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男「お姉さんの一日を僕にください」
- 1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 20:37:44.80 ID:F9z7j4jx0
- 女「…はぁ」
女「また会社で失敗か…」
- 2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 20:38:59.28 ID:F9z7j4jx0
- 女「落ち込んでても仕方ないのはわかってるけど…」
ドンッ
女「キャッ」
男「」バタン
女「え、え?ちょっと君、大丈夫!?」
- 3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 20:39:47.46 ID:F9z7j4jx0
- 男「…は、はい」
男「大丈夫、です…」
男「あっ」フラッ
女「全然大丈夫じゃないじゃん!」
女「とりあえず休ませないと!」
- 4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 20:40:46.01 ID:F9z7j4jx0
- 公園
男「ありがとうございます」
男「介抱して貰った上に飲み物まで」
女「いいのよ、元々は私からぶつかったんだし」
女「それに今の時代、携帯も財布も持たずに出歩くなんて危ないわよ」
男「ですよね」
- 5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 20:43:07.54 ID:F9z7j4jx0
- 男「でも持ってないんですよね」
女「えっ…」
女「携帯だけでもでも珍しいのに、財布すら持ってないの?」
男「はい…」
男「ごめんなさい」
女「それに…」ジロジロ
女「腕ほっそいわねー」
- 6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 20:47:15.86 ID:vpcCtP4E0
- 支援
- 7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 20:52:08.36 ID:BaWXJt4a0
- 頑張りたまえ
- 8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 20:55:33.02 ID:kkpAr11f0
- しえん
- 9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:04:20.39 ID:ShZQmyRV0
- 女「肌も白いし…」
女「ちゃんと食べてる?」
男「あはは…」
男「よく言われます…」
- 10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:04:45.59 ID:ShZQmyRV0
- 女「あっ…悪く言ったつもりじゃないのよ」アセアセ
女「よ、よく見ると髪の毛はサラサラだし」アセアセ
男「もういいですよ」
男「…自分でもわかってますから」
- 11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:05:18.96 ID:ShZQmyRV0
- ID変わってるけど>>1です
- 12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:05:42.93 ID:ShZQmyRV0
- 女「ごめん…」
女「私、思ったことをそのまま言っちゃうのよね…」
女「それで今日も失敗しちゃったし…」
男「それで落ち込んでたんですね」
- 13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:06:11.40 ID:ShZQmyRV0
- 男「でも焦ってるお姉さん、可愛かったですよ」
女「//」カァ
女「もう、からかわないでよ!」
男「あっ!」
男「今何時ですか、お姉さん?」
- 14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:06:30.85 ID:ShZQmyRV0
- 女「えっと…9時10分前よ」
女「どうかしたの?」
男「はい、そろそろ戻らないと…」
女「そっか…」
女「ま、仕方ないか♪」
男「今日は本当にありがとうございました」
男「それじゃさようなら、お姉さん」
- 15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:06:47.03 ID:ShZQmyRV0
- 女「じゃあねー!」ブンブン
女「…なんか不思議な子だったなー」
女「いい気分転換になったわ♪」
女「ありがとう、どこかの誰かさん…」
- 16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:07:07.92 ID:ShZQmyRV0
- 2日後
女「あの子に会ってから何故か調子がいいのよね」
女「会社でも褒められるし」
女「なんかいい気分♪」
女「〜♪」
- 17 : 忍法帖【Lv=33,xxxPT】 【東電 76.6 %】 :2011/10/01(土) 21:07:43.43 ID:n7rvqkXJ0
- 書きダメしてある?
