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シフォン「キュアキュアプリプー」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 13:16:51.20 ID:3VqykdTw0
聖歌「はい あ〜ん」

青髭「あ〜ん!」

DD「……」

青髭「おいしいなぁ
   聖歌ちゃんのケーキはなんでこんなにおいしいんだろうなぁ」

聖歌「やだもー褒めても何も出ないんだから!」

DD「ちょっと!」

青髭「何?」

DD「プリキュアとはもう関わらないって言ってたじゃん!」

青髭「プリキュアじゃねーじゃん」

聖歌「そうよ 私はプリキュアじゃないわ」

DD「ぐぬぬ……」

2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 13:19:32.24 ID:3VqykdTw0
青髭「そんなことよりさっきシフォンの鳴き声が聞こえた気がしたんだ」

聖歌「シフォン?」

DD「シフォンって妖精だっけ?」

青髭「うん 俺のベストパートナー」

DD「ベストパートナーねぇ……」

青髭「プリキュア捨ててもシフォンだけは手放せないとこあるよ俺は」

聖歌「(私もかしら……)」


時空が歪む音。


青髭「……」

聖歌「……?」

青髭「空耳じゃないのね……
   そう 夜鳴きが過ぎるわよシフォン」

3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 13:21:17.31 ID:PehuqjeI0
死ね

4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 13:22:11.67 ID:3VqykdTw0
………………
…………
……


荒野。


青髭「あのクソガキ……!」

聖歌「何これ……? どこここ?」

DD「(どこココ……)」


……ココ「ココー!!」……


青髭「やったね! パラレルワールドだ!!
   涙が出るほど嬉しいぜシフォン死ね!!!」

DD「ここってどこなの?」

青髭「シフォンに訊けよ」

DD「シフォンどこ?」

青髭「……」

聖歌「……」

5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 13:24:27.74 ID:3VqykdTw0
青髭「シフォーン!
   いい子だから出ておいでシフォーン!」

DD「シフォーン!」

聖歌「シフォンちゃーん!」

青髭「ダメだいねえ……」

DD「……ねえ青髭
   さっきからずっと気になってるんだけどさ」

青髭「何?」

DD「この指輪何?」


DDが自分の指にはめられた指輪を掲げる音。


青髭「……あれ 俺もだ」

聖歌「私もね……」

6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 13:26:36.95 ID:3VqykdTw0
聖歌「なんなのかしら……すごく変な造形だけど……」

青髭「まぁたぶん今まで通りなら
   このパラレルワールドでの基本的な物なんじゃない」

DD「基本的な物?」

青髭「電脳空間に行ったときは全員に個室が与えられた
   ゴーストタウンに行ったときは俺にサイコメトリーの力が与えられた
   そういう風にルール上必須なもの もしくは攻略上必要なものは与えてもらえる仕組みなんだよ」

DD「シフォンの能力?」

青髭「あいつの能力は万能で無限だから好き勝手するよ
   たぶんこれが最低限必要な物なんだろう」

聖歌「この指輪が最低限必要なもの(キリッ」


聖歌が空に指輪をかざす音。


青髭「別にカモフラージュのためで
   その世界の人間が全員チョーカーつけてるからチョーカーついてる的なこともあるけどな」

聖歌「……」

青髭「……」

聖歌「……///」

7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 13:29:15.82 ID:3VqykdTw0
聖歌「別に文句はないのだけど
   これはプリキュアの妖精のせいでなっていることなのよね?」

青髭「ん? そうだけど? ……お前慌てねーな 前はギャーギャー言ってたのに」

聖歌「慌てたって仕方ないわ
   それよりどうしてそれに私が巻き込まれてしまったかが気になるの」

青髭「文句ありありじゃねーか……」

聖歌「別に巻き込まれてしまったことに文句があるわけじゃないの」

青髭「……?」

聖歌「どうしてそうなったか辻褄が合わないと納得できないわ」

青髭「理屈なんて知らんよ 俺と一緒に居たからじゃない?」

聖歌「ちゃんと納得のいく説明をしてもらわないとこま」

青髭「あーもう うるせーうるせー!」

聖歌「うるさいじゃないでしょ」

青髭「女の子なら女の子らしくこんな状況になったらあたふたしてなさいよ!」

聖歌「それ差別発言じゃない 青髭さんサイテー」

DD「(アチャー この子青髭の好きなタイプだ)」

8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 13:32:11.52 ID:3VqykdTw0
聖歌「ペチャクチャペチャクチャ」

青髭「ペチャクチャペチャクチャ」


茂みで何かが動く音。


DD「……? シフォン?」


ダークドリームが茂みに近づく音。


青髭「うるせえっつってんだろ!
   ……ドリーム?」

DD「……」


………………
…………
……


ベリー「どこよここ……?」

パイン「ひ 久しぶりだなこの感覚」

パッション「……ヒゲがいなくなって一段落したと思っていたのに……やれやれね」

9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 13:34:21.50 ID:3VqykdTw0
ベリー「慌てて変身したけど危険なところではないって感じ?」

パイン「つかピーチは?」

パッション「シフォンがあいつの定めたルールを守る以上ピーチは……んん?」

パイン「……どした?」

パッション「誰か来る」


空から光が落ちてくる音。地面にぶつかる音。


男「……」

ベリー「……え? 敵?」

パイン「なんだあの本?」

男「ラッキー……久しぶりの初心者だ……」

パッション「敵にせよ味方にせよどっちでもいいわ
      都合がいい アレにこの世界のことを聞きましょう」

ベリー「(力ずくで訊くって雰囲気なのはなんで? ……ラビリンスの工作員って怖ぁ……)」

パイン「締め上げんぞ!!!」

ベリー「(あんたはそのノリ……ダメでしょ……)」

10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 13:36:27.56 ID:3VqykdTw0
パッション「訊きたいことがあるの」

    トレース  オン
男「追跡℃g用!! パインを攻撃!!」

パイン「俺の名前知ってんの?
    人気者はつれぇーぜ///
    ってちょっ待て!!」


男からビームが出る音。ビームがパインにぶち当たる音。


ベリー「パイン!!」

パイン「……?」

パッション「あんなビームも避けられないの?」

パイン「いやかわしたって!! 紙一重でかわした!!!
    てめえ俺に何しやがった!!!?」

    リターン  オン
男「再来℃g用!! マサドラへ!!」


男が光に包まれ飛んでいく音。


パイン「あ…… ふ……ふざけんなよ!!!」

11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 13:38:12.25 ID:3VqykdTw0
パイン「あの野郎 逃げやがった!!!」

ベリー「あ あんたビームくらってたけどなんともないの!?」

パイン「ん〜……絶好調?」

パッション「だったら行くわよ
      舐められたまま終わりじゃ口惜しいもの」

パイン「当然だ!! あいつボコボコにしてやんよ!!!
    顔ぜってえ忘れねえからな!!!」

ベリー「……」

パッション「テレポートが使えるのは自分だけではないのよ
      アカルン!!」


三人が赤い光に包まれる音。


ベリー「(あ……青髭ェ……
     助けてぇ……)」

12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 13:40:18.72 ID:3VqykdTw0
………………
…………
……


怪物「グルルル……」

DD「うわっ! ちょ! ええっ!?」

聖歌「怪物ね」

青髭「う〜ん……(あの怪物どっかで見たことあるような……)」

聖歌「あの子プリキュアなんでしょ? どうして勝てないの?」

青髭「敵が強いからじゃない?」

DD「雑談してないで助けてよ!!」

青髭「あームリムリ」

聖歌「私達 か弱い一般市民だもん」

DD「そうだっけ……?」

青髭「そうだよ」

怪物「ギャアアアア!!!」

DD「おおっとぉ!!!」

13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 13:42:11.07 ID:3VqykdTw0
青髭「……ん〜 ドリーム! なんで勝てない?」

DD「攻撃が全然利かない!!」

青髭「……硬いのかな?」

聖歌「硬いといっても質量的にはそこまで差はない
   きっと何か別の理由があるのね」

青髭「……パラレルワールドだから常識で考えると死ぬんだよな
   おい他になんかヒントないのか!?」

DD「難しいのよくわかんない!!」

聖歌「舌の色とかでもいいのよ」

DD「なんでか弱い一般市民がそんな冷静なの!!?」

聖歌「……なんでかしら?」

青髭「ネガトーンと戦ったときに度胸ついたんだろ」

聖歌「うふふ」
青髭「ははは」

DD「ちょっと!!!」

14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 13:44:44.97 ID:3VqykdTw0
DD「見た目と力が一致しないっていうか!
   すごくやりづらいの!」

