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あかり「ずっと贈りたかった言葉があるんだよ」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/06(日) 20:13:45.16 ID:aNvLk3Mj0
「ありがとうございましたー」

店員さんの機械的な声を背に、私は買ったばかりの肉まんを口にくわえた。
熱い。
もうそろそろ寒いとはいっても、まだ帰り道にほかほかの肉まんを食べるのには
早すぎる季節なのかもしれない。

ちなつ「はーあ」

溜息を吐いて、立ち止まる。
高校生になって三年目の冬は、もう目前だ。いっそ早く冬になってしまえばいいのに。
中途半端な時期に生まれてしまった自分自身を呪いたい。

今年の誕生日も、一番大切な人からはきっと祝ってもらえない。
だって、一番大切な人なんていないから。

750 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 16:52:53.28 ID:/aRMVuex0
うおおお

751 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 16:56:01.20 ID:CcOraYC60
ちなつ「……うん」

だけど。

唐突の、おめでとう。
私はありがとう、と小さく心の中でしか言えなかった。

誕生日プレゼント、なにがいい?

形式的な問い掛け。
それであかりちゃんは、私が何か言っても何か言わなくても、このまま終わらせて
しまうつもりなんだと思った。

私たちが本当の友達だった頃。
あかりちゃんはそこから動く気なんてないんだきっと。
そして私は。

それでも私は。

ちなつ「あかりちゃんに会いたい」

さっき直接伝えられなかったこと。
今度はあかりちゃんに伝わるように、あかりちゃんがちゃんと聞こえるくらいの声で、
私は言った。

これは本当に私のわがまま。
もう誕生日でもなんでもないけど、18歳になってはじめての、わがまま。

752 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 17:00:06.93 ID:kg374GclO
読んでるとこんな顔になってくる

       / ̄ ̄ ̄ ̄\
      /;;::       ::;ヽ
      |;;:: ィ●ァ  ィ●ァ::;;|
      |;;::        ::;;|
      |;;::   c{ っ  ::;;|
       |;;::  __  ::;;;|
       ヽ;;::  ー  ::;;/
        \;;::  ::;;/
          |;;::  ::;;|
          |;;::  ::;;|
   / ̄ ̄ ̄      ̄ ̄ ̄\
   |;;::              ::;;|
   |;;::              ::;;|

753 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 17:00:58.83 ID:GN+HZ//O0
        / ̄ ̄ ̄ ̄\
       / ,-===-  -==-、、
     /   ノ'(゜o)ゞ く(o゜)ヾ、
    /      ノ  。。>ヽ  ヾ、
    .i       / /エエエエヾ  .! 俺はこんな顔
    \       ヽエエエエノ ,/
    /            \

754 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 17:01:03.95 ID:OoyMfK5c0
>>752こんなだろ
     O
      o                        
       。 ,. -ー冖'⌒'ー-、           
       ,ノ         \           
       / ,r‐へへく⌒'¬、  ヽ         
       {ノ へ.._、 ,,/~`  〉  }    ,r=-、 
      /プ ̄`y'¨Y´ ̄ヽ―}j=く    /,ミ=/  
    ノ /レ'>-〈_ュ`ー‐'  リ,イ}    〃 / 
   / _勺 イ;;∵r;==、、∴'∵; シ    〃 /   
  ,/ └' ノ \   こ¨`    ノ{ー--、〃__/    
  人__/ー┬ 个-、__,,.. ‐'´ 〃`ァーァー\  
. /   |/ |::::::|、       〃 /:::::/    ヽ  
/   |   |::::::|\、_________/'   /:::::/〃

755 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 17:01:44.32 ID:pAiVkHz90
お前らw2

756 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 17:01:48.33 ID:2vWNvt3s0
>>752-754
オイコラ

757 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 17:04:53.91 ID:YSbYwxPK0

