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ネウロ「765プロアイドル殺人事件……調べてみるか」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 18:40:27.70 ID:+ipaAi100

ネウロ「『アイドル殺人事件、三角関係の縺れか』、
    『自称、萩原雪歩の恋人に独占インタビュー』、
    『穴に埋めたい過去の大失敗』、
    『竜宮小町の影、765プロの金の動き』、
    『妬み渦巻くアイドル事務所の人間関係』……」

弥子「……どうしたの? 週刊誌なんか広げちゃって」

ネウロ「うむ、先日起こった殺人事件に謎の気配を感じてな」

弥子「ひょっとして、アイドルの萩原雪歩が殺された事件?」

101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 21:06:43.66 ID:JPSBviU/O
やったー、ネウロダー!
笹塚さんが生きてるー!

102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 21:10:35.23 ID:Wg5opGeM0
支援

103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 21:15:46.25 ID:+ipaAi100

ネウロ「雪歩さんを恨んでいた人間についてと、あなたのアリバイだけお話くだされば結構です」

春香(刑事さんみたいなこと聞くなぁ)「雪歩を恨んでた人なんていません」

春香「それと、私はあの日の7時頃、今みたいにこの駅にいました」

ネウロ「助かりました。あなたで最後だったのですよ」

春香「最後? 最後ってどういう――」

その時、ホームに電車が入ってきた。
ほんの一瞬、春香がそちらに目を向けた隙にネウロは姿を消していた。

春香(やっぱり、幽霊だったんだ……)

駅員「……あの、どうかされましたか?」

春香「! 私が見えるんですか?!」

駅員「……はぁ?」

104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 21:20:18.10 ID:+ipaAi100

魔界探偵事務所

弥子(言われたとおり事務所で待機してるけど、いつまで待てばいいんだろ)


笹塚「弥子ちゃん、いる?」

弥子「笹塚さん! どうしたんですか、こんな時間に?」

笹塚「なんか、変なとこから圧力がかかってな。事件の情報を君に流せってさ」

弥子(圧力? ネウロが何かしたのかな)「へー、不思議ですねー」

笹塚「報道されてないことも含めて、簡単にまとめて話すからな」

105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 21:23:54.61 ID:+ipaAi100

笹塚「被害者、萩原雪歩、17歳。身長155cm、体重42kg」

   「死因は首をロープで絞められての窒息死。外傷は後頭部に一箇所、倒れた時についたと思われる」

   「死亡推定時刻は午後7時。誤差は前後30分以内」

   「遺体発見現場は萩原邸から徒歩で10分ほどの、人通りの少ない路地」

   「第一発見者は、萩原氏のお弟子さん。門限の9時を過ぎても帰ってこない娘を探すよう言われ、その際に発見」

   「着衣の乱れもなく、財布も残されていたことから、初めから雪歩さんの殺害が目的だったと思われる」

   「また、現場付近では午後6時頃から、不審者が何度か目撃されていた」

   「……基本的なことはこんなモンだな」

106 : 忍法帖【Lv=35,xxxPT】 :2011/09/30(金) 21:25:51.58 ID:fh6zNuCS0
シエン

107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 21:26:17.64 ID:wKfgmV840
ネウロssとは
ありがたやありがたや

108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 21:27:23.95 ID:+ipaAi100
笹塚「次、殺された日の雪歩さんの行動について」

   「朝8時に出社。午前中はダンスと発声のトレーニング。昼から雑誌の写真撮影とインタビュー」

   「それが4時過ぎまで続いて、6時ぐらいにはプロデューサーが彼女を駅まで送ったらしい」

   「仕事中は常にプロデューサーが近くにいて、これと言っていつもと違うことはなかったそうだ」

弥子「ふむふむ……」

笹塚「……なぁ、メモとか取らなくていいの?」

弥子「はい、大丈夫です」

弥子(笹塚さんの後ろであかねちゃんが必死にメモしてくれてるし)

109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 21:33:17.27 ID:r50JXOnQ0
支援

110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 21:34:28.82 ID:+ipaAi100

笹塚「あと、765プロの関係者のアリバイ。まとめたのがあるから、これ見といて」

 天海春香………神奈川の某駅にいた。駅員の証言あり。
 如月千早………自宅マンションにいたことを確認済み。
 高槻やよい……実家で夕食の用意をしていた。△
 秋月律子………ミニライブの打ち合わせ。
 三浦あずさ……交番で道を尋ねていた。
 水瀬伊織………ホームパーティーに出席。
 菊地真…………実家にいたことを両親に確認。△
 双海亜美………家でテレビを見ていた。△
 双海真美………同上。△
 星井美希………家で睡眠を取っていた。△
 我那覇響………犬の散歩をしていた。近所の住人に確認済み。
 四条貴音………高架下の屋台で食事をしていた。
 音無小鳥………残業中、居酒屋で食事を取る。店に確認済み。
 P………………事務所からレッスン場へ機材を運搬。小鳥さんに確認済み。
 高木社長………善沢記者と居酒屋。