青髭「ん〜……」

聖歌「気功かしら」

青髭「気功か」


気功…武道などの達人が体内にある気を自在に操る術
     内に練る内功、外に出す外功があり
     内功を練っている達人は身体能力以上の力を発揮すると言われている
     普段テレビでよく見る気功の達人は外功だが
     これらはトリックとして、次々と化けの皮を剥がされている(要するに嘘乙)


青髭「中国とかお好きで?」

聖歌「どちらかというとトリックを見破るのが好きかな」

青髭「理屈に合わないから?」

聖歌「ええ」

青髭「うああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!」

聖歌「……あなたの理屈に合わない奇行にも大分慣れたわ」

15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 13:47:20.20 ID:3VqykdTw0
青髭が指輪をつけた手を前にかざす音。


青髭「ブック!!」


指輪から本が飛び出る音。


聖歌「……!?」
DD「……!?」

青髭「ぐ……グリーンアイランド……」

聖歌「グリーンアイランド?」

青髭「(気功からドラゴンボールを経由しビーム系バトル漫画に行き着き
    ようやくわかった……オーラ……ハンタの世界か……)」


青髭が本を開く音。


青髭「(プレイヤー名……アオヒゲ……
    なんで正式にゲームに参加してることになってんだ……
    普通説明のとこからだろ……だったらすぐわかったのに……
    おのれ……おのれインフィニティ……おのれぇぇ!!!)」

16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 13:49:43.05 ID:3VqykdTw0
DD「青髭! どうすればいい!!?」

青髭「どうするって……
   (オーラがある以上普通に戦ったんじゃ勝ち目は薄い……
    逃げるしかないが……)」

聖歌「……」

青髭「(逃げてどうする? 逃げたあとどうする?
    逃げて……次はG・Iからの脱出だろう……
         リーブ
    確か離脱=c…カードを買うしかない……)」

聖歌「……」

青髭「(カードを買うにしても……
    これは念能力者専用のゲーム……
    ルールに従うしかないなのなら念を身につけるしかない……)」

DD「青髭!!」

青髭「(逃げて……師を見つけて修行……時間がかかりすぎる……
    気の良いプレイヤーを見つけてカードをもら)」

聖歌「答えが出ているって顔をしているわ
   あなたが考えるときはいつもそう 言い訳探し」

青髭「……ドリーム……逃げるぞ……」

17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 13:50:43.56 ID:amMTEK270
かまってちゃんニートがナージャスレじゃかまってもらえないから見苦しくもプリキュアスレ建てたのね

18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 13:52:06.75 ID:3VqykdTw0
DD「わか――……」

青髭「ただし!!」

DD「……」

青髭「悪いがその怪物からの攻撃を一度くらってくれ
   そのあとは何も考えなくていい
   できるだけ見渡しのいい 人気のないところへ俺と聖歌を連れて逃げてくれ」

DD「攻撃を一度くらう!!?
   なんで!!? こいつの攻撃結構重いよ!!」

青髭「悪い……頼むよ……」

DD「……ううう……わかった信じる!!」


怪物が棍棒でダークドリームを叩きつける音。
ダークドリームからオーラが噴出す音。


DD「……ッツゥ!!! ……!!? 何これ!!!?」

聖歌「あの子どうかしたの?」

青髭「(蟻と同じ方法の体得だ……
    蟻だ……蟻になるのだドリーム……)」

19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 13:55:14.99 ID:3VqykdTw0
DD「これ……これ何……!」


……青髭「そのあとは何も考えなくていい」……


DD「もうッ!!」


ダークドリームが青髭と聖歌を連れて走り去る音。


DD「漲ってるけど……漲り過ぎ……!」

聖歌「ちゃんとあとで説明してよ」

青髭「(最初に当たったのがプレイヤーじゃなくプログラムでラッキーだったのだろうか……
    もっと他にやり方はなかったのだろうか…… いや幸運と思おう……
    聖歌や俺が念の攻撃をくらえばそれでアウトなのだから……)」

20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 13:58:09.86 ID:3VqykdTw0
………………
…………
……

男「本当にすみませんでした」

パイン「ベリーソード出せ」

ベリー「パインフルートで殴りなさいよ あたしはこいつに蹴られた足が痛いの」

パイン「パインフルートはベリーソードと違って囮でも鈍器でもねーんだよ」

ベリー「ベリーソードも鈍器じゃないし!!」

パイン「(囮ではあるのか……)」

パッション「(こ……こんな一般人を相手に三人がかりでてこずった……!?)」

男「許して下さい」

パイン「おーおーお兄ちゃんよぅ……
     てめえさっきも俺の顎に一発くれやがっただろ お返しだよ!!」

男「ぐえっ!!」

パッション「やめさないパイン!!!」

パイン「ビクッ へ……ヘへッ……ちょっと悪ふざけしただけじゃねえか怒んなよ」

ベリー「(……小悪党……)」

21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 14:01:08.01 ID:3VqykdTw0
パッション「いくつか質問をするから答えなさい」

男「はい」

ベリー「ねーその本何?」

男「え? これッスか? え?」

パッション「……」

ベリー「(あ……あれ……なんであたしパッションから睨まれてんだろ?)」

パッション「チッ……早く答えなさい」

男「これは集めたカードを収納する本です」

ベリー「集めたカード?」

男「……? グリーンアイランドはカードを集めるゲームじゃないッスか」

パッション「グリーンアイランド?」
パイン「グリーンアイランド?」

男「あんた達どうやってここに入ったんッスか?」

22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 14:03:49.15 ID:3VqykdTw0
パッション「グリーンアイランド」

パイン「この世界の名前」

ベリー「No.000を含むNo.099までの100枚のカードを集めるゲーム」

パッション「ブック」


パッションの指輪から本が飛び出す音。


パッション「なるほど……」

パイン「この世界で唱えられる呪文は物理的に回避することは不可能
    うぜぇ……」

ベリー「ゲームのルールは守らなきゃいけないってことね……」

男「あのもういいッスか?」

パッション「待ちなさい」

男「あー……」

23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 14:06:32.27 ID:3VqykdTw0
パッション「あなたのその身体能力は何?」

男「……?」

パッション「それもこのゲームでの能力?」

男「(こいつら本当に念を知らない……?
   さっき戦ったときも使ってなかったし……
   どうやって入ってきたんだ?)」

パイン「さっさと答えろよ!!!」

男「(む……ムカつく……絶対教えたくない!)
  そーッス そーッス! このゲームでモンスターと戦ってレベルをあげれば
  それ相応の身体能力が身につくッス」

パッション「嘘だったら時空の彼方まで飛ばすわよ……」

男「うう……」

ベリー「うああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」

パイン「……お前青髭に似てきたぞ……」

ベリー「それよりこれ見てこれ見て!!!」

24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 14:08:43.68 ID:3VqykdTw0
99999 シフォン H-1
可愛い妖精の赤ちゃん

パイン「あらぁ……」

パッション「カードになってるわね……」

ベリー「なんで落ち着いてんのよ!!! シフォオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!」

パイン「つまり?」

パッション「シフォンをどうにかするのが攻略みたいね」

パイン「青髭なしで?」

パッション「……たぶん (いえ……おそらくヒゲはいる……
       シフォンがヒゲを巻き込まなかったケースは今まで一度たりともない……
       この世界G・Iのどこかに……)」

ベリー「シフォンの心配しなさいよ!!!」

パッション「黙ってて」

ベリー「(え……酷い……)」

パッション「このカードは具体的にどうすれば…… さっきの男は?」

パイン「あれいねえ」

パッションがゲイン、その他諸々の説明を聞きそびれた音。

25 :屑野郎 ◆5vKUZU3O.Y :2011/10/26(水) 14:12:06.10 ID:O5ee867zP
まさかのこの時間w

26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 14:12:48.91 ID:3VqykdTw0
………………
…………
……