           /.:.:.:.:. 、:.:.:/:.:.:,イ/|:.:.:.:.|!:.:.:.:.:.:.ヽ
            ,'.:/.:./:.:.:.:7x∠_/_, !:.:.:/|ハ:.:.:.:.:.:.:.',
         j:/.:.:,':.:.:./,ィチ:て`  j:.:/、_斗:.:.:.:.:.ハ}
        〃.:.:.{:.:.:イ ' 弋zノ  / チ圷Z}:.:/
          /.:, イ:∧ハ{ :.:.:.:.:.:.    弋ノ//Y >>752-754
       // |:.\ゝ           ' .:.: ハ.:.ヘ
             レヘ:.:` フ    - 、   ノ ヾ '、
       ,∠三 ̄ヽト{   ヽ     , イ     \ ・・・
       /    `ヽ  ヽ   /`zチ…-x、
        /   ヽ   ヘ. ハ 、 , -|   j| ハ
     /.!    \  !   !、__.ノ|   〃/ !
      /.::|       ヽ|\ |`…ソ /,イ  |

758 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 17:07:06.29 ID:CcOraYC60
ちなつ「今は無理でも、いいの。あかりちゃんの受験が終わってからでも、いつだって私は」

何も言わないあかりちゃんに、私は焦って言った。
今じゃなくてもいい。
またあかりちゃんに会えるチャンスがあるなら、それでいいから。

あかり『……ねえ、ちなつちゃん。今、外出れる?』

ちなつ「え、外?」

私は立ち上がって、窓から外を覗いた。
夜中なのだから当たり前に真っ暗で、おまけに少し風が強そうだった。
私は「出られるよ」それでも、頷いた。

759 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 17:08:00.67 ID:2vWNvt3s0
ちなあか幸せになって欲しい

760 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 17:11:18.76 ID:OoyMfK5c0
     O
      o                        ウ
       。 ,. -ー冖'⌒'ー-、            ッ
       ,ノ         \            ‼
       / ,r‐へへく⌒'¬、  ヽ          ビ
       {ノ へ.._、 ,,/~`  〉  }    ,r=-、  ュ
      /プ ̄`y'¨Y´ ̄ヽ―}j=く    /,ミ=/  ル
    ノ /レ'>-〈_ュ`ー‐'  リ,イ}    〃 /  ビ
   / _勺 イ;;∵r;==、、∴'∵; シ    〃 /   ュ
  ,/ └' ノ \   こ¨`    ノ{ー--、〃__/    ル
  人__/ー┬ 个-、__,,.. ‐'´ 〃`ァーァー\  ‼
. /   |/ |::::::|、       〃 /:::::/    ヽ  
/   |   |::::::|\、_________/'   /:::::/〃

761 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 17:14:50.23 ID:CcOraYC60
―――――
 ―――――

あかりちゃんは、そこにいた。
私の見間違いなんかじゃなくって、本当にそこにいて。

真夜中の公園。
よく、二人で帰ったときは愚痴だったり結衣先輩への気持ちだったり、そんなものを
垂れ流しに寄り道していたことを思い出す。

ちなつ「……」

あかり「……」

公園の入口に立ったままでいる私を見つけると、ブランコを小さく揺らしながら寒そうに身を
縮めていたあかりちゃんは立ち上がった。
急いで出てきたとはいえ部屋着の上に適当に上着を羽織っただけの格好だった私とは対照的に、あかりちゃんは
きちんとした服装で、恥ずかしくなって髪に手をあてた。せめて髪だけでもちゃんと
梳き直してくればよかった。

言い訳みたいなものだけど、まさかあかりちゃんが本当にこの場所にいるとは思わなくて。

762 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 17:20:01.66 ID:2vWNvt3s0


763 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 17:20:56.65 ID:OoyMfK5c0


764 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 17:25:06.03 ID:CcOraYC60
だから普通は、「どうして」や、それとも「久し振り」とか、そう言うべきだと
思うのだけど。
私はそのどれとも違って、最初に発した言葉は「髪、切ったんだ」