弥子「この△印はなんですか?」

笹塚「身内の証言でしかないから、参考程度にって意味」

111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 21:37:06.04 ID:ExgHNsoO0
私怨

112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 21:38:41.65 ID:+ipaAi100

笹塚「他に聞きたいことは?」

弥子「現場周辺で不審者が目撃されてるそうですけど、見つかりました?」

笹塚「いや、まだ。 聞き込みしたりしてるんだが、なかなか見つからない」

弥子「そうですか……」

笹塚「じゃあ、そろそろ戻るわ。また聞きたいことあったら連絡して」

弥子「はい、ありがとうございました!」

113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 21:44:38.21 ID:+ipaAi100

弥子「……あかねちゃん、ご苦労様。 ところで、ネウロどこ行ったか聞いてる?」

あかね『神奈川の駅』カキカキ

弥子「神奈川? 何しに行ったんだろ……」


ネウロ「もう戻っているぞ」

弥子「うわッ、いきなり出てこないでよ、もー……」

弥子「ねぇ、ネウロ。笹塚さんが来て事件のこと教えてくれたんだけど、あんた何かしたの?」

ネウロ「ほう、本当に来たのか。水瀬グループの権力は本物だな」

弥子「水瀬?」

114 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 21:44:42.69 ID:5tjR1IHw0
犯人はヤス

115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 21:51:11.28 ID:+ipaAi100
ネウロ「今日の昼間、水瀬伊織が依頼に来た。その際、警官をこっちに寄越すと言っていたのだ」

弥子「へぇー、吾代さんの会社でもそんなことできないんじゃない?」

ネウロ「だろうな。連中に出来るのはせいぜい情報を掠め取るぐらいだ」


ネウロ「で、これが話をまとめたメモだな……ふむ」

ネウロ「……なるほど。ヤコよ、明日765プロの事務所へ行くぞ。吾代にも連絡しておけ」

弥子「もう分かったの?」


ネウロ「ああ、この謎はもう、我輩の舌の上だ」


116 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 21:54:21.53 ID:+ipaAi100

次の日

765プロ事務所前

笹塚「おはよ……ここに呼んだって事は、犯人は765プロの関係者なのか?」

ネウロ「先生はそう考えておられます」


等々力(先輩、どうして警察が彼女たちに協力しなければ……)

笹塚(上の命令だよ。仕方ないさ)

等々力「……あの、桂木さん。現場付近では不審者が目撃されていますが、そいつが犯人なんですか?」

弥子「えっと、それは――」

ネウロ「それも含め、皆さんの前でお話しますよ」

117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 21:59:40.80 ID:2RVWFmOp0
これはアイマス知らない俺でも楽しめる

118 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 22:00:28.66 ID:+ipaAi100

美希「ちょっと遅れちゃったの……あれ、刑事さんと……誰? 765プロに用事?」

弥子「あ、私は桂木弥子です。はじめまして」

美希「はじめましてなの。そっちの人は?」

ネウロ「脳噛ネウロと申します。星井美希さんですね。ちょっとお尋ねしたいのですが」

弥子「?」

ネウロ「雪歩さんがどうやって殺されたか、ご存知ですよね?」

美希「どうって……こう、ギューって首を絞められてたんでしょ?」

美希は首に手を当てて答えた。

ネウロ「はい、ありがとうございました」

美希「? どういたしましてなの……?」

119 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 22:03:08.10 ID:+ipaAi100

765プロ事務所

伊織「――というワケで、これから探偵が来ます」

律子「……伊織、そういうことはもっと前もって伝えてくれない?」

伊織「仕方ないじゃない。 『犯人が分かったので明日行きます』って昨日の夜連絡が来たんだもの」

P「この後、千早のボイスレッスンの予定だったんだが……」

千早「はぁ、仕方ないですね」

120 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 22:05:54.78 ID:+ipaAi100

響「ふーん、依頼人は伊織だったのか。教えてくれたらよかったのに」

あずさ「私たち、昨日の昼間に依頼に行ったんで、お話しする機会がなかったんです」

やよい「昨日? 桂木さん、一昨日ウチに来ましたよ?」

貴音「昨日の昼間といえば、まさに私が桂木殿と邂逅していた頃ですね……」


亜美「分かった! 弥子さんってエスパーなんだ! その能力で依頼の前に事件を捜査していたんだよ!」

真美「な、なんだってー!」

真「そんなわけないって。でも不思議だな……伊織より前に同じ依頼をした人がいたんじゃない?」

121 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 22:10:22.75 ID:+ipaAi100

春香「プロデューサーさん、幽霊ですよ、幽霊! 私、昨日駅でとんでもない心霊体験しちゃったんです!」

P「疲れてるんじゃないか? あんまり無理するなよ」

春香「幻覚じゃないですよ! 千早ちゃんは信じてくれるよね?」

千早「え、っと……どうかしら?」

春香「千早ちゃんまで〜! 小鳥さんは?!」

小鳥「その幽霊、どんな外見だったの?」

春香「それがですね、足はあったんですけど、スーツ姿で――」



ネウロ「おはようございます、皆さん!」

春香「うわぁッ! 昨日の幽霊!」

122 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 22:12:08.41 ID:UzyS1rHD0
機体