DD「……やばいやばいやばい!」

聖歌「頑張って!」

青髭「またぶっ倒れるぞ!!
    何度オーラ使い果たしてぶっ倒れてんだよ!!! そろそろ纏えよ!!!」

DD「だってこれ難しい!!!」
                              ・ ・ ・
青髭「自然体だよ自然体!!! 自然体だといいらしいよ!!!」

DD「らしいって曖昧すぎてよくわかんないよ!!」

青髭「俺だってわかんねーよ!! お前が一番自然体であれるときっていつだよ!!!」

DD「シャドウ様と居るとき?」

青髭「なんだその語尾上がりは!!?
   シャドウはいねえ!!!」

DD「青髭と居るとき?」

青髭「俺ならここにいるぞー!!!」

DD「じゃムリ!!!」

27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 14:16:23.47 ID:aWC546K30
ダークドリーム可愛い

28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 14:16:38.36 ID:3VqykdTw0
聖歌「まず自然体になるために何をすべきか考えた方がいいわ(キリッ」

青髭「なんなんだ! お前が自然体でいられない理由なんかあんのか!!?」

DD「えー……」

聖歌「なんでもいいから言ってみてくれないかし――……」

DD「あんた」


DDが聖歌を指差す音。


聖歌「……」ピシッ

青髭「聖歌ちゃん向こう行ってて」

聖歌「……」


聖歌がどこかへ隠れる音。


DD「あ……できた」

青髭「お前って結構人見知りするタイプ?」

DD「うん……?」

29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 14:18:47.82 ID:3VqykdTw0
青髭「聖歌近づけるぞー!!」

DD「ぐぬぬ……」

聖歌「……」

青髭「もう1メートル近づけるぞー!!」

DD「あームリムリ!!!」

青髭「離脱ー!!」

聖歌「……」

青髭「はー……」

聖歌「……」

青髭「どうしたんだ聖歌
    「こんな扱われ方はじめて」って顔に書いてあるぞ」

聖歌「ど……どうしたらあの子と仲良くなれる?」

青髭「え? 知らん」

30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 14:22:16.78 ID:3VqykdTw0
聖歌「まず私との距離感を縮めること」

DD「……」


聖歌が自分の腕とダークドリームの腕を蔦で縛る音。


青髭「やり過ぎ……」

聖歌「そう言えばまだ ちゃんと自己紹介もしていなかったわね
   私は東山聖歌! あなたは?」

DD「だ……ダークドリーム」

聖歌「そう ダークドリーム」

DD「……」

青髭「お前も聖歌ちゃんって呼べよ」

DD「せ……聖歌ちゃん///」

聖歌「聖歌でいいわ」

DD「せ……」ガチンッ

青髭「あ……固まった……
    なんでよ……? 面と向かって喋るとダメな感じ……?」

31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 14:24:47.01 ID:3VqykdTw0
次の日....


DD「」ガチンッ

青髭「俺と二人きりでも纏できなくなってんじゃねえか!!」

聖歌「……」


次の日....


DD「せ 聖歌近づけてー!」ガチンッ

青髭「ムリならムリと言え!!」

聖歌「……」


次の日....


DD「聖歌ー! 来ていいよー!」

聖歌「よかった! ようやく私に慣れてくれたのね!」

青髭「(ぜってー普通にやっても期間変わらなかった)」

32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 14:27:01.51 ID:3VqykdTw0
青髭「(とりあえずこれで防御力は備わった
    とにかく聖歌だけでも元の世界に帰さないと
    学校が……)」

聖歌「練!!」

DD「はっ!!」

聖歌「……」

DD「できてる!!?」

聖歌「わからないわ!」

DD「じゃダ〜メじゃーん!」

青髭「(……
    仲良くなったあとがはえーなあいつ……)」

33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 14:30:28.56 ID:3VqykdTw0
青髭「(ダークドリームの性能から考えれば
    防御力さえ身につけば負けることはないだろう……
                     リーブ
    プレイヤー狩りをしてでも離脱≠手に入れる)」

聖歌「絶!!」

DD「……」
               リーブ
青髭「(ただなぁー……離脱≠手に入れても脱出先がハンタの世界の恐れがあるんだよ
    そう考えると一人帰しても異世界に迷子ってことになっちゃうんだよなー……
    こういうときのためのパッションだと言うのに……いかんいかんいかん!!)」

聖歌「(一人で首振ってる……)」

青髭「(あんな糞赤野郎に頭数に入れるだけ無駄だ!!
    それにあいつシフォンにはぶられ易い体質にあるんだ!
    今回もきっと来てねえ!
    ハッハッハッ! レッドは噛ませ! レッドは噛ませ!)」

聖歌「(わ……笑ってる……)」

青髭「(なんであいつらがこのゲームに参加してる算段で考えてんだよ俺はよぉ……)」

聖歌「(頭抱え込んだ……)」

34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 14:33:33.67 ID:3VqykdTw0
青髭「聖歌に一つ確認しとくけど 帰りたい?」

聖歌「全然」

青髭「そりゃあ帰りたいよなー
   学校だってもう休みっぱなしだし
   神隠し状態だしみんな心配してるだろうしなー」

聖歌「……」

青髭「よしそうと決まればG・Iの中にいるより外に出るほうがいい
   ダークドリーム 俺とカードを買いに行くぞ」

DD「うん」

青髭「(よしこれで帰す為の努力をしている振る舞いはできた
    聖歌はいい子だからこれで俺を恨まない
    もう少しどうするか考える時間が……全然?)」

聖歌「……」

青髭「……帰らなくていいの?」

聖歌「ええ もう少しここで遊んでってもいいかなー……って」

35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 14:35:10.52 ID:inYQ81s80
またお前かwww

36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 14:35:35.54 ID:3VqykdTw0
聖歌「……」

青髭「(そうか聖歌のやつ……
    俺に気を遣わせまいと必死に気を遣っているのか……
    いい子だなぁ……この子は本当にいい子だなぁ……)」

聖歌「青髭さん」

青髭「なぁに聖歌ちゃん!」

聖歌「私もあれやってみたい」

DD「練! これで合ってんのかなー……」

青髭「……」

聖歌「……」

青髭「(こ この子は違う意味で早く元の世界に戻さなくてはいけない……ような気がする)」

37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 14:42:01.04 ID:3VqykdTw0
聖歌「もしあれがこの世界のルールなのだとしたら
   私達もあの力を身につけるべき
   そうでしょう?」

青髭「この世界のルール……変な言葉を使うんだね聖歌ちゃん」

聖歌「この世界に来たときにあなたが言っていたことじゃない」

青髭「(いや言ってねえ…… 『この世界のルール』とは言ってねえ……
    が 言いましたー)」

聖歌「あの能力がなければこの世界では厳しそう……
   あなたが焦ってダークドリームに身につけさせようとしたのはそのため
   違うかしら?」

青髭「(ぎょ……御しがてぇ……
    こいつホワイト ムーンライト寄りだ……)」

聖歌「三人で行動した場合 戦えるのは一人だけ……
   その一人が二人を護りながら戦えるかと言われるとそうじゃない……
   私は 私とあなたがあの力を身につけ自分の身は自分で護ることを提案するわ……」

青髭「……」

聖歌「……」

青髭「同じ考えですぅ〜」

38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 14:44:37.81 ID:inYQ81s80
またお前かwww

39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 14:45:08.19 ID:3VqykdTw0
青髭「ダークドリーム
   少し危険だけど俺と聖歌も念を覚える」

DD「うん」

青髭「お前が覚えたときと同じ要領で無理やり覚醒させる
   俺と聖歌をオーラで殴ってくれ」

DD「わかった! いっく」

青髭「ちょーっと待った!!! 全力じゃないぞ!!!
   意識が飛ぶくらい過激ではあるが死なない程度に優しい攻撃だ!」

DD「む 難しいよ……」

青髭「……俺を殴る予定の力加減であの岩殴ってみろ」

DD「……これくらいかな? そぉい!」


岩が砕ける音。


DD「あ……あれ?」

青髭「……死ぬわ」

聖歌「もしかして危険?」

青髭「えっ!?」

40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 14:51:44.22 ID:3VqykdTw0
青髭「漲ってるぅー!!」