あかり「……あ、うん」

ちなつ「伸ばすって言ってたのに」

あかり「お姉ちゃんの真似、するのはもういいかなぁって」

ちなつ「そっか……」

髪を切ったあかりちゃんは、暗い中で顔を合わせているせいか少し幼く見えた。
身体自体は成長しているはずなのに、中学生の頃のあかりちゃんを見ているみたいだった。

ちなつ「似合ってたのに」

あかり「えへへ」

あかりちゃんは曖昧に笑っただけだった。
目が合って、すぐに逸らした。
実際に会ってみると、何を話せば良いかわからない。ただ、あかりちゃんの元気そうな姿を
見られただけで、それでもいいかなとも思って。

すぐに今あかりちゃんがいるべき場所に帰っちゃうんだろうなと察しはついたから。
あかりちゃんの持つ、鞄。あかりちゃんが行ってしまったあの日と同じものだった。

765 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 17:32:19.14 ID:CcOraYC60
気持ちを伝えたって、あかりちゃんがここにいないのなら意味がない気がした。
だから初めて、伝わらなくてもいいや。
そんなことを考えて。

ちなつ「……寒いね」

あかり「もう11月だもんね」

ちなつ「あかりちゃん。風邪、引いちゃうよ」

あかり「……平気」

少し震えてるくせに、あかりちゃんはそう言って首を振った。
このまま帰って欲しい。
一瞬そう思ったりもしたけど、もう少し傍にいてくれると知ってやっぱりほっとした。

766 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 17:33:02.52 ID:rTgll/6T0


767 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 17:39:06.85 ID:CcOraYC60
――――― ――

自販機で熱い缶コーヒーを二人分買って、あかりちゃんに手渡す。
あかりちゃんは「ありがとぉ」と落としそうになりながらも受取った。

ちなつ「お金、また返すから」

あかり「いいよー、百円ちょっとくらい」

ちなつ「でも……」

あかり「ちなつちゃん、お誕生日なんだからコーヒー奢るくらいはさせて」

ベンチに座りながら私を見上げてそう言うあかりちゃんは相変わらずにこにこと
笑っている。
出かけるとき携帯以外何も持ってこなかったことを後悔しつつ、「わかった」と
私は頷いてプルタブを開ける。あかりちゃんも真似して開け、コーヒーを喉へ流し込んだ。

あかり「……苦っ」

ちなつ「え、ブラックだった?」

慌てて今飲もうとしていた缶を確かめる。
いつ間違えたのか、無糖と書かれた黒い缶。

768 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 17:40:33.99 ID:ERIAWfdh0
ブラック飲めないあかり可愛い

769 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 17:40:40.95 ID:9Gx7ynqm0
ビッチだけれど、質問ありますか。
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1320737839/

http://iup.2ch-library.com/i/i0470547-1320738547.jpg

このおっさん応援してやろうぜ

770 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 17:45:31.24 ID:/aRMVuex0
アッカリ〜ン

771 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 17:48:22.76 ID:Olze39040


772 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 17:48:33.72 ID:CcOraYC60
気付かずに、購入しようとしていたコーヒーの横にあったブラックコーヒーの
ボタンを押してしまったらしい。
あかりちゃんは「の、飲めるようになったから……」と言いつつそれでもけほけほ
している。

ちなつ「ご、ごめん……」

変えようかと言おうにも私のも同じくブラックだし。
あかりちゃんと再会した日も、そういえばミルクはいれないまでも砂糖はしっかり
いれてたんだっけ。

心配げな私に、あかりちゃんはもう一度「飲めるよ!」と言いながらこくんと
黒い液体を流し込んだ。
今度は咳き込まずに飲み込んで、「ほら」と得意げに笑ってみせる。

優しいんだから、とぼんやり思う。
私もあかりちゃんの真似をして熱いコーヒーを喉に流し込んだ。
やっぱり熱くて味なんてわからなかったから、よかった。

あかり「ちなつちゃん、立ってないで座ったら?」

ちなつ「えっ……あ、うん」

私は躊躇いがちに頷きつつも、あかりちゃんの隣に腰を下ろす。
少し開いた距離。どうしてもあかりちゃんのすぐ隣には座れなかった。

773 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 17:51:06.02 ID:Olze39040