123 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 22:12:33.24 ID:+ipaAi100

P「……この人が幽霊?」

ネウロ「昨日は驚かせてしまったようで、申し訳ありません」

春香「え……みんな、この人見えるの?」

真「春香は何を言ってるの?」

伊織「見えてるに決まってるじゃない。私の依頼を受けたのはこの助手さんなんだから」

春香「え、ええー……」



真美「あなたが名探偵?」

弥子「はい、一応……」

亜美「なんかフツーだね」
真美「虫眼鏡とか持ってないの?」

弥子「そういうのはちょっと……」

亜美「パイプは?」
真美「ちょびヒゲは?」
亜美「蓬髪は?」
真美「星占いできる?」

弥子「全部ないです、すみません……」

124 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 22:15:26.34 ID:+ipaAi100

美希「……真くん真くん、これなんで集まってるの?」

真「桂木さんが、雪歩を殺した犯人が分かったから、集まって欲しいって」

美希「桂木さんって誰なの?」

千早「アヤ・エイジアを捕まえた探偵よ」

美希「あや? ああ、千早さんがよく聴いてた人だね」



律子「えーっと、桂木さん? これって時間かかりますか?」

弥子「いや、それほど――」

ネウロ「お時間は取らせませんよ。では、先生。さっそくですが、始めましょうか」


ネウロの瞳が妖しく輝き、弥子の意思に関係なくその指が動きだす。



弥子「犯人は……お前だ!」

125 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 22:17:23.50 ID:3Ol8gWHT0
千早・・・

126 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 22:18:12.77 ID:+ipaAi100

事務所にいた全員の視線が、その指先を追う。

その先にいたのは――

P「……俺、ですか?」

ネウロ「ええ、先生の推理では、まず間違いないかと」

千早「ちょっといいかしら? プロデューサーにはアリバイがあったと思うんだけど」

P「そう、俺は雪歩が殺された午後7時頃、この事務所にいたんだ」

P「このことは、律子と小鳥さんが証明してくれている」

弥子「それは……」

ネウロ「順を追って解説しますよ。あなたのやったことを全てね」

127 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 22:19:14.40 ID:hgqK+d4vO
シエンタ

128 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 22:20:33.36 ID:LmAlrAai0
社長じゃないのか…

129 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 22:23:52.04 ID:QnFtGXzJ0
あーなるほ

130 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 22:24:15.87 ID:+ipaAi100

ネウロ「先生が最初に感じた違和感は、雪歩さんの殺され方です」

真「殺され方って……絞殺のこと?」

ネウロ「ええ、人を絞め殺そうとしたら――」

ネウロの手が、弥子の首にかかる。

弥子「? ぐぇッ!ちょ、苦し……」バタバタ


ネウロ「……このように、窒息死するまでには時間がかかり、抵抗もされます」

弥子「も、もう死、死に……コヒュー……コヒュー……」

響「なぁ、弥子が酸欠の金魚みたいになってるぞ」


131 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 22:25:47.36 ID:+ipaAi100

ネウロ「現場は人通りが少ないとはいえ屋外です。いつ人に見つかるか分からない」

弥子「……ッゲホ、ごほごほ……」

ネウロ「そんな時間のかかる殺し方よりも、不意に刃物で急所を一突きにしたり――」

弥子「グフッ!」

ネウロ「鈍器で複数回、殴打するほうがよっぽど手早くすむことでしょう」

ネウロ「それなのに、なぜ犯人は絞殺と言う方法を選んだのか?」

美希「見つかるわけないって思ってたんじゃない?」

伊織「どんな自信家、いや、どんな馬鹿よそれ」

132 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 22:28:59.34 ID:+ipaAi100

ネウロ「そうです。犯人は人に見つかる心配はしていなかった」

伊織「はぁ? 屋外で、どんな自身があればそんな……まさか」

ネウロ「屋外ではなかったのですよ。雪歩さんは別の場所で殺され、後からあの場に運ばれたのです」

ネウロ「路上で通り魔にでも襲われたかのように見せかけるために」

P「!」

ネウロ「この考えが浮かべば、あなたのアリバイが途端に匂ってきますねぇ?」

小鳥「それじゃあ、あの時事務所にプロデューサーがいたのは……運び出してたのは……」

ネウロ「そう、雪歩さんの殺害現場はこの事務所」

ネウロ「小鳥さんが会ったのは、雪歩さんを絞め殺した直後のプロデューサーです」

ネウロ「そして、『レッスン場で使う機材』と偽って運び出したものは、彼女の遺体だった、そうでしょう?」

133 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 22:32:13.46 ID:UzyS1rHD0
な、なんだってー

134 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 22:37:46.61 ID:Wg5opGeM0
支援

135 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 22:42:08.60 ID:zpfi0eKeP
アイマスは全くわからんが、ネウロ好きだから面白い

136 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 22:45:24.01 ID:4xM61MeT0
追いついた
獅子重禄兵衛のからくり卍固めとは懐かしい

137 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 22:48:10.61 ID:ZUyEqNSd0
俺達がゆきぽを殺すわけがない

138 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 22:55:29.31 ID:4xM61MeT0
SS作者殺人事件……

139 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 22:55:59.38 ID:ZUyEqNSd0
続きっ・・・・・・続きがほしいっ・・・・・・!