聖歌「これ すごっ!!!」

DD「はい自然体!」

青髭「大人の貫禄ってやつを見せるときが来たようだな!!
   俺にかかれば自然体を維持することなど超余裕!!!
   ……なわけもなくムリー!!!」


青髭が倒れる音。


聖歌「だらしないんだから」

DD「聖歌 大丈夫なの!?」

聖歌「ええ余裕!」

DD「でも全然纏えてないよ!」

聖歌「……」


聖歌が倒れる音。


DD「……ダメじゃん……」

41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 14:54:29.35 ID:3VqykdTw0
………………
…………
……


その頃……


怪物「グ……」ベチャッ

パッション「なるほど……これがこの世界での力ってこと……」

パイン「レベル関係ねえじゃねえか!!!!」

ベリー「ちょっとパイン!
    そのよくわからない変なの吹き出させないでよ!!」

パイン「つーかパッション! お前だけ俺らと感じ違くね!?」

パッション「……このエネルギーは使いすぎると危険な気がする」

ベリー「えー何々? これ操作できんの? あ ホントだ」

パイン「ちょ!! どうやったんだよ!!! 俺できねーぞ!!!!」


三人が自力で念を覚えた音。

42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 14:57:19.76 ID:3VqykdTw0
………………
…………
……


ピーチ「……」

青髭「……」

DD「……」

聖歌「……」

ピーチ「……」

DD「なんでキュアピーチが……」

聖歌「えーっと これって確かプリキュアの一人だったかしら?
    わかるように説明してほしいわ」

青髭「お 起きたらこうなってました……」

ピーチ「……」

43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 15:00:15.24 ID:3VqykdTw0
キュアピーチ
  大天使

使用者:青髭(具現化系)

キュアピーチを具現化する能力。
形を具現化しただけで喋ったり自らの考えで動いたりはしない。
ただ使用者の傍を片時も離れないマスコット。
いつもあなたの傍にホットモットプリキュア。


青髭「俺……具現化系だったんだ……」

DD「具現化系?」

聖歌「それも念なの?」

青髭「……念には系統があって人によってそれが違う
   俺の念は具現化系で誰かさんの性格判断だと神経質で几帳面……だったかな?」

聖歌「……」

青髭「お 俺は自分で自分のこと単純で一途だと思うよ」

DD「単純で一途?」

聖歌「あなたが……?」

青髭「お黙りなさい!!」

44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 15:02:30.99 ID:3VqykdTw0
DD「それってどうやって調べるの!?」

青髭「コップに溢れるぐらいの水を入れて その上に葉っぱを乗せて練だけど
   能力まで目覚めさせる必要はないよ やらなくてい――……」

DD「コップないけどコップみたいなのでいい?」

聖歌「葉っぱは拾ってきたわ」

青髭「おい 人の話を聞きなさい 俺は別に能力を身につけたかったわけじゃなくピーチの幻覚がだな」

DD「練!!」

聖歌「……水が増えた?」

青髭「人の話を聞きなさい」

DD「青髭! これって何?」

青髭「……」

DD「なぁに?」

青髭「強化系……単純で一途 意思が強く熱血」

DD「やったぁー! やった?」

聖歌「……これって葉っぱが動いているのかしら?」

青髭「(理屈屋……)」

45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 15:04:52.37 ID:3VqykdTw0
DD「青髭もやってみようよ!」

青髭「俺はやってみるまでもなく具現化系だろうが!!
   これ見てわかんねーのか!!」

ピーチ「……」

DD「そうじゃなくてさ! 水にどういう変化が起こるか知りたいの!」

青髭「……不純物が混じるんだよ」

聖歌「不純物って何?」

青髭「やりゃいいんだろ!! 練!!」


水の中に小さなピンクのハートがいくつかできる音。


青髭「……」

DD「……」

青髭「き……気持ち悪……」

聖歌「意外と乙女チック?」

46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 15:08:46.59 ID:3VqykdTw0
青髭「もうお前らのペースには乗せられねえ!!
   念の訓練をして早急に元の世界へ帰る!!
   纏と練を繰り返す! 基礎だけ覚えて強い敵からは逃げる!!」

聖歌「操作系と言われてもね……」

DD「強化系って力一杯パンチとどう違うんだろ?」

聖歌「青髭さん何か知らない?」

青髭「纏……練!! 纏……練!! 纏……練!!」

DD「……私も青髭と同じことしとこ……
   纏……練!! 纏……練!! 纏……練!!」

聖歌「やっぱり誰かに聞くよりも直に見た方が早い……か
   私は別行動を取ってみるわ!」

青髭「(度胸がある……それに自分で考えをまとめられて頭もいい……
    こういうやつは放っておく方が伸びるだろう……伸ばす必要ないけど)
   好きにしろ」

聖歌「(……意外)」

DD「(い……行きたい……)」

青髭「……ドリーム
   ……聖歌だけだと少し心配だから一緒に行ってあげなさい」

DD「青髭ッ! うんっ!!」

47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 15:10:49.49 ID:3VqykdTw0
青髭「行かせて良かったんだろうか……
   本当に良かったんだろうか……
   ……」

ピーチ「……」

青髭「ピーチィィィー!!!」

ピーチ「……」

青髭「おお……本当に具現化してる……
   夢じゃない嘘じゃない幻じゃない……」

ピーチ「……」

青髭「G・Iに来れてよかったああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!」

ピーチ「……」


………………
…………
……


パイン「今変な声聞こえなかったか?」

パッション「野良犬でしょう……」

48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 15:14:54.08 ID:3VqykdTw0
パッション「それよりも早くカードを集めましょう」

ベリー「現実に持ち帰れる三枚のカード……
    それがシフォンを連れ帰るための唯一の手段……」

パッション「(唯一かどうかは知らないけど)
      ま ルールに沿うとそうなるわね」

パイン「モンスター倒して金集めてカード買ってもダブりばっかだ
    やっぱ必要なカードは自分で探せってことじゃねえの?」

パッション「それだけじゃないみたい……
        リスト
      名簿≠使って少し調べて見たのだけど
      カードを独占している人達がいるみたい……
      おそらく数人のプレイヤーで協力して指定カードをいくつか」

パイン「カードにはカード化限度枚数があって
    レアカードの奪い合いがこのゲームの醍醐味だったよな?
    チームプレーでレアカードを囲ってるやつがいんのか?」

ベリー「囲われてるカードは後回しでいいじゃない
             ガイドポスト
    まずは地道に道標℃gって回収して行きましょうよ」

パッション「(でもこの独占の仕方……少し変ね……)」

49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 15:18:21.33 ID:3VqykdTw0
パッション「……」

ベリー「どうかしたの?」

      ガイドポスト オン
パイン「道標℃g用!! 001!!」


聖歌「あなたって実は強いのね
   念さえあればむかうところ敵なしって感じかしら?」

DD「ん〜……そうでもないよ」


パイン「よっしゃ行くぞ!」

パッション「アカルン」

ベリー「そこはカード使うべきじゃない?」


聖歌「またまた謙遜しちゃって……
   ……あら? さっきの赤い光何かしら?」

DD「念かな?」

50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 15:20:52.99 ID:3VqykdTw0
………………
…………
……


青髭「纏…… 纏できないニョロ……」

ピーチ「……」

青髭「俺の心を乱すのはやめろ!!!
   なんでピーチはそんなに可愛いんだ!!!」

ピーチ「……」


男「(……独自に念を習得したのか?)」

男「(どれちょっと試してみるか……)」ギッ


青髭「……!!?
   ブック!!」


青髭の指輪から本が飛び出す音。


青髭「(ちげぇ!! 纏だ!!!)」

ピーチ「……」

51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 15:22:16.77 ID:4hPZH3rsO
青髭久しぶりだな

52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 15:23:47.75 ID:3VqykdTw0
青髭「(誰かが確実に俺を観察してる……
    てかドリームをあっちに割いちゃったってことは……
    俺が一番ピンチってことじゃねえか……俺ピーンチ……)」