774 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 17:54:54.01 ID:Olze39040


775 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 17:57:27.20 ID:kg374GclO
       / ̄ ̄ ̄ ̄\
      /;;::       ::;ヽ
      |;;:: ィ●ァ  ィ●ァ::;;|
      |;;::        ::;;|
      |;;::   c{ っ  ::;;|
       |;;::  __  ::;;;|
       ヽ;;::  ー  ::;;/
        \;;::  ::;;/
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776 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 17:58:16.34 ID:2vWNvt3s0
C

777 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 17:58:20.74 ID:L95O2pVr0
うんうん

778 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 18:04:55.47 ID:Olze39040
ほしゅ

779 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 18:05:00.18 ID:CcOraYC60
しばらく、微妙な距離を保ったまま私たちは苦いコーヒーを身体の奥へと
流し込んでいた。
昼間よく眠ったせいか、それともあかりちゃんが隣にいるからなのかはわからないけど、
目は完全に冴えてしまっていて、ぱちぱちと乾いた目で何度も瞬きした。

ようやく全部飲み終えかけたとき、あかりちゃんが言い訳をするような口調で
「休みの日は家に帰ってきなさいって言われてるから」ぽつりと言った。

ちなつ「……そうなんだ」

あかり「……うん」

上手く言葉が出てこず、出てきたとしても繋がらない。
電話と違ってあかりちゃんが近くにいることで、よけいにそれが目立って私は
少しばかり焦った。

本当にこのままでいいのかな。
私は私の中で、自問自答を繰り返す。
冷えてきた缶と、そして冷たい風が吹きつけて徐々に体温を失っていく身体。
そのくせ、頭の中だけは悶々と熱かった。

ちなつ「あかりちゃん」

あかりちゃんの「なあに?」
顔はこちらに向けてくれない。だから私はあかりちゃんの横顔を見詰めた。

780 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 18:05:09.81 ID:XEvxVE0t0
C

781 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 18:06:37.86 ID:EHgtdtB70
応援

782 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 18:11:18.38 ID:Olze39040


783 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 18:13:11.37 ID:H1O5nr/J0
今北産業

784 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 18:16:41.28 ID:CcOraYC60
友達としてあかりちゃんの傍にいた中学生の頃。
卒業式の日のキスの意味。
再会して好きになってしまった、私の気持ち。

伝えたいことも聞きたいこともこんなに沢山あるのに。
何から言えばいいのか、どんなふうに聞いてしまえばいいのか、わからなかった。

ちなつ「……あかりちゃん、去年やその前の誕生日、私にメールくれた?」

あかり「えぇっ、忘れたの!?」

何言ってるんだろうと思ったけれど。顔をあげたあかりちゃん。
一旦飛び出した言葉に釣られるように、「だけど」と私は続けた。

ちなつ「……今年はずっと、あかりちゃんからのメールだけ、待ってたんだよ」

785 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 18:18:13.14 ID:qgrCCHdd0
しえん

786 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 18:18:17.52 ID:Olze39040


787 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 18:22:33.30 ID:L95O2pVr0
はよ

788 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 18:23:17.78 ID:CcOraYC60
あかり「……」

ちなつ「……それだけ」

何が言いたかったのかと聞かれそうだけど。
今私が言える精一杯のことだった。
本当に欲しかったのはあかりちゃんからのメールだけ。
一番大切な人から、おめでとうだけでもいい、そんなメールが欲しかった。

目の前で、言ってもらえたことはすごく嬉しい。
だけどそれが終わりを前提してだったのなら、おめでとうなんて言葉、聞きたくは
なかった。

やっぱり、あかりちゃんと離れたくない。
突然、そんな気持ちが湧き上がってきた。あかりちゃんと一緒にいたい。
あかりちゃんの傍にいたいし傍にいてほしい。

あかり「だって今年は、別のこと、送っちゃいそうだったんだもん」

789 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 18:26:20.39 ID:Olze39040
はよ