- 18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:08:05.88 ID:ShZQmyRV0
- ???「今日はとてもご機嫌なんですね」
女「へ…?」
女「なんだ君か、ビックリした!」
男「楽しそうでしたのでつい声をかけてしまいました」
女「ああ、でもまた会えてよかった」
- 19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:09:04.86 ID:ShZQmyRV0
- >>17
してあります
男「はい、僕も嬉しいです」
女「ちょっと時間あるかしら?」
女「そこのお店でお茶でもしない?」
男「えっ…」
男「でもお金持ってませんし…」
- 20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:09:59.95 ID:ShZQmyRV0
- 女「いいわよ、それくらい」
女「ご馳走させて!」
男「ではお言葉に甘えて…」
カランカラン
イラッシャイマセー
男「うわぁ…」
- 21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:10:17.16 ID:ShZQmyRV0
- 男「こういう所、はじめて入りました…」
女「喫茶店もはじめてだったの?」
女「財布持ってないくらいだもんね…」
女「もう何を言われても驚かないわ」
- 22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:10:39.89 ID:ShZQmyRV0
- 女「何にする?何でもいいわよ」
男「ちょっと待ってください」
男「名前は知ってますけど、どれも飲んだことないんで…」
女「じゃあ、私が選んであげる!」
女「すいませーん!」
女「フラペチーノとキャラメルマキアート下さい」
- 23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:11:04.46 ID:ShZQmyRV0
- 男「どちらが僕のですか?」
女「んーとね」
女「私が両方飲みたかったから、分けっこしようと思ってね♪」
男「大胆ですね、お姉さんって…」
女「ん?何か言った?」
男「いえ、なにも」
女「そう♪」
- 24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:15:10.02 ID:ShZQmyRV0
- 外
女「あ〜美味しかった♪」
男「どちらも美味しかったです」
女「また来たいねー」
女「ところで今日は時間大丈夫なの?」
女「もう9時過ぎてるけど…」
男「っ…!本当ですか!」
- 25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:16:47.10 ID:ShZQmyRV0
- 男「すいません、もう帰ります!」
男「今日も本当にありがとうございました!」
女「あ、ちょっ…」
女「行っちゃった…」
女「あ、そう言えば名前聞いてないや」
女「突然現れて消えてくね」
女「妖精みたいな人だな…」
- 26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:17:47.51 ID:ShZQmyRV0
- 次の日
女「…また失敗しちゃった」
女「最近上司が厳しくなってきたし」
女「何だかなー」
女「…(あの子に会いたいな…)」
???「姉ちゃん、一人か?」
- 27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:18:16.19 ID:ShZQmyRV0
- 女「えっ?」
酔っ払い「ならおっちゃんと飲もうや」フラフラ
女「え、遠慮します…!(なんだあの子じゃないのか)」
酔っ払い「何でい俺の酒が飲めねぇってぇのかい!」
女「嫌、やめて下さい!(なんでこんな時間から酔ってるのよ!)」
- 28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:18:56.75 ID:ShZQmyRV0
- ???「そろそろ離した方がいいですよ」
酔っ払い「なんだぁ?」
男「彼女を離せって言ってるんです」
女「あっ!君!」
酔っ払い「兄ちゃん、この娘の恋人かぁ?」
- 29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:19:20.70 ID:ShZQmyRV0
- 男「そうです、待ち合わせてたんです」
男「だから早く離して下さい!」
酔っ払い「うるせェ!」バンッ
男「うわっ!」バタン
- 30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:20:49.79 ID:ShZQmyRV0
- 女「ちょっと何してるの…よっ!」フン
酔っ払い「らりるっぱっ!」チーン
女「ちょっと君、大丈夫!?」
男「うーん…」
女「どこか休めるところ!」
- 31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:21:59.01 ID:ShZQmyRV0
- 某所
男「う、うーん…」
女「あ、やっと起きた?」
男「ここは…?」
女「こ、ここは、そう休憩所よっ!」//
男「そうですか…」
- 32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:22:50.96 ID:w6QXgsUv0
- ふんふん…
支援
- 33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:23:47.76 ID:ShZQmyRV0
- 女「さっきは本当にありがとう」
男「結局僕は殴られて運ばれただけでしたけどね」
女「いいえ、君が来てくれなかったら怖くて何もできなかった」
女「それにあの時の言葉、嬉しかったわ♪」
男「ごめんなさい…」
女「なんで謝るのよ」