ピーチ「……」


男「(お……おせえ……纏までがおせえ……
   ブック出す前に纏しろよ……)」


青髭「(こういうときは基本通りに大物の素振りを見せてやり過ごすのが吉)」イチャイチャ
ピーチ「……」イチャイチャ


男「(何やってんの!!? 何!? なんで自分の念といちゃつき始めたぞ!!
   それをする意図がわからない!!)」


青髭「(どうだ 殺気を込めたオーラに気づきつつも彼女といちゃつく姿勢まさに大物だろう)」
ピーチ「……」


男「(わかったあいつナルシストだな!!)」


青髭「(襲って来れまい この大物オーラ……
    オーラ…… オーラがあるんだった……)」
ピーチ「……」

53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 15:25:14.38 ID:w8bXe3Jr0
なんで伸びてんのかと思ったら>>1しかいなかった

54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 15:26:21.48 ID:3VqykdTw0
青髭「(俺がどんなに大物オーラを出しても
    最初の失敗で格下なのは読まれてんだ……
    俺ピーンチ……俺大ピーンチ……)」


男「(なんか一発ぶん殴りてぇ)」


青髭「(逃げるべきだ!
    そうだ! ここは)
    逃げるべき!!!」


青髭が逃げ出す音。


男「あっ! 待てって!!」


男が青髭を追う音。
青髭が捕まる音。
青髭が抵抗する音。
青髭が殴られる音。

55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 15:30:19.14 ID:3VqykdTw0
青髭「酷い……纏すら上手にできない人を凝で殴るなんて鬼畜……」

男「ちげーよ! さっきの凝は手加減のための凝だよ!
  てかなんで知ってんのに使えねえんだよ!」

青髭「手加減とか嘘だ!! 痛かった!!」

男「じゃあ手加減なしで殴ってやろうか? 練全快にして見てみろよ」

青髭「練ッ!! ……ごめんなさい!!」

男「わかればいいんだ わかれば」

青髭「……なぜ殴ったし……」

男「身体能力でも念能力でも劣ってる相手に対して逃げるってなんだ 逃げるって
  相手が悪かったら死んでたぞ」

青髭「相手が悪かったら話し合いでも死ぬっしょ!!」

男「カードやるとか交渉手段ねえのか!」


青髭がスッカラカンの本を開く音。


男「うん……悪い!」

青髭「わかったか!!」

56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 15:33:33.46 ID:3VqykdTw0
男「こんな人気のないところで念の修行してるってことは師に困ってんだろ お前は」

青髭「いや……」

男「俺がお前の師になってやってもいいぜ」

青髭「(まいったなー……面倒くさいやつに捕まっちゃったぞ……
    こういうやつは探してないと言っても無理やりグイグイ来るんだよ……
                   リーブ
    そういう優しさあるなら離脱℃O枚くれればいいのに……)」

男「そんなに不満か!!! 顔に出てんだよ!!!」

青髭「(いやこれは事情を説明してカード貰おうか……
    こいつ暑苦しいとこあるけど優しそうではあるな……
    信じてもらえないかもしれないけど一応話すだけでも……こっちに損はないし……)」

男「言いたい事があんなら言え!!!」

     リーブ
青髭「離脱≠ュださい」

男「持ってねえ」

青髭「(う……うぜぇ……)」

男「お前うぜえって思ってるだろ!!!」

青髭「(うぜぇ……)」

57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 15:38:47.14 ID:3VqykdTw0
    リーブ
男「離脱≠ヘレアカードだからな」

青髭「……は? 大してレアでもないっしょ」

男「ん? お前何も知らねえのか? ……ほら纏乱れたぞ」

青髭「……」

男「お前から見てこのゲームの悪いとこなんだと思う?」

青髭「……防御カードが整い過ぎているところ」

男「正解だ…… 練!」

青髭「……ッ!!」

男「防御カードが秀逸ならフルコンプリートが楽だと思われがちだが実際はそうじゃねえ
  カード化限度枚数があるってことは後から入ってきたやつがコンプリートするためには
  そのカードが使用されるのを待つしかねえ」

青髭「(練……長すぎ……!!)ギギギギブしていい?」

男「オーラ総量を増やす修行だ我慢しろ」

青髭「うう……」

男「そうなるとやり過ぎるやつが出てくる だから運営が特定のカードを回収してんだ……纏!」

青髭「うひー……」

58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 15:45:10.29 ID:3VqykdTw0
青髭「回収……ねぇ……」

男「指定カードだと084と085だな……結果的に017もだから
  あれ……? あれも運営が回収してんだったかな? 忘れた
  さらに一度入ると脱出が困難なことから
  この世界から出るためのカードも運営が回収してる」

青髭「……フルコンプは不可能になってるってこと?」

男「……1枚を除いて 運営が回収してるカード以外を揃えれば
  回収されているカードは渡してもらえる……練!」

青髭「ッ!!
     リーブ
   離脱≠ヘ!?」

男「運営が回収してる      リーブ
  266を回収してんだから離脱≠ワで回収する必要はないと思うがね」

青髭「……運営って何!?」

男「このゲームは言ってしまえばハンター強化プログラムなんだ
  クリアを目的とするのではなくゲームを楽しませようとする連中がいてな
  そいつらがゲーム内で運営ごっこをやっている状態だ お前どう思う?」

青髭「つまらないゲームにしたもんだ……」

男「……纏!」

59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 15:48:12.20 ID:3VqykdTw0
青髭「もうカードの奪い合いの面白みはないわけ?」

男「……なんでそう思う?」

青髭「ゲームクリアに賞金出してた物好きは手を引いたんだろ?
   他人のクリアを邪魔をする必要がない」

男「……ま そうだが……
  面白半分でカード奪取するやつは腐るほどいるぞ」

青髭「趣味が悪――……」

男「俺だ!!」

青髭「(聞こえてませんよ〜に)」

男「練! 練20分いこう!!」

青髭「(き 聞こえてたニョロ……)」

60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 15:51:45.80 ID:3VqykdTw0
男「本当に師はいらねえんだな?」

青髭「ああ……俺の目的はこの世界からの脱出
   それだけなんだ
   運営のところへ行けば脱出カードが与えられるって情報だけで十分だ」

男「……」

青髭「あんたなんで俺に念を教えたい?」

男「それはな」

青髭「誰からも教えられず念を覚えたやつは危険だから」

男「……」

青髭「わかってる
   だがそれに関しても問題ない 俺はこのゲームを終えたら念が使えなくなる
   信じてくれていい この世界で俺はイレギュラーなんだ」

男「……言ってる意味がわかんねーが……
  お前生意気なんだよ!!!」

青髭「よく言われるぅ〜」

男「ケッ! じゃあな!」

青髭「バイバーイ!!
   あいつ誰なんだ……? あとでプレイヤーネーム調べれ――……
   めんどくせーし必要ねーや」

61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 15:53:57.34 ID:3VqykdTw0
男「最後に言っておくけど!!」

青髭「(し しつけぇ……
    今の確実に帰ったタイミングだっただろ……)」

男「お前のその能力やめた方がいいぜ
  合ってねえ」

ピーチ「……」

青髭「し 知らないよ
   俺が自分で決めて作った念能力じゃないんだから」

男「……本当にお前は意味がわからん……」


………………
…………
……


誰かが戦っている音。


聖歌「……あれが念能力」

DD「見えるの!?」

62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 15:56:43.51 ID:3VqykdTw0
聖歌「目にオーラを集中させると見えるわ」

DD「目にオーラ……む……難しい……」

聖歌「練はやめてね
   できれば気づかれたくはないの」

DD「……み……見えた!」


飲み込みが異常に早い音。


聖歌「……」

DD「なんかオーラが見え隠れしてない?」

聖歌「絶と同じでオーラを隠すことができるんじゃないかしら?」

DD「ふ〜ん……」

聖歌「でも注意深く観察すれば見えるわ」

DD「注意深く……」

63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 16:00:28.04 ID:p5nxC4E60
どうでもいいけどグリードアイランドだよね

64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 16:00:46.42 ID:3VqykdTw0
聖歌「じゃそろそろ行きましょう」

DD「決着まで見なくていいの?」

聖歌「決着はつかないわ だって黒髪の人の方がかなり格上だもの
   相手の人は操作系で音を操作しているようだけど
   本来あの人の力は戦うことを主眼として作られた能力じゃない」

DD「……」

聖歌「囮として音をかく乱しているようだけど可哀想なほど浅知恵
   黒髪の人は強化系だと思う 能力は使っていない
   決めるタイミングは何度もあったけど決めない たぶん特訓か何かね」