140 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 22:56:37.27 ID:+ipaAi100
ネウロ「あなたは午後7時前まで、雪歩さんと時間を潰し、いつものように小鳥さんが食事に出てきた時を見計らって事務所に入った」

    「そこで雪歩さんを絞め殺し、その遺体をダンボールに仕舞う」

    「その後、事務所の電話から律子さんに電話し、『自分は午後7時現在、事務所にいる』ということをアピールする」

    「それから、小鳥さんが戻ってくるのを待ち、小鳥さんにも同じことをアピールした」

    「あとは雪歩さんの遺体を発見現場に持っていくだけでいい」

    「あなたが『通り魔の犯行』に見せかける上では、若干不自然な殺し方である絞殺を選んだ理由は1つ」

    「それは真の犯行現場がこの事務所であり、事務所に血が残るような殺し方を選べなかったからです」

141 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 22:58:42.22 ID:+ipaAi100

P「……なかなか筋が通っているじゃないか」

ネウロ「これは先生の導き出した『事実』ですからね。筋が通っているのは当たり前です」

P「けどそんな捻くれた推理、いや妄想をしなくても、もっと単純な構図が描けると思うぞ?」

笹塚「……目撃されている不審者が犯人である、という結論だな」

ネウロ「そうですね、事実、警察はその線で捜査していた」

P「分かってるなら、こんなところで油売ってないで、その不審者を――」



吾代「不審者ってのは、こいつらのことじゃねェか?」

3人の男を引きずり、吾代が現れた。

弥子「吾代さん?……ってその人!」

やよい「一昨日の悪徳記者さん??」

142 : 忍法帖【Lv=20,xxxPT】 :2011/09/30(金) 22:59:27.50 ID:k3nTLrll0
ネウロとアイマスとは・・・
支援せざるを得ない

143 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 22:59:42.41 ID:+ipaAi100

吾代「言われたとおり、捕まえてきてやったぜ。ウチに出入りしてる連中の中から、実際にあそこへ行ったって奴を3人ほどな」

笹塚「どういうことだ? この人らは何だ?」

ネウロ「フリーライター、ゴシップ記者、パパラッチ……そういう手合いの方々です」

ネウロ「犯人は雪歩さんの殺害を決行する前に、いくつかの噂を流しておいたのです」


春香「噂って……あの恋人疑惑の噂ですか?」

ネウロ「それもその1つです。この噂があったからこそ、警察は犯人像を存在しない雪歩さんの恋人、またはその関係者とした」

あずさ「でも、あの噂が広まったのは1ヵ月ぐらい前でしたよ?」

ネウロ「その頃から雪歩さんの殺害を考えていたということでしょう」

144 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 23:01:46.96 ID:+ipaAi100

ネウロ「そして犯行の数日前からでしょうか? あなたはまた噂を広めた。正確な内容は分かりませんが――」

吾代「聞き出しといたぜ。『午後6時ぐらいに、萩原雪歩が彼氏と一緒にいる所を見た』ってタレこみだ」

吾代「その見た場所っていうのが、あの発見現場付近ってことになってたぜ」


ネウロ「なるほどなるほど。確かに物好きが食いつきそうな噂ですねぇ?」

ネウロ「プロデューサー、あなたはこの噂をエサに、ネタを求める記者をあの現場に集めた」

ネウロ「警察の抱く間違った犯人像に、不審者と言う実体を与えるために」

ネウロ「不審者の目撃情報があれだけ漠然としたものだったのは、複数の人間の特徴が混ざっていたからです」

145 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 23:06:26.66 ID:+ipaAi100

小鳥「そんな噂流しても、それを信じて人が集まってくるかしら?」

ネウロ「もっともな疑問ですね。ですが、プロデューサーが彼ら記者から信用されていたとしたら?」

小鳥「そりゃあ、『この人の情報なら』ってことで信じてもらえるでしょうけど……」

律子「信用を得るには実績がないと、ねぇ?」

ネウロ「その実績が、プロデューサーにはあったのですよ」

律子「情報屋としての実績? そんなのどうやって?」

ネウロ「前もって、真実の情報を流してやればいいのです」



ネウロ「例えば、『やよいさんがよく利用するスーパー』
          『貴音さんの行きつけのラーメン屋』
          『春香さんが毎日利用する駅』     がそれに当たりますね」

146 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 23:10:27.94 ID:+ipaAi100
やよい「え? ……ええっ!」