- 34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:25:24.84 ID:ShZQmyRV0
- 男「勝手にこ、恋人だなんて名乗ってしまいました…」
女「だから嬉しかったって言ったじゃない♪」
男「そ、そうですか…」//
男「」ゴホッゴホッ
女「ちょっと大丈夫?」
男「…だ、大丈夫、です」
- 35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:25:51.66 ID:ShZQmyRV0
- 男「もう、時間が…」
女「何か言った?」
男「あ、あの!」
女「はい?」
- 36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:26:12.97 ID:ShZQmyRV0
-
男「お姉さんの一日を僕に下さい」
- 37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:26:34.11 ID:BLIXpFn80
- よしきた
- 38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:27:01.50 ID:ShZQmyRV0
- 女「それって…つまり…」
男「明日、デートして下さい」//
女「……」
男「あの…」
- 39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:27:47.59 ID:ShZQmyRV0
- 女「…女よ」
女「デートする女性の名前くらい知ってないとね」
男「…!はい!」
男「僕は男って言います」
女「今更自己紹介って遅くない?」
- 40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:30:40.85 ID:ShZQmyRV0
- 女「座敷わらしとか妖精とか思っちゃったわ」
男「ふふっ」
男「はじめて会った時からですけど」
男「やっぱり女さんって面白いですね」
女「ちょっとどういう意味よ?」
男「あははは」
- 41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:32:46.80 ID:ShZQmyRV0
- 男「でもこうやって介抱して貰ってるとはじめて会った時みたいですね」
女「あの時とは状況が違うけどね」
女「あの時はベンチの上」
女「今は私の太ももの上♪」
男「う、うわぁ…!」//
女「だーめ、しばらく動いちゃ♪」
- 42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:33:36.97 ID:ShZQmyRV0
- 男「とっても恥ずかしいです…」
女「他に感想はないのかしら?」
男「お、女さんの太ももが柔らかいです…」//
女「男君ってえっちなんだね…」//
男「え、あ、そ、そんな意味で言った訳じゃ」アセアセ
- 43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:33:57.25 ID:ShZQmyRV0
- 女「…ぷっ」
男「あれ、今笑いましたよね!」
男「もしかして面白いって言ったこと根に持ってますか…?」
女「あははは」
女「男君面白すぎ!」
- 44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:34:44.97 ID:ShZQmyRV0
- 男「もう起きれます!」
女「あっ…」
男「なんですか?」
男「またからかうんですか?」
女「…もう少しちょっと膝枕していたかったかな」
- 45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:35:34.94 ID:ShZQmyRV0
- 男「…」//
男「女さんに赤くなった顔を見られたくありません」//
男「なので膝枕して見られないようにします」//
女「素直じゃないのね♪」ナデナデ
男「やめて下さい!」
男「恥ずかしいです…」
- 46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:36:04.15 ID:LlyMrYr1i
- 支援
- 47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:36:23.28 ID:ShZQmyRV0
- 女「いいじゃない、誰も見てないんだから♪」
男「当たり前です!」
男「それにしてもここはどこなんですか?」
女「…」
男「個室にベッド、枕の横には四角いビニールもありますし…」
- 48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:37:12.63 ID:ShZQmyRV0
- 女「…休憩のできるホテルよ」
男「へぇ、これがホテルですか」
女「…そうよ(やっぱりラブホのことも知らなかったのね…)」
男「備品は持って帰ってもいいんですよね!本で読みました!」
男「僕も、この四角いの持って帰ります!」
- 49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:39:09.37 ID:ShZQmyRV0
- 女「え、あちょ、それは…」
男「」フンフン〜♪
女「…(言えない!あれがゴムだなんて言えない!)」
女「じゃ、じゃあそろそろ出ようかしら?(クローゼットとか見られる前に退散しないと!)」
男「そうですね」
- 50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:39:32.10 ID:ShZQmyRV0
- 男「僕もそろそろ戻らないといけませんし」
女「それじゃあ明日は、最初に出会った公園でいいかしら?」
男「はい、そこに10時集合で」
女「それじゃあ、また明日、男君」
男「女さんも気をつけて」
- 51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:39:49.30 ID:ShZQmyRV0
- 女「デートに誘われちゃった〜♪」