790 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 18:27:48.35 ID:CcOraYC60





あかりね。
ほんとはおめでとうの他に、ずっと贈りたかった言葉があるんだよ。








791 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 18:28:58.75 ID:2vWNvt3s0
きたああああああああああ

792 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 18:30:20.46 ID:Olze39040
ここでタイトルコールか

793 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 18:30:22.76 ID:h2CfqWpX0
       / ̄ ̄ ̄ ̄\
      /;;::       ::;ヽ
      |;;:: ィ●ァ  ィ●ァ::;;|
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794 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 18:33:52.90 ID:Olze39040


795 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 18:34:32.55 ID:on5FUmBX0
帰ってきたらクライマックスやないか

796 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 18:37:10.48 ID:Olze39040


797 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 18:37:29.63 ID:QSKmefr60
イヤー

798 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 18:40:23.35 ID:2vWNvt3s0
C

799 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 18:42:21.51 ID:1udi6Usn0
何で書き溜めしないかね

800 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 18:43:09.14 ID:QSKmefr60
うーん

801 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 18:43:49.48 ID:CcOraYC60
ちなつ「……え?」

あかり「六年前からずっと、なんだぁ。困っちゃうよ」

恥ずかしそうにはにかみながら、あかりちゃんが言う。
ようやく私のほうを向いてくれたあかりちゃんの表情は確かに笑っていた。
笑っていたけど、その目尻に私は涙のようなものを見た。

あかり「ずっとずっとずっと、ほんとにずっと、好きな人がいたの」

ちなつ「……うん」

あかり「だけどね、その人はずっとずっとずっと、ほんとにずっと他に好きな人がいて」

何度も忘れようとした。
だけど忘れることなんて出来なかった、本当に好きだったから。

あかり「一緒にいることも辛くて、だから嫌われようともしたんだよ。それで一旦、
    気持ちに踏ん切りがついたはずだったのにその人はまだあかりのことを友達だって
    思ってくれてるんだなぁって」

前のように変わりなく接してくれるから、やっぱりずっと忘れられない。
冷めかけていた気持ちがまた戻ってきそうで怖かった。

あかり「……でもね、もしかしたらあかりのこと、今度はちゃんと見てくれるんじゃ
    ないのかなぁって期待もしてたんだぁ」

802 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 18:43:51.20 ID:pAiVkHz90
@200

803 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 18:44:50.44 ID:oXt3uscdi


804 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 18:44:58.97 ID:2vWNvt3s0
あかり頑張れ

805 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 18:45:42.24 ID:QSKmefr60
あかりぃぃー

806 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 18:46:47.40 ID:heHk42UFO
ちょっと
電車の中で涙目なんですけど

俺キメェ

807 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 18:50:32.07 ID:QSKmefr60


808 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 18:51:56.88 ID:LJGvdypo0


809 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 18:55:12.00 ID:pAiVkHz90
はよ

810 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 18:56:12.94 ID:CcOraYC60
ちなつ「……あかりちゃん」

あかり「卒業式の日から、会えなくなって辛かった。だけどそれなりにちゃんと
    過ごせてたし、その人に再会できて、誰よりも近くにいられて、嬉しかったけど
    だからこそあかり、期待していいのかなってわからなくなっちゃった」

ずっと友達だった。一番の、友達だった。
その一線を飛び越えていいものなのかわからずに、そして友達として傍にいられる
妙な安堵感に、このままでもいいやと。

だけど。
そんなものさえ飛び越えてしまった先輩たちのことを、少し思い出して。

あかり「このまま一緒に居たらまたすごく好きになっちゃうって思ったの。
    だったら今のうちに離れちゃえばいいって、無理言って早いめに向こうに
    引っ越したのに。……おめでとうくらいは言いたくて」

811 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 18:58:21.18 ID:on5FUmBX0
アッカリーン…

812 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 19:03:19.99 ID:c0TrcWY90
しえん