DD「……せ 聖歌凄いね」

聖歌「そう? きっと青髭さんでもわかるわよ」

DD「青髭だったらできるね!」


………………
…………
……


ピーチ「……」

青髭「なんで俺の念能力なのに収納不可なんだよ!!!
   集中できねえ!!! 纏できねえ!!!」

65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 16:10:25.13 ID:8VL3DBzSO
生きてたのか

66 :>>63 ミスった:2011/10/26(水) 16:10:51.29 ID:3VqykdTw0
パッション「No.026 アドリブブック≠謔、やくゲットね……」

ベリー「お 思ってたよりてこずる……」

パイン「飛ばし飛ばしで集まってくな……」

ベリー「ていうか自力で集めてたら一年かかってもムリよ
    月例大会限定の指定カードって何?」

パッション「やはりこれはプレイヤー同士でトレードして集める方がいいみたいね」

パイン「実際簡単な方法ってなんだ?」

パッション「人海戦術かしら」

ベリー「人海戦術ってこのプレイヤーの中から協力してくれる人を探すってこと?」

パイン「アスタ……シユウス……ワバラ……ナミノシュ……
    あー……読んでるだけでイラついてくる横文字だぜ……」

パッション「……セイカ……ディーディー……」

ベリー「……」

パイン「……」

パッション「うふふ」

ベリー「フフフ」
パイン「アハハ」

67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 16:15:31.94 ID:3VqykdTw0
パイン「アオヒゲは?」

ベリー「ん〜……あたしのには記載されてない」

パッション「私のにも載っていないわ」

パイン「俺のにも載ってねーし
    ……でもまぁセイカとかよくある名前だしなぁー……」

ベリー「(よくある名前として認識していいの?)」

パッション「面倒くさい
      フルラスコピー オン
      透視℃g用!!(×2) セイカ!! ディーディー!!
       スティール オン
      透視℃g用!!(×2) セイカ!! ディーディー!!」

ベリー「その手があった……」

パイン「(工作員って徹底してんなー……)」

68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 16:18:45.94 ID:3VqykdTw0
パッション「……二人でフリーポケットに11枚
      指定ポケットには0枚……
      このゲームを始めてそんなに経っていないようね」

ベリー「……カードを集めていない?」

パイン「……準備が整うまで行動にうつさない
    どっかの誰かさんにそっくりだ」

ベリー「ディーディーってダークドリーム?」

パッション「おそらく
      二人を別行動させていて私達はその二人とすれ違った」

ベリー「てことはつまり……自分の守備は完璧にするはずだから
    最低でも四人」

パイン「最悪ダークプリキュア5が全員揃ってるってこと?」

パッション「……」


読み違える音。

69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 16:21:18.15 ID:3VqykdTw0
           コンタクト
ベリー「そうだ! 交信≠ナ連絡を取って確認すれば!」

パイン「それはなしだ!!!」

パッション「あなたはバカなの!!!」

ベリー「……ごめん……」

パイン「話術で勝てるわけねーだろ!」

パッション「やはり行くしかない……けど……
      行ったところでどうにかなるのかしら?」

パイン「俺達がこの世界に居ることを知られるのが一番不味い」

ベリー「なんで?」

パイン「No.014」

ベリー「14……14……縁切り鋏≠アのハサミで会いたくない人の写真を切ると
    その人と2度と会わずにすむように……ダメ!! 絶対ダメ!!!」

パッション「ゲーム空間というのが不味い
      現実世界ならある程度躊躇いが考えられるけど
      ここではそれがない」

70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 16:25:59.99 ID:3VqykdTw0
パイン「どうすんだよ!!?
    聖歌とダークドリームのブックには俺達の名前が記載されてんだぞ!!!」

パッション「行くしかない」

ベリー「行って……行ってどうすんの!!?
    捕まえてピーチのとこに連れて帰るの!!?」

パッション「あいつらが縁切り鋏≠手に入れるまで しっかり考えるべきだけれど……
      プレイヤーの中に私達がいると知ればどういう行動に出るか読めない」

パイン「……変なタイミングで!!」

ベリー「……」

パッション「拘束するしかないわね……」

パイン「ほっほー!」

ベリー「(やっぱそうよね……)」

       アカンパニー オン
パッション「同行℃g用!! セイカ!!」

ベリー「ここはアカルンじゃないんだ……」


三人が消える音。

71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 16:31:25.92 ID:3VqykdTw0
………………
…………
……

        アカンパニー
聖歌「これが同行≠ヒ」

DD「すっごーい!! さっき飛んでたよ!!」

青髭「やだ/// 少女が二人 俺の元に飛んで戻ってきた///」

DD「見て見て青髭! カード買ったよ!!」

            ロブ   コンタクト  フルラスコピー
青髭「どれ……強奪∞交信∞透視=c…すごいじゃない!」

DD「でしょでしょ!!」

青髭「(あいつの名前一応……ってドリームのにはめても意味ねーだ――……)
   ……ドリーム 聖歌 お前らプリキュア見た?」


DDが自分を指差す音。


聖歌「ダークドリーム以外では見てないけど」

青髭「……赤い光とかは?」

聖歌「……そういえば見たわ」

72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 16:33:31.13 ID:3VqykdTw0
青髭「(ベリー パイン パッション……
    確実にあいつらだろ
    まぁシフォンの悪戯だし来てるとは思っていたけど……)」

DD「どうしたの?」

青髭「二人とも念はどう?」

聖歌「う〜ん ぼちぼちってとこかしら」

DD「聖歌って凄いんだよ
   なんか見えにくい念もすぐ見抜いて」

青髭「(帰る前に一度会っとくか)」

ピーチ「……」

青髭「……」 絶


ピーチが消える音。


青髭「(よかった消えた……
    オートで作用する念だもんな
    俺が絶になれば消えるわ)」

聖歌「……?」

73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 16:35:57.88 ID:3VqykdTw0
青髭「(同時期に始めたならおそらくあいつらも念を体得しているだろう
    さすがに俺の念能力は見せるわけにはいかないからな)」

DD「青髭ぇ?」

          コンタクト
青髭「これから交信≠ナプリキュアを呼ぶ
   その間俺は絶の状態だから二人ともできるだけ大物ぶってて」

DD「……」

聖歌「大物のふりってこんな感じ?」 堅

DD「うわっ!!!」

青髭「……ちょ……ちょっとなんでそんなに才能溢れてるかわかんない」

聖歌「練を纏うって感じ
   でも少し疲れるの」

DD「……」

青髭「(こ……これは想定外に勝つる……)」

74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 16:38:09.50 ID:3VqykdTw0
青髭「さてと……」

DD「……青髭……何か来る」

青髭「……そうか
   勘がいいのはお互い様だな」


光が地面に激突する音。


ベリー「……」

パイン「……」

パッション「……」

聖歌「……」

DD「……あっ! 青髭の昔の手持ちプリキュア!!」

ベリー「ダークドリーム……変な言葉で表現するのはやめて」

パイン「……」

75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 16:43:04.23 ID:3VqykdTw0
青髭「パッショーン!!
   これからお前に連絡とろうとしてたところだよーぅ!!」

パッション「……」 練

DD「……」

聖歌「……」

パッション「(ダークドリームと聖歌はこの力を習得している……
       ヒゲは……ヒゲもこれは覚えたわね……
       私たちの通常の感じと明らかに違う……
       なんかしらの方法で力を消している状態……)」

聖歌「(相手の念を見るのに練を使った……
    この人器用そうに見えて案外不器用なのね……
    残り二人は……)」

ベリー「……」

パイン「……」

聖歌「(纏すらしていない……
    ゴミだわ……)」

76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 16:45:53.12 ID:3VqykdTw0
パイン「よ よー久しぶりだな!」

青髭「ブック!」

パイン「……ッ!?」

青髭の指から本が飛び出る音。

    フルラスコピー オン
青髭「透視℃g用!! パッション!! ……おっ!」

パイン「(……あ 相変わらず読めねえ……)」

ベリー「(なんでゲーム始めるのよ……)」

      ロブ  オン
青髭「強奪℃g用!! パッション!! No.014!!」

パッション「……」

青髭「縁切り鋏;ETん!」

ベリー「縁切り鋏!? あんたね!!!」

         ロブ  オン
パッション「強奪℃g用!! アオヒゲ!! No.014!!」

ベリー「(そっか! こっちも同じ条件だった!)」

77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 16:49:02.84 ID:3VqykdTw0
パッション「発動しない……?」