貴音「どこから流れたものかと、訝しんでおりましたが……」

春香「う、嘘ですよね?! プロデューサーさんが……そんな」

P「デマカセだ! そんな噂誰だって流せるだろ!」


ネウロ「……響さん、春香さんが利用している駅、ご存知ですか?」

響「え? いや、神奈川から来てるってことしか……あれ、埼玉だっけ?」

ネウロ「あずささん、貴音さんの行きつけのラーメン屋の名前と場所、分かりますか?」

あずさ「えっと、そういう店があるとは聞いてますけど、名前と場所となると……」

ネウロ「美希さん、やよいさんの利用するスーパーを知っていますか?」

美希「知らないのー」

147 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 23:13:33.90 ID:+ipaAi100

ネウロ「そう、同じ事務所にいても、横の繋がりでは互いのことを全て把握することは難しい」

ネウロ「全てのアイドルの性格や習慣を把握している人間でなければ、これらの噂は流せない」

ネウロ「この事務所でそのような立場の人間と言えば――」

P「全部想像じゃないか! だいたい、何の証拠もない!」


ネウロ「……実は1つだけ、決定的な証拠が上がっているのですよ」

P「はッ! 俺は犯人じゃないんだ。証拠なんかあるはずがないだろ!」

148 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 23:18:10.36 ID:SzZvU6nT0
C

149 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 23:18:54.83 ID:+ipaAi100
ネウロ「雪歩さんの頚部からあなたの指紋が見つかっています」

笹塚「?」

P「何言ってんだあんたは!? ロープで絞め殺された雪歩の首に、指紋なんか残るワケが――」
千早「っプロデューサー!」


やよい「……真さん、雪歩さんってロープで絞められたんですか?」

真「いや、聞いたことないけど……」

美希「ミキはこう、両手でギューってされたんだと思っての」

亜美「亜美たちは仕事人みたいなワイヤーを想像してたよね?」真美「うんうん」

150 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 23:19:39.70 ID:Wg5opGeM0
最後はちょっとおそまつだな

151 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 23:20:06.02 ID:+ipaAi100
ネウロ「そうでしょうね。絞殺と一言でいっても、絞め方というものがある」

笹塚「……凶器がロープだったってことは報道されてない。あんた何で知ってた?」

P「……」

ネウロ「答えてください。なぜ『ロープで絞め殺された』と断言できたのですか?」

P「それ、は……」

ネウロ「……墓穴を掘りましたね」



その言葉に反応し、プロデューサーの体から悪意のエネルギーが溢れ出す。

ネウロ(――いただきます――)バクンッ

152 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 23:20:16.04 ID:gnH7KJ7rO
支援

153 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 23:20:47.98 ID:+ipaAi100

1ヶ月前

雪歩『……』

P『ド忘れなんて、誰にだってあるさ。あんまり気にするな』

雪歩『……私、もうダメです、ダメダメです』

P『次から気をつければいいんだよ』

雪歩『ド忘れなんてどうやって気をつければいいんですか!!』

P『ッそれは……』

雪歩『あ……すいませんっ、私がミスしたのに……穴掘って埋まってます……』

P(……そっか、コイツ向いてないな)

154 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 23:21:23.25 ID:QnFtGXzJ0
弥子「(´・_・`)」

155 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 23:22:05.35 ID:+ipaAi100

犯行日、事務所前に停車中の車内。

雪歩『あの、そろそろ駅に向かわないと……』

P『門限はまだ大丈夫だろ? なんだったら送っていってやるしさ』

雪歩『そうですけど……あの、何を待ってるんですか?』

P『ちょっとね……お、出てきたぞ』

雪歩『……小鳥さんを待ってたんですか?』

P『彼女が出て行くのをな』

雪歩『?』

P『じゃあ、事務所入ろうか』

156 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 23:23:36.43 ID:qA3MZgir0
>>150
確かにそうだけど、所詮素人が書いてるもんだしおおめに見てやろうや。あんまり期待してやんのも酷っもんだぜ

157 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 23:23:37.34 ID:+ipaAi100

事務所内

雪歩『小鳥さんもいない事務所って、何か新鮮です。あ、プロデューサー、お茶飲みま……ッ!』

P『……』

雪歩『プロデュ、サー……く、苦し、かはッ……』

P『……』

雪歩『……助け、て……誰か、ァ……まこと、ちゃ……』

P『穴掘って埋まるのが好きなんだろ……なら、地獄の底まで……!』

雪歩『……コヒュー……コヒュー……………………』

158 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 23:25:05.17 ID:+ipaAi100

P「……ふ、はははッ! 『墓穴を掘る』か! こりゃあ雪歩の呪いだな! あはははッ!」

千早「そんな、本当に、プロデューサーが……?」
                                     パンピー
P「まさか、噂を流したことまで見透かされてたなんてな……一般人だと思って舐めてたよ」