813 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 19:03:53.23 ID:kl9NGmYp0
バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン
バン       バンバンバン゙ン バンバン
バン(∩`・ω・)  バンバンバンバン゙ン
 _/_ミつ/ ̄ ̄ ̄/
    \/___/ ̄


814 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 19:03:57.04 ID:uU0WsReb0
柿駄目してるとかしてないとか、そんなことはどうでもいい。
とりあえず、支援だ。

815 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 19:05:10.39 ID:2vWNvt3s0
書き溜めより内容だよな

816 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 19:07:09.98 ID:QSKmefr60
はよ

817 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 19:07:39.36 ID:CcOraYC60
生まれてきてくれてありがとう。
いつも、あかりちゃんからのおめでとうは、そんな気持ちが感じ取れた。
ただの文面だとしても、声に置き換えられたものだとしても。

それが私は嬉しかった。
だからあかりちゃんからのメールは、本当は結衣先輩のものと一緒にこっそりと
残してある。

私はあかりちゃんのくれる素直な言葉を、そのまま額面どおりに受取ってしまっていた。
結衣先輩以外、見えてなかったこともあるけど。
何も、あかりちゃんの気持ちなんて考えたことがなかった。私たちは友達だったから。

でも、今はもうそんなんじゃなくって。
私たちは変わってしまった。
変わったからこそ、伝えられることがあるし伝えなきゃいけないこともある。

あかり「戻ってきちゃった、ここに。実際ちなつちゃんと話したら、おめでとう以外は
    言えなくなっちゃうもん。……ごめんねしか、言えなくなっちゃうもん」

あかりちゃんはごめんねとまた、そんな言葉を。

忘れられなくてごめんね。
今でもずっと好きでいてごめんね。
友達としてちなつちゃんの傍にいられなくて、ごめんね。

818 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 19:09:47.08 ID:JCKhYi/f0
あかり・・・・・・・・
これは泣く・・・・・・・

819 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 19:12:31.27 ID:J0WvQ4Ty0
戻ったらクライマックスじゃないか
支援

820 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 19:16:19.31 ID:o3uBKytv0
支援

821 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 19:21:29.58 ID:qgrCCHdd0


822 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 19:22:23.85 ID:pAiVkHz90


823 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 19:23:02.89 ID:CcOraYC60
声が、出なかった。
寒い風が私の声を凍らせてしまったように。ごめんという言葉はすっかり
慣れっこになってしまったはずなのに、あかりちゃんのごめんねはただただ私の
身体の奥から奥を湿らせていった。

何か言わなきゃ。
だって、あかりちゃんが泣いてる。
いつも笑ってるはずのあかりちゃんの瞳から、ぽろぽろと涙が零れ落ちていく。

伝えなきゃ。
あかりちゃんに。
私だってあかりちゃんのことが好きなんだよって。

だけど、ちゃんと伝えられる自信がなかった。
またこれまでのように嘘みたいに聞こえてしまうんじゃないかと不安だった。
もう既に遠くへ行ってしまったあかりちゃんへの、慰めの言葉としてとられるんじゃないかとか。
そんなことをぐるぐる考えて。

これじゃあ、本当に結衣先輩のときと同じだ。
あかりちゃんはちゃんと、私のことを見てくれているのに。怖がることなんて、ないのに。

824 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 19:23:39.14 ID:QSKmefr60
そうだ!チーナがんばれよ

825 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 19:26:48.00 ID:2vWNvt3s0
チーナマジで頑張れ!
ハッピーエンドは自分の手で掴むんだ!