女「あれ?私喜んでる?」
女「…もしかして男君のこと…」
女「やばい、明日の服どうしよう…」
女「…男君」
- 52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:40:20.23 ID:ShZQmyRV0
- 翌日
女「 ごめん、待たせるつもりはなかったんだけど…」
男「いいですよ」
女「どの服にしようか迷っちゃって…」
女「どうかな…?」
男「よく似合ってますよ」
- 53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:41:11.57 ID:ns6RvKPR0
- 支援
- 54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:41:26.59 ID:ShZQmyRV0
- 男「とても綺麗です」
女「ありがとう」//
女「男君もいつもと違ってしっかりオシャレしてきてるじゃない」
男「今日は許可を貰って来ましたから」
女「なら今までは黙って出てきてたってこと?」
- 55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:41:57.92 ID:ShZQmyRV0
- 男「そうなりますね…」
女「だから9時には帰っていたのね…」
女「なんであれ、今日を楽しみましょう!」
- 56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:42:36.63 ID:ShZQmyRV0
- 楽しい時間はあっという間に過ぎて行った。
お昼時にはハンバーガーを奢ってもらった。
今日はお金を持ってきて、今までのお礼がしたかったんだって。
はじめてなことばかりだったせいか、すぐにぐったりしていた。
そこからは映画館に入ってゆっくりしていたの。
途中、そっと手を重ねると優しく包んでくれた。
ストーリー終盤にちらっと盗み見ると目を潤ませていて可愛かったわ。
- 57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:45:48.88 ID:TWUEtNNuO
- しぇ
- 58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:46:02.06 ID:ShZQmyRV0
-
そして…
来て欲しくもなかった時間
いつもの公園
- 59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:46:48.12 ID:ShZQmyRV0
- 女「楽しかったね、男君♪」
男「はい、とても」
男「女さんとたくさんの思い出ができてよかったです」
女「私もよ」
男「ここの公園、桜の木が一本だけあるじゃないですか」
女「ああ、あれね」
- 60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:47:32.16 ID:sOFc/D0n0
- 学校でつかまえて読んだ?
- 61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:47:32.16 ID:ShZQmyRV0
- 男「毎年あの桜が咲いて枯れるのを見て来たんです」
男「僕もこの幹みたいに綺麗に咲いたりできるんだろうかって」
男「今はまだ蕾ですけどね…」
女「じゃあ桜が咲いたら、お花見しようよ!」
男「っ!…できるといいですね、お花見…コホッ」
- 62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:49:27.67 ID:ShZQmyRV0
- >>60
名作ですよね
女「あのね、男君」
男「なんでしょう?」
女「昨日、別れた後で気付いたんだけど…」
男「…?」
女「私…」
- 63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:49:40.98 ID:BkrhXHfhO
- うーん…
物書きとしてゆるせないんだが
何この幼稚な文章
- 64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:49:55.94 ID:ShZQmyRV0
-
女「男君のことが…」
- 65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:50:47.95 ID:ShZQmyRV0
-
女「す…『駄目です!』」
- 66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:51:10.89 ID:ShZQmyRV0
-
女「え…」
男「僕なんかに…」
男「女さんは幸せになって欲しい!」
男「僕じゃ駄目なんです!」
- 67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:52:09.05 ID:ShZQmyRV0
- 男「もう少ない…ゴホゴホ」
女「お、男君!」
男「ゲホゲホ…ゲホゲホ」
男「…同じ気持ちってだけで僕は嬉しいです」
男「それじゃあ、さようならゴホゴホ…」
- 68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:52:44.28 ID:ShZQmyRV0
- 女「男君…」
女「いっちゃった…」
女「体大丈夫かな…」
女「…同じ気持ちならなんで…?」
女「…ヒック」
- 69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:53:23.60 ID:ShZQmyRV0
- ヒトガタオレテルゾー!
ダレカキテクレー!
女「えっ?うそ!」ダッ
女「まさか…」
女「ハアハア…」
女「男君、男君!」
- 70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:53:47.35 ID:ShZQmyRV0
- キュウキュウシャハヨンダゾ!