真「なんで、どうして雪歩を殺したの!? 雪歩はあなたを信じてたのに!」

P「どうして? 俺はプロデューサーだぞ?」
    キカク
P「この事件もプロデュースの一環に決まってるじゃないか!」

春香「殺すことが……プロデュース?!」

律子「何考えてるんですか!?」

159 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 23:26:59.35 ID:2RVWFmOp0
毎度思うがこうやって犯人しか知らない情報で釜を掘るやり方って成功率かなり低いよな

160 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 23:27:04.68 ID:1P4zo4lo0
豹変したPが松井絵で目に浮かぶ…

161 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 23:27:05.05 ID:4xM61MeT0
漫画ならここでPの顔が変形するんだろうなwww

162 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 23:28:30.32 ID:Wg5opGeM0
暴露タイムか

163 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 23:29:02.54 ID:Hg5t3tlu0
なんかもう説明してる間にネウロが弥子にどんな暴力振るってるかがはっきり目に浮かぶ

164 : 忍法帖【Lv=29,xxxPT】 :2011/09/30(金) 23:30:21.05 ID:WwQMtVuZO
参考にします

165 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 23:31:27.00 ID:+ipaAi100
P「アイドルに必要なものは何か、分かるか?」

千早「……歌唱力でしょうか」

響「激しいダンスも踊れる体力だろ」

春香「えっと……やる気と根性?」


P「そんなものはどうでもいい! 注目だ! アイドルに必要なものは注目!」

P「ビジュアルが悪くてもいい。ボーカルが下手でもいい。ダンスがからっきしでもいい」

P「注目を集められるアイドルがいいアイドルだ!!」

166 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 23:32:06.00 ID:i16WWEHh0
完全にネウロ

167 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 23:32:22.55 ID:Wg5opGeM0
脳内の赤羽根Pがすごい顔になってる

168 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 23:32:53.57 ID:+ipaAi100
P「そして誰よりも注目を集めたアイドルこそが、トップアイドルと呼ばれるんだ!!」

伊織「あんたが事件を起こしたのは、世間の注目を集めるためだっての?!」

P「その通り! 恋人疑惑を流したのだって、犯人をでっち上げるためだけじゃない!」

P「そっちのほうが世間の求めるセンセーショナルな展開だと思ったからさ!」


貴音「あの噂が、どれだけ雪歩殿の尊厳を傷つけたと思っているのですかッ!」

P「尊厳で注目が買えるなら安いもんさ」

貴音「本気で言っているのですか……なんと面妖な……」


P「……俺はあと1週間はこの事件の報道が続くと踏んでいる」

P「この1週間! 雪歩は現トップアイドルよりも注目されるんだ!」

P「ニュースも! ワイドショーも! 週刊誌も!! ぜぇんぶ雪歩の話題で持ちきりさ!」

169 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 23:35:35.29 ID:+ipaAi100

真「……その1週間が過ぎたら?」

P「消えるだろうな。ニュースになるような事件は毎日起きてるんだから」

真「消えるって、そんな――」

P「アイドルなんて元々儚いもんだろ? トップになったって、1年かそこらで後からデビューしたヤツに抜かれていく」

P「5年前、10年前、20年前のトップアイドルを今でも追っかけてるやつがいるか?!」

P「『ワンダーモモ? 私の青春だったわ。でも今はジュピターが私の生きがいなの』。こんな連中ばっかりだ!」

P「だったら! 1年で消えるのも、1週間で消えるのも、大して変わんねぇよ!!」

170 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 23:39:29.35 ID:+ipaAi100

P「そもそも、雪歩じゃトップアイドルなんて無理だったんだよ!」

P「あいつは誰もいない、誰も見てくれない、穴の底がお気に入りだったんだからなぁ!」

P「だが、俺はそんな雪歩にトップアイドル以上の注目を集めた!」

P「これが! 俺が雪歩にしてやれる最大のプロデュースだ!!」


弥子「……アイドルってそんな単純なものなんですか?」

171 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 23:40:55.41 ID:+ipaAi100

P「……何?」

弥子「アイドルを目指す動機は、人によって違うんじゃないですか?」

弥子「雪歩さんは自分を変えたくてアイドルになったって、真さんから聞きました」

弥子「それなのに、あなたは注目注目って……自分がプロデュースするアイドルの目標を――」
                 パンピー
P「うるさい! 何も知らない一般人が、アイドルのあり方を語るな!」



ネウロ「まぁ、一般人と業界人では、アイドルに対する考え方が違うのも当然ですよね」

ネウロの手が、プロデューサーの頭に置かれた。その手から、魔力が注がれる。

P「? あんた何してんだ?」

ネウロ「いえ、別に……ところで、あなたの足元にいる方は誰ですか?」

172 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 23:42:12.56 ID:zpfi0eKeP
最後のよくわからない展開もネウロらしいな

173 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 23:43:25.64 ID:+ipaAi100