826 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 19:28:19.60 ID:pAiVkHz90
おまいらの一体感に不覚ながら涙腺が緩んだ

827 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 19:33:35.11 ID:QSKmefr60
落ちちゃうよ

828 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 19:34:09.78 ID:vgjhCFwc0
さすがにvipでこの流れは引くわ
黙って保守してりゃいいんだよ

829 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 19:34:24.62 ID:CcOraYC60
変わってしまった私たちの間に開いた距離。
けど、あかりちゃんの気持ちは変わっていないしこの距離だって、きっとすぐに
詰めてしまえる。

『だって、お互いちゃんと向き合った結果だったんならさ、私たちがとやかく言う
   必要ないもん。きっと、先輩たち二人とも前向きだったんだよ』

『今までの関係も気持ちも壊しちゃえ』

ちなつ「私はもう、友達としてあかりちゃんの傍にいたいとは思わないよ」

あかり「……え?」

一番の友達としてでもない。
結衣先輩の代わりとしてでもない。
私があかりちゃんの傍にいたいのは、あかりちゃんと同じ好きだから。

膝の上に置かれていたあかりちゃんの冷たい手を掴んで、引き寄せる。
久し振りに重ねたあかりちゃんの唇は、冷たくてしょっぱい味がした。

830 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 19:34:24.64 ID:2vWNvt3s0
C

831 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 19:35:14.21 ID:on5FUmBX0
ちなちゅー

832 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 19:35:17.79 ID:104b5QBA0
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         /▲    LIVE中継
         ▼/       木間
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 木間市タワー [Kima City Tower]
     (1990竣工 日本)

833 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 19:36:31.44 ID:qgrCCHdd0
キマシ

834 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 19:37:25.20 ID:pAiVkHz90
タワー

835 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 19:37:27.66 ID:TkvHe8Le0
あかりが泣くと本当に悲しい

836 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 19:37:46.48 ID:0TDky5Jm0
キーマカレー

837 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 19:37:48.44 ID:JCKhYi/f0
ついに来たか


838 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 19:38:14.52 ID:2vWNvt3s0
二人の距離が一気に縮まったな

839 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 19:38:51.09 ID:jy5xc0qai
キマシタワー

840 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 19:40:34.64 ID:QSKmefr60
ヨッシャーーーー

841 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 19:41:47.29 ID:LJGvdypo0


842 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 19:42:44.69 ID:2vWNvt3s0
C

843 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 19:44:33.43 ID:CcOraYC60
これでもう、後戻りはできない。
私たちは友達でもなんでもないし、あかりちゃんが謝る必要なんてなくなった。
私だってあかりちゃんに対して同じことをしたんだから。

あかり「……ちなつちゃん」

寒いはずなのに、頭から足の先まで火照って仕方がなかった。
本当に好きな人とキスするのって、こんなにも恥ずかしくてふわふわして、幸せなんだと思った。
あかりちゃんがきょとんとした顔で私を見ているから、照れ隠しにもう一度――

あかり「……だ、だめっ」

はっと気が付いたあかりちゃんが、私を押し止めた。
暗闇の中、あかりちゃんの表情はよく見えなくて、唯一あかりちゃんを感じられる
繋いだ指先の力が、幾分か強くなった気がした。

あかり「だめ、だよ……」

844 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 19:46:58.13 ID:5vfRnF/o0
パンツかぶった

845 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 19:47:40.31 ID:80sB9VY40
木間市

846 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 19:48:33.07 ID:jLsljxkO0
木間市の土地がもうない

847 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 19:49:34.51 ID:on5FUmBX0
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        イ: : ! : : : |: :/   \: :ト 、: : |: : |: : |
       {ミ|: : |:l : : :|:/       `_ \|\|: : |  ピクッ
      ゝ: : |:l : : :| x====ミ    x====ミ|: iリ
      /|: : |:l : : :|               |イ
       | |: : |:l: : : |  l l l       l l l  l:!
       | |: : |ハ : : !、     r―;      イ:/
     / !: :.|: :li、: ハ>  .. _ ` ´_ .. イ: : jイ
    /:./l : !: :.|: :l| ゞ:ハ:_:_: ノ   ̄ l、: :.l: : :|:|
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848 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 19:53:03.63 ID:UF2hj4mYO
今北
どうやらグッタイミングのようで

849 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 19:55:53.83 ID:QSKmefr60
残り少なくなってきたけど終わるか?

850 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/08(火) 20:01:07.08 ID:JCKhYi/f0


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