヽ;:;:;;;:::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:从    (;:;:;:;:ヾ-r
   〈;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:) 0  ソ;:;:;:;:;:;:;:}
  ,,__);:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ノ     ゞイ"ヾ,:;:,ソ
  (;:;:ノr-´^~;;r-ー⌒`    ,.、
  "  ,,,,      _;:;:⌒ゝソ;:/
    (;:;:丿    (;:;:;:;:;:;:;:;:;:)
            ヾ;;;;;;;;;;;;/; \
            ´  /;:ノ 。  。
                ()

それがわたしの最後の記憶…。

86 : 【大吉】 :2011/09/01(木) 01:05:52.51 ID:fAoOzLc50
マドカァー!

87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 01:07:28.56 ID:1jpvpFRi0
書き溜め半分、即興半分でやってみた
怪談なんてどっかで聞いたことあるのばっかで何がオリジナルかもわかんないレベルだよね
もし一つでも知らない話があったならとっても嬉しいなって
じゃ、また気分が乗ったらマミさんでスレ立てるわ

88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 01:08:13.23 ID:vAHQ2sAM0
新しい顔を投げれば元気100倍になって復活するんじゃね?

89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 01:13:39.58 ID:Y7CkxG5e0
終わりか、乙まど
なかなか楽しませて貰った


90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 01:15:01.37 ID:pZYDfyy40
乙乙

91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 01:15:46.05 ID:J1SPY6HM0
乙、いいオチだった

92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 01:18:54.07 ID:YcGI/GKz0
乙なんだよ

93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 01:20:10.04 ID:yq8J9LhfP


94 :!kuji !dama 【大吉】 :2011/09/01(木) 01:22:39.25 ID:1jpvpFRi0
どれだっけ・・

95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 01:23:08.39 ID:1jpvpFRi0
やったね、明日はホームランだ!おやすみ

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