P「足元?……ッうわァ!」


プロデューサーの目には、床に埋まりかけの雪歩の幻覚が見えていた。

雪歩『墓穴を掘るなんて……ふふ、プロデューサーも掘るのが好きだったんですね……』

P「ゆ、雪歩? なんで、お前は死んで……」

千早「? プロデューサー? どうしたんですか?!」

雪歩『私頑張ります……プロデューサーに言われたように、地獄まで続く穴を掘ります……」

雪歩『だから……そこに2人で埋まりましょう、プロデューサァァァ……』

P「は、離せ……いやだ、俺はこんな所で埋もれたくない……」



ネウロ「あなたは先ほど、雪歩さんではトップアイドルにはなれないとおっしゃいましたが――」

そこで声を下げ、プロデューサーにだけ聞こえるように言った。

ネウロ「それは貴様の能力不足だ」

ネウロ「我輩なら、小学生だろうと三毛猫だろうと冴えない女子高生だろうと、超一流(の探偵)にプロデュースできる」

174 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 23:46:28.90 ID:0QUoPWUV0
俺もネウロにプロデュースされたいれす

175 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 23:47:10.14 ID:+ipaAi100

P「埋もれたくない……離せェェ!」

亜美「逃げた!」
真美「捕まえて!」

笹塚、吾代、等々力が出入り口を固めた。

真「逃げられないぞ、この人殺し!」

P「クソォ……こい、千早!」

千早「プ、プロデューサー?!」

P「全員動くな! 動いたら千早もプロデュースするぞ!」

律子「……ウチのアイドルを離してくれませんか? 一般人さん」

176 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 23:48:57.21 ID:LmAlrAai0
>P「5年前、10年前、20年前のトップアイドルを今でも追っかけてるやつがいるか?!」

日高舞「10年ぐらいなら余裕よ」

177 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 23:49:00.90 ID:+ipaAi100

P「まだだ、まだ俺のプロデュースは終わらない……俺はいつかトップアイドルを……」

千早「……残念です。プロデューサー」

P「あ?」

春香「千早ちゃん、お、おおお落ち着いて、その人を刺激しちゃ――」



千早は拘束されたまま、ほんの数節の歌を歌った。

その歌が耳に入った途端、プロデューサーは膝から崩れ落ち、倒れた。

              ココロ
千早「プロデューサーの脳を揺らすために練習した歌を、こんな風に歌うことになるなんて……」

178 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 23:50:17.36 ID:+ipaAi100

ネウロ「ほぉ……これは……」

弥子「今のって、アヤさんと同じ……?」

ネウロ「あの男だけが倒れたところを見ると、千早という女に揺らせるのはヤツの脳だけのようだがな」

ネウロ(しかし、あんなことをできる人間があの女以外にいるとは……)


笹塚「……等々力、犯人確保」

等々力「は、はい!」



あずさ「さようなら……思い出の日々……」

伊織「あずさ……それずっと言おうとしてたでしょ」

あずさ「うふふ♪」

179 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 23:51:16.66 ID:c0ZLIa690
一人で10人近いアイドルを担当するのは無謀すぎたんや

180 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 23:52:22.02 ID:+ipaAi100

数日後

魔界探偵事務所

ネウロ「『桂木弥子、アイドル殺人事件を解決』
     『競争主義の産んだ狂気のプロデューサー』、
     『萩原雪歩追悼イベント開催』、
     『人手不足に喘ぐ765プロダクション』、
     『レズ疑惑、仲の良過ぎるアイドル事務所』……」

弥子「……どうしてまた週刊誌なんて読んでるの?」

ネウロ「うむ、情報源としては全く役にたたんが、読み物としては楽しめるからな」

弥子「楽しい? 週刊誌が?」

ネウロ「魔界の週刊誌に比べればとても面白い」

弥子「あるんだ、週刊誌……」

ネウロ「記事の内容は10割が創作だったがな」

弥子「それじゃ記者の妄想ノートだよ!」

181 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/30(金) 23:57:21.22 ID:RC5amMT+0
>>159
「カマをかける」な。

まあこのケースなら「送って行ったはずの駅周辺での目撃証言がない」
「現場周辺で765の機材車の目撃証言orカメラ映像があった」とか
警察がその気になれば証拠固めできるだろ。

182 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 00:00:43.79 ID:dZPhxpHP0

ネウロ「中でもヒドいものは使っている文字まで記者の創作だからな。書いた本人以外誰も読めん」

弥子「誰に向かって発信してる雑誌よ!」

ネウロ「さぁな、まだ見ぬ同胞にでも発信していたのだろう……む、ヤコ、これを見ろ」

弥子「どれ?『元アイドルプロデューサー、山中で遺体となって発見』……って、何これ!」

ネウロ「遺体の特徴を読む限り、あの男で間違いないだろう」

弥子「なんで……? 警察に捕まってるんじゃ……」

ネウロ「今回の関係者に、警察をアゴで使える権力をもった奴がいたな」

ネウロ「そうそう、吾代の依頼者も相当の権力者らしいぞ」

弥子「……これをやったのが『萩原』か『水瀬』ってこと?」

183 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 00:01:35.98 ID:dZPhxpHP0