女「おとこー!」
- 71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:55:05.62 ID:0JXB9RCk0
- 長くなりましたがこのSSはこれで終わりです。
ここまで支援、保守をしてくれた方々本当にありがとうごさいました!
パート化に至らずこのスレで完結できたのは皆さんのおかげです(正直ぎりぎりでした(汗)
今読み返すと、中盤での伏線引きやエロシーンにおける表現等、これまでの自分の作品の中では一番の出来だったと感じています。
皆さんがこのSSを読み何を思い、何を考え、どのような感情に浸れたのか、それは人それぞれだと思います。
少しでもこのSSを読んで「自分もがんばろう!」という気持ちになってくれた方がいれば嬉しいです。
長編となりましたが、ここまでお付き合い頂き本当に本当にありがとうございました。
またいつかスレを立てることがあれば、その時はまたよろしくお願いします!ではこれにて。
皆さんお疲れ様でした!
- 72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:55:21.76 ID:ShZQmyRV0
- 私は救急車に同乗するとそのまま病院まで運ばれた。
そのまま集中治療室まで連れて行かれ、私には医者からの説明があった。
生まれつき全身が脆く、非常に珍しい病気だという。
- 73 : 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2011/10/01(土) 21:55:30.12 ID:m8m05ssK0
- しえんだよ
- 74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:55:50.23 ID:ShZQmyRV0
- そのまま何も対処できずにいたが、最近新しい処置方法が見つかったらしい。
しかし、成功率がまだ安定せず、危ない賭けのような手術で迷っていたという。
ところがここ4,5日、みるみる元気を取り戻して、明日にも処置を始めるそうだった。
- 75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:56:52.28 ID:ShZQmyRV0
- 女「そしてこの発作ですぐに治療が始まったのね…」
女「しかも救急車の中で意識取り戻したかと思うと」
女「あの時のゴムを渡してきて、お守りだなんて…」
女「僕じゃ駄目ってのはこのことだったのね…」
女「もう…」
女「これで本当にさよならなんて嫌だよ…」
- 76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:57:42.05 ID:ShZQmyRV0
- 数時間後
女「…」ウツラウツラ
女「はっ!」
女「ここは…?」
女「白い…世界…に花びら?」
女「これは…桜…」
- 77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:58:04.78 ID:qsQw2gN10
- C
- 78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:58:27.92 ID:ShZQmyRV0
- 女「!男君!」
男「」フルフル
女「駄目だよ!そっちに行っちゃ!」
男「」
女「こっち来て!」グイッ
- 79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 21:59:38.58 ID:ShZQmyRV0
- 女「なんで勝手に行っちゃおうとするの!?」
女「私を置いていかないでよぉ…」ギュッ
男「」ギュッ
女「男君、あったかいね…」
女「やっぱり私、男君のこと諦めないよ」
女「男君のことが好き…」
- 80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 22:00:41.86 ID:ShZQmyRV0
- 女「初めて会ってから多分、惹かれてたんだと思う」
女「私の居る現実に一瞬だけ交わる君の世界に…」
女「もっともっと君を知りたい、私を知って欲しいの!」
女「こんなにも思ってる人がこっちに居るのよ?」
女「それを置いて行ける?」
女「男君にはそんなことできないでしょ…」
- 81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 22:01:37.57 ID:ShZQmyRV0
- 男「」コクン
女「じゃあ絶対に戻って来てよねっ」
男「」コクン
女「あ、そうだ」
女「このコン…じゃなかった、お守り置いてっちゃ駄目でしょ」
女「君がちゃんと持ってなよ」
男「」ギュッ
- 82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 22:02:45.97 ID:ShZQmyRV0
- 女「目をさましたらそれ、使わせてあげる…」//
男「…?」
女「そっか、知らないんだっけ」
女「じゃあ手取り足取り教えてあげる♪」//
女「だから…覚悟して戻って来なさいよ!」ビシッ
- 83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 22:04:11.69 ID://XCM9En0
- 展開がはやすぎる
ポカーンって感じだわ
まあオナニーだろうし表現力も鍛えられるからこれからも頑張ってね
- 84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 22:04:23.94 ID:SdlaDyJB0
- …ふぅ