青髭「だって収納してねーもん
   ゲイン!!」


カード化が解除される音。


青髭「あとは手に入れた思い出写真館≠ナあの頃の写真でも手に入れますか」

聖歌「(思い出写真館=H)」

       フルラスコピー オン
パッション「透視℃g用!!(×3) アオヒゲ!! セイカ!! ディーディー!!」

青髭「……」

パッション「(持っていない……
       ……ッ! 私はなんてバカなことを!!
       こいつらは指定ポケットを1枚も持っていないと知っていたのに!!)」

青髭「残念でしたぁ〜!」

78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 16:51:27.44 ID:3VqykdTw0
パッション「じゃ……じゃあ力ずくで……」

青髭「聖歌」

聖歌「……」 堅

ベリー「な……何これ!!?」

パイン「お前人間かよ!!?」

青髭「やめた方がいい
   俺とパッションの指揮官として能力値はほぼ互角だが
   部下が違いすぎる ベリーやパインと組んでいる地点でお前の負けだ」

パッション「クッ……!」

青髭「別に思い出話に興味があるわけじゃない」

ベリー「……」

青髭「俺からお前らに一つお願いがあるんだ」

パイン「お願い……?」

79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 16:54:30.03 ID:3VqykdTw0
青髭「俺はもう戻らないとシフォンに伝えろ」

ベリー「……シフォンに?」

パイン「シフォンだったら!」


パッションがパインを制する音。


パッション「わかったわ」

青髭「やっぱりパッションが一番好き!! じゃあね! バーイバーイ!! ダークドリーム!!」

DD「わかった!」


ダークドリームが青髭を連れて走り去る音。


青髭「聖歌は自分で走れ!!」

聖歌「……もう!」


聖歌がダークドリームを抜き去る音。


青髭「おお〜い……」
DD「……」

80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 16:56:27.31 ID:3VqykdTw0
聖歌「もしあのまま戦うことになっていたらどうなっていたと思う?」

青髭「確実に負けてたな
   パッションの練見たかよwww
   あのぎこちない練であれだけのオーラ量だぜwww」

聖歌「あれは練と言うよりもオーラを無理やり放出しているだけ
   私のオーラで驚いてくれたのは潜在能力を測ってくれたから
   私のオーラ量はあれで限界なのに」

DD「わからなーい……」

青髭「ベリーやパインも同等のオーラがあると考えて間違いないwww
   さすがプリキュアwww基礎スペックが違うwww」

聖歌「嬉しそうね」

青髭「そんなことないですニョロ!!!」

DD「語尾変!!」

81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 17:00:08.02 ID:3VqykdTw0
………………
…………
……


パッション「ダークドリームではなく警戒すべきは聖歌だったなんて……」

ベリー「あ あたし達よりなんかすごいっぽい一般人って何?」

パイン「それよりなんでシフォンがここにいるって教えなかったんだよ!!?
    教えりゃもう少し話できたかもしれねえのに!!!」

パッション「もしここにシフォンがいると知ればヒゲの目的が達成してしまうじゃない」

パイン「……」

ベリー「シフォンに伝えるとどうなるの?」

パッション「シフォンが納得した場合 特異点であるあいつは元の世界に戻される
      元の世界と言っても四つ葉町やラビリンスではない」

パイン「……」

ベリー「シフォンが納得するの?」

パッション「わからない……
      わからないけど特異点であるあいつは私達よりもシフォンと近い次元にいる……
      そのヒゲがそう言えと言ったのならなんかしらの算段がある……」

パイン「……」

82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 17:02:06.10 ID:3VqykdTw0
パッション「とにかくこのゲームをクリアして
      シフォンを連れて四つ葉町へ帰る」

ベリー「……」

パッション「さっきの話はシフォンには話さない
      それが一番いい」

パイン「……」

ベリー「(先延ばしー……)」


………………
…………
……


青髭「よっしゃ! じゃあそろそろG・Iを脱出するか!」

DD「G・Iってこの世界の名前だよね?」

聖歌「元の世界に帰るってことかしら?」

83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 17:04:12.94 ID:3VqykdTw0
青髭「そうそう 元の世界に帰って
   聖歌ちゃんはもう学校でスイーツを作る時間だよん!」

聖歌「……」

DD「私と青髭は!?」

青髭「帰るよ!!」

DD「えー せっかく念覚えたのに!」

聖歌「この力って元の世界でも使えるの?」

青髭「使えないだろうねー……
   以前サイコメトリーを覚えたと言ったが
   あの力は元の世界ではなくなってた」

聖歌「ちなみに帰る方法は?」

青髭「わかってる
   脱出するためのカードは運営が回収してて
   運営の人見つけて頼めばいいってさ」

聖歌「……」

青髭「え……何その名残惜しそうな雰囲気……
   念とか使えない方が幸せなんだよ……」

84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 17:06:21.74 ID:3VqykdTw0
聖歌「私はもう少しここに残ってみる
   帰るときはあの三人と帰るわ」

青髭「……」

DD「……」

聖歌「……」

青髭「……なんで?」 練

聖歌「……なんでだろう 学校に行くよりもここで学ぶことの方が有益な気がする」 練

青髭「……練したってことは……
   戦うつもり?」

聖歌「……あなたが先にしたのよ」

DD「……」 練

青髭「聖歌が器用なのもオーラ総量において俺を上回るのもわかってる
   けど二人がかり……それも実戦経験豊富なドリームと一緒で負けるほど弱くはないよ」

聖歌「……」

青髭「……」

DD「……」

聖歌「……わかったわ」

85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 17:09:23.02 ID:3VqykdTw0
青髭(ドリーム 聖歌から目を離すなよ)

DD(わかってるって)

聖歌「(あーあー……本の中のカードも完全に没収されちゃった
    こんなことならちゃんと言わなきゃよかった)」

青髭「……」

DD「(……見張り見張り)」

聖歌「(青髭さんたら嘘ばーっかり
    どうせ一緒に帰ったあと自分達だけここに戻るつもりなのでしょう)」ギッ

青髭「(……!!? オーラを纏った殺気!!? 誰か……聖歌ちゃ〜ん……)」

聖歌「(まだあの三人に未練を残してる顔してる……
    本当に女々しい人……)」ギッ

青髭「(知らんぷり……)」

DD「(知らんぷりしてるけどオーラ揺らいでるよ青髭ぇ……)」

ピーチ「……」


男「なーにやってんだあいつ……
  味方に敵がいるじゃねえか……」

86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 17:11:59.92 ID:3VqykdTw0
青髭「もし運営の人ですかー?」

運営の人「ああ そうだよ」

青髭「通行チケット3枚ください」

運営の人「ああ 通行チケットね
      はい3枚」

青髭「よし帰るぞ」

聖歌「……」

DD「おおー!!」

聖歌「……やっぱり」 練

青髭「……ッ!!?」
DD「……ッ!!?」

聖歌「あなた達と戦おうと思うの……
   勝った方が負けた方の言うことをきく……
   最後になるかもしれないんだから
   これくらいのワガママ許されると思うの……」

青髭「……バカ女だニャ〜!!」 練

DD「聖歌おかしいよ!!」 練

運営の人「ここでやるな!」

87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 17:16:35.56 ID:3VqykdTw0
聖歌「(自分がどこまでできるか試すには少し物足りない相手だけど……)」

青髭「(……聖歌の右腕にオーラが集まってる……
    ま これだけ器用なら凝使えるよね……
    俺 凝できねーし……ドリームに受けてもらうしかねーな……
    あいつ凝できんの……?)
   ドリーム!!」

DD「……」

青髭「(心配する必要なかった……
    プリキュアだからオーラ総量多いし……)」


聖歌が地面を蹴る音。


DD「……はやっ!!」


ダークドリームが聖歌と距離を取る音。


青髭「(あのダッシュ力……昨日より早いじゃん……
    オーラを振り分けてる……なんだっけ? 流だっけ?
    なんでそんな才能溢れてんだよ!!? マジ意味わかんね!!)」

88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 17:18:52.30 ID:3VqykdTw0
DD「仕方ないから少し寝て貰うよ!」