ネウロ「あるいはその両方だ。さぁ、ヤコ、この事件を調べるぞ」

弥子「また謎?」

ネウロ「いや、権力で強引に覆い隠されているだけの事件だ。謎などカケラも感じない」

ネウロ「我輩の目的は、その萩原と水瀬の持つ権力だ。弱みを握り、全てを掌握してやる」

ネウロ「喜べヤコ、下僕が増えるぞ」

弥子(……伊織さん、ごめんなさい。私にこの魔人は止められません)




――完――

184 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 00:01:40.40 ID:4aI98ye2O
P埋まっちゃったか…

185 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 00:02:35.09 ID:55ib6sJK0

ネウロさんの魔界ジョークwww

186 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 00:06:33.95 ID:DLMFHzzK0

最高に俺得だった

187 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 00:07:08.96 ID:XIkjujX90

やっぱネウロは面白い

188 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 00:07:22.63 ID:uDA3oEKw0

またぜひネウロで一本書いてくれ

189 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 00:08:04.61 ID:AjzO/d7Q0

下僕が増えるよ!やったね弥子ちゃん!

190 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 00:12:13.62 ID:dZPhxpHP0
日付も変わったし、終わりたいけど
せっかく書いた短編あるから投下する

蛙【かえる】

191 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 00:12:50.55 ID:dZPhxpHP0

テレビ『――ゲロゲロキッチン〜、このあとすぐ!』

X「ねぇ、アイ。カエルって美味しいのかな」

アイ「……X、別にその番組はカエルをマスコットに起用しているだけで、カエルを料理する番組ではありませんよ」

X「なんだ、そうなのか……。アイはカエル食べたことある?」

アイ「中国で一度だけ。鶏と似たようなものです」

X「ふーん、俺は食べたことないなー。美味しいのかなー」

アイ(あなたと一緒に食べたのですが……覚えてないのでしょうね)

X「アイ、明日までに網用意しといて」

アイ「……カエル取りなら、近くの公園にある池がよろしいでしょう」

192 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 00:13:16.89 ID:55ib6sJK0
─wwヘ√レvv〜(゚∀゚)─wwヘ√レvv〜─

193 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 00:14:10.24 ID:dZPhxpHP0

次の日

X「じゃあ、ちょっと出かけてくるね」

アイ「その顔で行かれるのですか?」

X「ダメかな?」

アイ「変装が得意の怪盗キャラが、素顔で出歩くというのはいかがなものかと」

X「別にこの顔も素顔ってワケじゃないんだけど……」グニャァ

X「じゃあ、昨日テレビに出てたこの人とかどう?」

アイ「X、口調、口調」

X「ゴホン……行って参りますわ、アイ」

銀のウェービーロングヘアを翻し、Xは出て行った。

194 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 00:14:38.66 ID:d6o+1vXe0


195 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 00:15:39.05 ID:dZPhxpHP0

公園

響「あはは、そりゃヒドいなー」

美希「でしょー、それでミキ的には……あれ?あそこにいるのって貴音?」

響「どこ?……ホントだ、網もって何してんだろ?」

美希「たーかーねー、何してるのー?」

X(……ポニーテールの子は、昨日この顔と一緒にテレビに出てた響って子だな)

X(もう1人は分かんないや)

X「カエルを探していたのです」

響「またカエル? 貴音、昨日もカエルの着ぐるみ欲しがってよな」

美希「うぇー、カエルなんて取ってどうするの?」

196 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 00:16:37.00 ID:dZPhxpHP0

X「いえ、ちょっとした好奇心です」

美希「ふーん? ところでその服ダサすぎない? ミキ的にはあり得ないカンジなの」

X(この子はミキっていうのか……)

X「カエルを取るために選んだ服ゆえ、多少見栄えが悪いことは自覚しています」

響「自分も手伝うぞ!」

X「響が手伝ってくれるなら助かります」

美希「……ミキ、汚れたくないからここで見てるの」

197 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 00:17:22.48 ID:yydJVpmv0
おいなんか>>192揺れてね?


198 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 00:17:46.23 ID:dZPhxpHP0

10分後

響「取ったゲロ〜。ほい、貴音」

美希「それ、夜になるとムォームォーいってるやつ?」

響「ウシガエルだな。大物さー」

X「助かりました。ありがとう、響」

響「気にすんなってー、自分と貴音の仲じゃ……ちょちょちょ、何しようとしてんの?!」

X「何、と言われても、このカエルを食そうとしたのですが」

響「アイドルがそんなの食べちゃダメさー!!」

199 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 00:18:11.03 ID:BVXtvnJO0
>>1おつ

なかなか面白かった!!



>>197
お前揺れてね??

200 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 00:18:52.08 ID:dZPhxpHP0

X「しかし、中国では一般に食されていると……」

響「それは料理したやつをだろ?! 生で踊り食いなんてバラエティの罰ゲームじゃないか!」

美希「罰ゲームでもそこまでさせないの」

X(めんどくさいなぁ……)

X「……では、このカエルは持ち帰っていただくことにします」

響「ちょ、貴音待てって!」

美希「置いていかないでー」

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