- 85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 22:04:40.05 ID:ShZQmyRV0
-
少女「それで、それで!?」
女「起きたら握ってたはずのコンドームがなくなって、代わりに桜の花びらがあったのよ!」
少女「あーあ、とうとう言っちゃったわねー」
女「あ、違った、お守りだ」
少女「もちろん手術は成功したんでしょ?」
少女「男君が目覚めてどうなったの?」
- 86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 22:05:26.33 ID:ShZQmyRV0
- 女「成功はしたんだけど、3日くらい目を覚まさなくてね…」
女「その間に私は毎日男の病室行って世話してたのよ」
女「病室で男の体拭いてるときに気付いたんだけど、手にお守りが握り締めてあったのよ!」
少女「ほうほう、それはそれは」ニヤニヤ
女「な、なによ!」//
少女「それでー?」
- 87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 22:05:52.55 ID:ShZQmyRV0
- 女「うん、男の家族とも何時の間にか仲良くなっちゃって、もう親公認の仲なの」
少女「惚気よりも早く続きよ!」
女「惚気てないわよ!」
女「…それで、3日後にね、桜が咲き始めたじゃない?」
女「いつも通り病室にいたらね、風で桜の花びらが入ってきたのよ」
- 88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 22:06:03.21 ID:P8jGM1FPO
- もう書かなくていいよ
つまんないし
- 89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 22:06:43.55 ID:ShZQmyRV0
- 女「その夕方にね、すっと目を開け始めたの」
女「そのまま起き上がって私を呼んでくれたの♪」
女「もう、親の前なのに泣きながら抱きついちゃった…」//
少女「いいなー」
少女「私なんて抱きしめてるどころか、泣いてすらくれなかったのよ!」
- 90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 22:07:05.98 ID:YG6flI2I0
- まあ折角書きためたんだし
- 91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 22:07:15.08 ID:ShZQmyRV0
- 女「目の手術まで連れ添ってくれた彼氏だっけ?」
女「今日もこれからデートなんでしょう?」
少女「そうなの!今日は念願の海に行くの!」
少女「っじゃない!今は女の話だった…」
少女「それで、お守りはもう使っちゃったの?」ニヤニヤ
女「えーっと、それがね…」
- 92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 22:07:50.92 ID:ShZQmyRV0
- ???「お待たせしちゃいましたね」
女「あっ男!」
男「少女さんも女と一緒だったんですね」
少女「」
少女「まさか…女…」
女「そうなの、これからなの」//
- 93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 22:08:14.48 ID:ShZQmyRV0
- 少女「うわぁーん、うらやま…違う、いいなー!」
少女「じゃなかった!不潔よ!」
男「一体なんの話ですか?」
少女「まさか、本当に何も知らないの…?」
女「そうなのよ…」
少女「うそぉ……あ、私も時間だ!」
少女「それじゃあ、また今度ね女!男君もバイバイ!」
- 94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 22:08:43.15 ID:ShZQmyRV0
- 女「ちょっ!」
男「さようなら」
男「じゃあ僕たちも行きましょうか」ギュッ
女「う、うん…」//
男「じゃあまずは、」
女「やっぱり、」
「「お花見!」」
- 95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 22:13:57.52 ID:ShZQmyRV0
- この物語はこれで終わりです。
こんなお粗末な物に時間をとってくれた方には感謝します。
何も考えずに作った物なのでかなりぶっ飛んでる内容になります。
本当にありがとうございました。
- 96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 22:15:11.93 ID:YG6flI2I0
- おつかれ
- 97 : 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2011/10/01(土) 22:22:15.37 ID:uK9Z7fJD0
- >>1乙
面白かった
- 98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 22:22:22.30 ID:TWUEtNNuO
- おっつ
- 99 : 忍法帖【Lv=33,xxxPT】 【東電 73.8 %】 :2011/10/01(土) 22:33:49.59 ID:MtpImiry0
- おつ
- 100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 22:36:33.16 ID:KDWnEUsS0
- おつ
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