ダークドリームがカウンターで合わせようとする音。


青髭「やめろドリーム!!!」

DD「……!? なんでよ!!?
   聖歌も本気なんだよ!! こっちだって本気でいかないと負けるちゃうよ!!!」

青髭「目にオーラ!!!」

DD「……」

聖歌「……」

DD「……ッ!!?」


聖歌の拳が地面をぶち割る音。


DD「ば バカじゃないの!!
   聖歌 防御にオーラ回してないじゃない!!!」

青髭「(実戦経験がほとんど0なんだ……
    下手に器用だから最善の攻撃をすることに気を取られてて
    防御を考えてないんだ……)」 ←防御しか考えてない人

89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 17:21:16.83 ID:3VqykdTw0
青髭「(誰からも教えられず念を覚えたやつは危険……
    言葉を知ってても意味を知ることとは違うか
    あー……こんなことならあいつの弟子になっときゃよかった……)」

DD「(生け捕りに……生け捕りにするためにはどれくらいのオーラ量……
    ムリー!! 私そういう計算ムリー!!!)」

青髭「俺がやるしか……」

聖歌「……」ギッ

青髭「ムリー……」

聖歌「そう……私を怪我させまいと必死なのね……」

青髭「怪我じゃなくて死ぬんだよ!!!」

聖歌「だったら……」

DD「(攻撃に使うとこ以外を全部絶にした……)」

青髭「ま……マジかよこの女…… お前頭イかれてんじゃねえの!!!」

男「助けてやろうか?」

青髭「……あー……誰だっけ?」

クラピカ「クラピカだ よろしくな!」

青髭「あー……頼む」

90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 17:24:27.92 ID:3VqykdTw0
クラピカ「お前念覚えてどれくらいだ!?」

聖歌「……2日?」

クラピカ「すげーな!!」

青髭「じゃあ俺達はティータイムということで」

DD「卑怯!! 聖歌卑怯!!!」

クラピカ「気を抜きすぎだろ……」


聖歌がクラピカをぶっ飛ばす音。


クラピカ「いってぇー!!! ふざけんなお前!!! 普通だったら死んでるぞ!!!」

青髭「おい泥仕合やめろよ!! 何気を抜いてんだよ!!!」

DD「金返せー!!!」

クラピカ「黙ってろ!!!」

聖歌「(……全力でいったのに……
    あれだけしかダメージが通らなかった……)」

91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 17:27:25.01 ID:3VqykdTw0
聖歌「(防御にもオーラを回しながら)」

クラピカ「可哀想に念に呑まれっちまってる」

DD「ねぇー青髭ー……あの人に任せて大丈夫なの?」

青髭「ん〜……あいつかなり強いんじゃない?
   G・Iに居るのが不思議なほどに……知らんけど」

DD「……」

青髭「目にオーラ」

DD「……おお……」

青髭「オーラ総量が違いすぎる
   その上オーラの扱いも聖歌の数段上……まだ能力も使っていない」

クラピカ「ほう防御にオーラを回したか!!
     だがまだまだ扱い方がなっちゃねえ!!!
     目に凝して俺のオーラ量を目算し最低限のガードを固めろ!!!」

聖歌「(凝って言うのね……
    忘れていたわ……えーとオーラ量は……このくらいかしら)」

クラピカ「(ホントに天才だ……)」

92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 17:29:50.00 ID:3VqykdTw0
クラピカ「はい! 次は相手の防御力!
     お前のオーラ量に合わせて割り振ってんだ!! 俺に通る攻撃が絶対にある!! 探してみろ!!」

聖歌「(あれで私と同じだけのオーラ量……?
    見た感じ私の2倍〜3倍はありそうなのに……
    たぶん目で見るからダメなのね……)」


聖歌が目を瞑る音。
クラピカが聖歌を殴り飛ばす音。


クラピカ「トレーニングじゃねえんだぞ!!! なんで絶した!!!」

聖歌「……」プルプル

青髭「……お 鬼かあいつ……」

DD「ほ 本当に任せて大丈夫なの!!?」

青髭「で 弟子欠乏症みたいな感じだったから
   筋のいい弟子ができて嬉しいんだと思うよ……たぶん」

DD「……私も混ざっていいかな?」

青髭「く クラピカー! 一人増やしてもいい!?」

クラピカ「俺はクラピカじゃねえ!!! 違う俺はクラピカだ!!!! 三人で来い!!」

青髭「あ 俺は別にいーッス…… 別に念とか興味ねーんで……」

93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 17:31:06.51 ID:3VqykdTw0
クラピカ「××××!!」

聖歌「」ズシャァァッ


青髭「お茶がうめー……」


クラピカ「××××!!」

DD「」ズシャァァッ


青髭「ふぁ〜ぁ……」


クラピカ「××××!!」

青髭「××××!!」ズルズル


クラピカ「××××!!」

聖歌「」ズシャァァッ
DD「」ズシャァァッ
青髭「」ズシャァァッ


ピーチ「……」

94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 17:33:21.14 ID:3VqykdTw0
青髭「もう満足だろ聖歌……
   帰ろう……」

聖歌「……」

青髭「あのオッサン見ろよ
   念に呑まれるとか自分で言っておいて
   あの年まで念だけで生きてる感じだぜ
   お前もああなりたいのかよ
   そもそも念を極めたいわけ?」

聖歌「……」


DD「てりゃぁぁぁー!!!」

クラピカ「(こいつのオーラは異質だな……無尽蔵というより増えるのが異常に早いのか……
      痛めつければ痛めつけるほど強くなる……ボコボコにしてやろう……)」


青髭「帰るための手段はあるんだ」

聖歌「本当にそれで帰れるの?」

青髭「帰れるよ
   いや お前の疑いを残さないために全部説明すると
   まず俺達はこのゲームから脱出し別世界の現実に戻る
   その後ドリーム達の住む鏡の世界を介して元の世界に戻る」

聖歌「……」

95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 17:35:44.47 ID:3VqykdTw0
聖歌「それでシフォンちゃんの定義する攻略になるの?」

青髭「……」

聖歌「この世界……というかG・Iというゲーム空間に来ているのなら
   攻略と言うのはゲームクリアではないの?」

青髭「いや……確かにそうだけど……
   たぶん俺達はシフォンの選んだメインプレイヤーでないというか……
   攻略の糸口が見えない場合は現実世界への帰還が攻略というか……」

聖歌「じゃあ私がこのゲームの攻略かはわからないけど
   シフォンちゃんが仕組んだであろう意図を教えてあげる」

青髭「……」

聖歌「あなたとプリキュア達がちゃんと会話すること」

青髭「(……御しがてぇ……)」

聖歌「あなたが必死に私を帰そうとする理由は何?
   例えば私じゃなくあなたのパートナーがプリキュアであった場合
   あなたはそのパートナーを帰そうとはしないはず」

青髭「……」

聖歌「自分の身を護るための盾として使うはず
   昔のベリーさんやパインさん達のように!」

青髭「うんうん……」

96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 17:37:04.13 ID:3VqykdTw0
聖歌「それとも何?
   死ぬかもしれない一般人である私を
   連れて歩くのは嫌なわけ?」

青髭「……」

聖歌「自分の身が一番大切なくせにそのために犠牲が出るのは嫌なのね!
   死なないとわかっているプリキュアでなければ盾にも使えない!
   臆病者!!」

青髭「ぐぬぬ……」

聖歌「最初は確かに強制だったけど
   今の私は自分の意思でここにいる!」

青髭「……じゃあ……プリキュアと対等に扱うけどいいんだな……」

聖歌「勘違いしないで!」

青髭「……」

聖歌「あなたに使われるわけじゃない!
   自分で考えて動くわ!」

青髭「勘違いしてました……
   (怨むぜシフォン……聖歌のこの闘志もお前が改変したんだろ……
    お前プリキュア大好きだもんな……)」

97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 17:37:21.68 ID:3VqykdTw0
お・わ・り☆

98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 17:39:20.00 ID:4hPZH3rsO


99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 17:40:10.02 ID:inYQ81s80
和音は出なかったか・・・

100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/26(水) 17:52:41.75 ID:tQoH17DT0
来てたのか乙
製菓…もとい聖歌先輩とダークドリームって趣味丸出しじゃないか

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